シクラメンの育て方と手入れ

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シクラメン(カガリビバナ・ブタノマンジュウ)

シクラメン
科名サクラソウ科
属名シクラメン属
学名Cyclamen
別名カガリビバナ・ブタノマンジュウ
みずやり水を好む
場所室内
難易度初心者向け
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開花
植え
肥料
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栽培の特徴


育て方まとめ
●意外と枯らす人が多いが、コツをつかめば長期間楽しめる。
●冬の植物だが水を好む。底面吸水に水をためておく。
●暑い場所が苦手。人が生活するスペースでは管理しない。
●霜に当たれば枯れる。
●うまくすれば来年も咲く。

意外と枯らす
お歳暮に出回り、「春まで咲く」ということで人気のあるシクラメンですが、意外と枯らせる人が多いです。一番多いのが「暑さ」…実は人が生活するくらいの気温に置いているとすぐにグッタリとします。そのくせ霜に当たっても枯れる。面倒だなぁ、と思いますが、しかしこの条件さえクリアすれば、底面給水で水やりも楽、開花期間も長いといいことづくめ。人気があるのも納得です。

生育サイクル
シクラメンは雨季と乾季のある地域(中東とか)の植物で「涼しい雨季」が開花時期になり、それが日本で言うところの「冬」にあたります。乾季は当然「夏」です。よって冬に咲くといっても寒さに強いわけではなく、また暑いと休眠したいのでグッタリするわけです。

寒冷地・沖縄では育て方にコツがあるのでコチラを参考に。

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水やりと肥料


冬:底面給水が便利
シクラメンの鉢のほとんどが底面給水と言って、鉢底に水をためるモノが設置してあります。そこに水を切らさないようにしていれば、水切れで枯れることはありません。
底面給水ではないタイプの鉢の場合は、土が乾いていたら水をしっかりとやってください。シクラメンは冬の植物の割には水を好む植物です。底面給水ではないタイプは購入しない方がいいです。
底面給水のタイプであっても、たまには土の上から水をやってください。土の中や土の上に肥料があり、底面給水だと、吸い上げきれずに肥料が行き渡らず、花つきが悪くなる場合があります。

球根部分には水をかけないで
土から飛び出している球根部分に水が掛からないようにしてください。球根は湿気に弱いです。一回でも水をやれば枯れる――という訳ではありませんが、毎回球根に水が掛かっていると徐々に傷んできます、という感じです。

夏の水やり
夏は休眠します。生育もしないため、乾燥した状態で夏を越します。水をむやみにやると腐ります。風通しの良い場所で管理してたまに球根に水を掛けてやります。もしくは一切水を切ります。
●ヘデリ(品種名)なら夏は水は一切やらない。
●葉っぱが一枚でも出たら、水はやってください。
●品種によっては夏に休眠したりしなかったりです。葉っぱがあるなら水をやる。無いなら水は控える。どちらにしても涼しいところで管理してください。
●夏場はゴツゴツした球根しか見えないために、家族にゴミとして捨てられることが多い。前もって話しておきましょう。

植え付け・植えかえ・種蒔き



夏越し
シクラメンを来年も咲かせるためには夏越しが大事になります。夏越しは冬に完全に休眠させる方法と、休眠させないでチラホラと葉っぱを残すやり方と二種あります。初心者は休眠させる方が簡単です。

二年目は花が少ない……
夏越しに成功しても、購入時のように綺麗にはなりません。球根から葉っぱがちょろっと出るだけです。シクラメンの生産農家のテクニックはやっぱり凄い……夏越しは試しにやる程度にしておき、失敗したら処分するのが気楽。
●5年前後で突然枯れることが多い。
●花を放置していると「種子」が取れて、撒けば株を増やすことが出来る。種を洗って保存。9月に撒く。15度で発芽、発芽まで40日以上。3ヶ月掛かることがあるとか。発芽した一年目に開花する。
●発芽は二ヶ月以上なんてのは珍しくない。気温が高いと腐りやすい。湿度が低いと芽が出ない。意外と条件が厳しいので当てにせずに気長に待つのが気楽。ハウツーどおりに厳密にやるとストレス
●種子を作ると株に負担がかかり次の花が咲かなく成るので、普通は花がしぼんだらすぐに根元から抜く。
●大きな鉢に植え替えると大きく育ちやすいが、水が残って球根が腐りやすい。前回より一回り大きい程度に留める。

管理場所・日当たり


冷暖房の風に注意
適した温度は15度以下、5度以上。霜にあたると枯れます。冷暖房の風は非常に乾燥しているので、これに直に当たると乾燥でしおれてしまいます。

暖かすぎるのも駄目
適した気温は15度以下。一般的に人が生活する場所は18度でこの場所では暑さでグッタリとしてしまいます。なのでシクラメンの一般的な管理場所は玄関などの涼しい――というか人にとっては寒いくらいのところ。でも凍結しない程度の寒さでお願いします。

置き場所の詳細

●夏に戸外で管理すると虫にやられる。グリーンベイトなどで防虫を。

その他


終わった花は抜くようにしましょう!
花が終わったら、葉っぱの中に指を突っ込んで根本からひねって抜きます。プチって音がします。ハサミで切ると、切り残しが腐って病気の元になります。
●葉っぱに白い糸が絡み付いていたらハダニを疑う。乾燥すると発生しやすい。ハダニにはベニカXを。
●ダニやその他の虫がが植物の成長点(芽の先)で汁を吸うと奇形になる。
●指で球根を押してみて凹んだら、それは腐っているか、中身を虫に食べられています。
ダンゴムシは腐ったものから食べる。なので害にはならない、と想いがちだが食べるものがなくなると生も食べる。意外とヤバイ。
ガーデンシクラメンとは全く違う。
●黄花系シクラメンは割と希少。
●葉っぱが黄色くなって枯れた場合、病気や日照不足の可能性もあるが、単に葉っぱが入れ替わる時期だった可能性もあるので、様子を見る。
●斑入りは弱い。これはどんな植物でもその傾向がある。花は「赤」が一番持ちがいい。ただし、気にするほどの差は無い。
●コウム(品種)は葉っぱが小さく、生育も遅い。

葉組み
シクラメンは球根の上部に日光が当たらないと花が咲きません。2年目以降は10月くらいに葉組みをして、球根上部に日光が当たる様にしてやります。シクラメンの花が中央に寄っているのは葉組みをしているからです。

病害虫と対応の農薬
萎ちょう病→ベンレート水和剤
はいかび病→トップジンM水和剤

特徴・由来・伝承

明治以降に入ってきた植物ですが、その色合いや姿が日本人好みなのか、冬のギフトの定番となっています。花をよく見ると、グロリオサのように、花びらがひっくり返って咲いているのが分かります。

燃え盛るかがり火のようであることから、カガリビバナ。
また、球根の形状から「豚のまんじゅう」という別名もあります。これはシクラメンの球根が(有毒にも関わらず)大航海時代以前では保存できる食料として利用されていたからです。ジャガイモの普及にシクラメンは食料から観賞用になりました。
うつむいて咲く理由
シクラメンは雨季と乾季のある地域の植物で、花は下を向いて咲き、花びらを上へと反り返らせます。これは雨に当たって花粉が流れていかないようにするためです。
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