月下美人の育て方

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月下美人(ゲッカビジン)

月下美人
科名サボテン科
属名クジャクサボテン属
学名Epiphyllum oxypetalum
別名ゲッカビジン
みずやり乾かし気味に
場所外の半日蔭
難易度上級者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴


珍奇栽培植物として人気
熱心なガーデニング愛好者の間で人気。お店先ではほとんど売っていません。お店先で売られている小さな鉢から開花するまで育てるには2年か3年かかります。育てるには覚悟と愛が必要です。
先で売られている小さな鉢から開花するまで育てるには2年か3年かかります。育てるには覚悟と愛が必要です。

月下美人の花
花は、夜に咲き始め翌朝までの一晩でしぼみ、小さな株は一年に一回しか咲きません。1回花が咲いた後は株が弱りますが、その時期にしっかりと日にあて、肥料を与えてやるともう一度咲きます。

森林性サボテンで比較的水を好む
自生地はメキシコの森林です。クジャクサボテンドラゴンフルーツなどと共に森林性サボテンと呼ばれます。サボテンといっても砂漠や乾燥地帯で育つ植物ではないので、サボテンといっても水は必要とします。
しかし、水のやりすぎ、肥料(特に窒素分の多い肥料)のやりすぎ、つまり多湿と多肥料が起こると生殖機能が低下し花が咲かなくなります。株自体は大きくなります。それ以上の過湿、多肥状態になると根腐れをおこしますので水遣り、肥料は控えめにしましょう。

冬は屋内で育て室内温度に気をつけましょう。
基本は熱帯、亜熱帯性でそだつ植物であるので温度管理が必要です。冬は必ず屋内で育てましょう。屋内では耐寒温度8度から10度を目安に温度の管理をしましょう。 強い株に育てるには休眠も必要です。なるべく暖かくしすぎないようにしましょう。(例:10度以上)
まとめ
●開花するまで時間がかかり、開花期間はたいてい夜から咲いて一日のみ。育てるにはスキルと忍耐と愛が必要。
●開花する前にあまり水や肥料をあげると花が育たたない場合もあり、開花時期は肥料を控え、少し乾かし気味にするほうが良い。
●寒さに弱く、温度管理が必須。
●比較的水を好む多肉植物ですが水のやりすぎに注意。
●森林性サボテンで夏に成長し、冬は休眠します。冬は水遣りも肥料もほとんどなし。
●環境の変化に弱いので特に屋内から外へ移動させる際は直射日光や温度に徐々に慣れるようにさせる。
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水やりと肥料


夏暑いほど」生育が盛んになります
夏の暑い間は土が乾いたら水はたっぷりとあげましょう。
つまり夏の間に限っては普通の植物と同じ水やりでかまいません。
それ以外の時期は春から秋にかけては土の表面が少し乾いてから、中1日開けて水遣りを適度にすると良いでしょう。
●年間を通して、水は控えめにします。水が多いと月下美人は開花しづらくなります。


冬は10度以下で休眠します
10月以降、冬のために徐々に水を控えていきます。休眠中は月二回程度の水やりにしていきます。その後気温の上昇と共に、水やりの頻度を増やしてやります。
●具体的に何日に1回という風に書くことが出来ません。それは環境によって水やりの頻度が全く違うためです。まずは植え込み材料を触ってみて、徐々に感覚を掴んでいってください。

受け皿に溜まった水を放置すると根が腐ってきます。月下美人のような多肉植物はある程度の水遣りが必要ですのでその後のみずはけに必ず注意しましょう。

肥料
肥料は生育期(4月から10月)には薄い液肥を10日に1回か二週間に1回与えます。出来ればリン酸の多い肥料をあげると花が咲くやすくなり大きな花が咲きます。
生育期は肥料をたくさんほしがるので切らさないようにして冬は肥料は与えないようにしましょう。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

詳しくは月下美人の植え替えと挿し木をご覧ください。

管理場所・日当たり

気温が下がるとともに屋内で
春~秋までは戸外の半日陰で管理します。真夏は直射日光が強すぎるので明るい日陰に移動させてください。
●多少、葉っぱが黄色くなるくらいに強い日光を当てた方がいいです。

冬は室内に取り込んで明るい場所で管理します。
冬も8度以上欲しいので、人が生活している場所で管理しましょう。ただし冷暖房が当たらない場所で管理してください。
●5度以下にならないようにします。人が昼間に生活していて暖房がかかっている場所は夜中になっても5度以下にはなりません。ただし窓の近くは氷点下になることがありますので、夜中は窓から離します。
●水を控えることで、月下美人の「水分」が減り、体液が濃くなり、寒さに強くなります。水を控えると0度近くまで耐寒温度が下がります。
●冬の間も10度以上を保つと、冬でも生育して、夏に開花しやすくなります。
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その他

●よく植物園で「月下美人」展をしています。本来は夜咲く植物なのですが、昼に咲いています。これはつぼみが膨らんだときに電灯で昼夜逆転するように処理しているためです。
●夜の女王(クイーンオブナイト)は4~5稜、大輪柱が7~8稜です。稜とは茎の形のこと。例えば4稜とは茎が四角形になっているということ。四角形といっても正方形や長方形ではなく、不等辺で不等角です。

特徴・由来・伝承


1メートル以上成長すると花芽が形成され、夜に咲き始めて朝方までにはしぼんでしまうその儚さと名前のインパクトから、音楽の題材になったり、漫画の題材になったりするサボテン科の植物です。
ゲッカビジンの花は非常に大きく、茎がしっかりとしています。これは原産地のメキシコ熱帯雨林のコウモリがゲッカビジンの花粉を運ぶ役割をするためです。咲いている間に他家受粉(別のゲッカビジンの花粉が運ばれて受粉すること)がなければ、花はしぼみやがて腐ってしまいます。
かつて日本で普及しえ煎るゲッカビジンはメキシコから持ち帰った1つの株から挿し木と株分けで増えたクローン体だったために、受粉しても実りませんでした。最近では複数のゲッカビジンのクローン体が出回っているので受粉させれば実りやすくなっています。
ちなみに輸入業者が「食用月下美人」と称しているものは日本では流通していないクローン体を輸入したものです。
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