ボタンの育て方

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ボタン(牡丹・花神・花王・ボウタン)

ボタン
科名ボタン科
属名ボタン属
学名Paeonia suffruticosa
別名牡丹・花神・花王・ボウタン
みずやり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴


ボタンは「木」。同じボタン科ボタン属の芍薬(シャクヤク)は多年草
花が終わったら花を摘む
花が咲いたあとはその花がしぼんでしまう前に摘み取ってしまいます。花は実を付けようとそちらに栄養を回し、次の花が咲きづらくなります。
ボタンはツボミが出来たときに、咲かせるつぼみを残して他のツボミを指で摘み取ってしまいます。こうすることで、栄養を1つの花に集中させ、花を大きくさせます。ツボミを取らずに放っておくと、花が小さくなるだけでなく、株が弱くなり、翌年にも悪影響があります。

まとめ
●乾燥に強い。水のやりすぎに注意。
●といっても、あまりに乾燥させると株の生育が鈍くなる。
肥料は根に当たらないように。
●日当たりを好むが、真夏の酷暑に弱い。
肥料喰い。
剪定は必ずやる。

水やりと肥料

鉢植えの場合は土が乾いていたら水をしっかりとやります。鉢底から水が染み出すくらいにしっかりとやります。ボタンは乾燥(水切れ)が何度もあると生育が鈍くなりますが、水のやりすぎ(過湿)にすると根腐れします。
地植えの場合は真夏以外は水をやる必要はありません。降雨だけで充分です。

肥料
ボタンは肥料喰いです(生育するために肥料を多く必要とする)。
庭植えの場合は、2月3月に有機質の肥料(完熟堆肥、ケイフン、腐葉土など)を根のまわりにすき込みます。

5月6月の開花後に緩効性の化成肥料を適量、根元から少し離して施します。肥料が根に当たると根が痛みます。
9月10月の新しい根が出る前に、緩効性化成肥料と骨粉又はリン・カリ肥料を、根元から少し離して与えてください。
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植え付け・植えかえ・種蒔き


植え付け時期
ボタンは10月に新しい根が伸び始めます。なので10月中旬までに植え付けるのが理想。10月中旬以後に植えることも出来るのですが、新しい根が出るのが遅くなるので、根付きが悪くなり、後々の生育が悪くなります。遅くとも12月までに植え替えをしましょう。

用土
赤玉土5に腐葉土3と川砂を2の水はけのよい土を用意します。庭植えする場合で、水はけの悪い土ならば、川砂を足して水はけをよくしてください。
植え付けの際に堆肥と鶏糞を土に混ぜます。

庭植えの手順
まずは根の1.5倍か2.0倍の穴を掘ります。実数だと30センチから40センチの深さです。掘り返した土に腐葉土か堆肥を5リットルほど混ぜてから半分ほど戻して、株を埋めます。
ボタンは大抵、芍薬の根に接木しています。接木した部分がちゃんと土の中に埋まるように植え付けをします。ボタンは深植えします。8割型、土を戻したところで水をやり、最後に残りの土を戻します。10センチの盛り土にします。盛り土にして接木の「継ぎ目」が埋まるようにします。
●継ぎ目より下は芍薬の根です。継ぎ目より上まで埋めることでボタンの根を出させます。

大きくしないためには鉢植えで
ボタンは剪定しても年々、大きくなります。老年になると剪定も厳しくなります。鉢植えにすることで大きさを抑えることも出来ます。

管理場所・日当たり

ボタンは日当りのいい場所が好ましいですが、真夏の暑さに弱く、暖地では真夏の直射日光はボタンには耐えられず、弱ってしまいます。真夏だけは半日陰へと移動させるか、最初から半日陰で管理します。

ボタンは耐寒性があり、乾燥に強いです。
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その他


剪定の全体論
ボタンの花芽は陽の当たる枝先につきます。よって枝が混み合っていると咲きづらいです。剪定をして枝をさばいて、満遍なく陽が当たるようにしないと大きな花は咲きません。11月には花芽が目視できるようになります。花芽が見えたら、花芽が残るように剪定します。

具体的な剪定(花後)
花が咲いた後に、葉っぱの付け根から新芽が出ます。この新芽を全て放置していると、後々に枝が伸びすぎて枝が混み合い、花芽に陽が当たらなくなり開花しづらくなります。また、枝が混み合うと風通しが悪くなり、病害虫が発生します。
そこで、幹から二つの新芽を間引いてしまいます。これをすることで、大きな花も咲きやすくなります。

具体的な剪定(冬)
冬になり、落葉したら、花後に剪定した時に残した「二つの新芽」より先の枝を落としてしまいます。11月になれば花芽がはっきりと分かりますので落とさないようにします。また細い枝や、古い枯れた枝を落としてしまいます。
●株元から新芽が出ていませんか? それは台木である芍薬の新芽です。その新芽を放置していると芍薬の株になってしまうので、その新芽は切ってください。

病害虫
灰色かび病、白絹病、根コブセンチュウ、カイガラムシが発生します。発生したらすぐに対応します。

特徴・由来・伝承


中国原産で、薬用とされていましたが、「花の王」とされ観賞用花のなかでも珍重されるようになりました。芍薬(シャクヤク)に似ていることから「木芍薬」と呼ばれたこともありました。

シャクヤクとは近縁関係にあり、接木の台としてシャクヤクを利用すると育てやすいため、出回っているボタンはシャクヤクの接木のものがほとんどです。
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