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アゲラタムの育て方

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アゲラタム
目次
アゲラタムとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ・種蒔き
管理場所
病気・害虫
刈り込み
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学名などの基礎データ
アゲラタムの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
アゲラタム
科名
キク科
学名
Ageratum houslonianum
別名
カッコウアザミ
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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アゲラタムとは?

アゲラタムは熱帯アフリカ原産のキク科アゲラタム属(カッコウアザミ属)の一年草扱いの日耐寒性多年草。青紫・濃ピンク・白など花いろも各種ある、春〜秋の定番ガーデニング材。日本で流通しているのは、カッコウアザミ(Ageratum conyzoides)とオオカッコウアザミ(Ageratum houstonianum)とこれらの交配品種です。

春に出回るアゲラタムの苗を植えつけると春から秋まで花が咲きます。寒さに弱いので初冬(11月くらい)に入ると枯れてしまいますが、終わった花を摘み、傷んだ葉を摘んでいると、非常に長い間楽しめる植物です。ただし見た目が好みじゃない人もいます。

別名カッコウアザミと言われる様に、花はアザミに似ています。青い花を咲かせる植物で、しかも長く楽しめるモノは他に無いです。育てて損は無いですね。初心者がトライするには最適です。

一年草扱いですが、本来は多年草で15度以上を維持していると周年、開花します。
草丈15cm(矮性)〜80cm
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水やり

庭植えの水やり

庭植えの場合は自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。あまりに乾燥する真夏は様子を見て水やりをしてください。

鉢の水やり

鉢植えの場合は、鉢の土の表面が乾いていたら鉢底から水が出るくらいに、水をタップリとやってください。ずっと土が濡れていると茎ばかりが伸びて花が咲きにくくなるので、「なんか咲かないなぁ」と思ったら水を控えてください。

真夏は蒸れて傷みやすいので、水を控えてください。ただアゲラタムは乾燥するとハダニがつくかもしれません。ついていたら防ダニ剤を撒いてください。

肥料

アゲラタムは痩せ地でも育ちますので、肥料は控えめがコツです。開花時期は様子を見つつ、液体肥料を水で薄めて10日に1回(目安)ほどあげてください。もしくは一ヶ月に一回、化成肥料をやってください。肥料が多いと、葉茎が伸びて徒長して、花が咲きにくくなりますので、様子を見て調整してください。

植え付け・植えかえ・種蒔き

時期

種をまいても簡単に育てられますが、普通は春(4月〜5月あたり)にポット苗を買って植え付けをします。
アゲラタムから種子を採取して毎年、まいて育てることもできますが、個体差が大きく出てしまい、綺麗ではありませんから、毎年種を買うか、ポット苗を植えた方が良いです。

挿し芽でも増やせます。

用土

市販されている花と野菜の土で植え付けをします。自作する場合は赤玉土腐葉土3や、赤玉土5腐葉土3川砂(パーライト)1を混ぜたものを利用します。

鉢植え

鉢は7号鉢8号鉢に1苗を植えます。プランターなら横に二つか三つ植えます。

鉢の底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、網の上に鉢底石(軽石)を2cmか3cmほど入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。

冬に枯れるので植え替えることはないです。

庭植え

庭土を20cm〜30cmほど掘り返して、庭土に腐葉土か堆肥を2割ほど入れてよく混ぜて用土とします。用土を半分戻して、苗を入れ、用土で埋めていきます。苗は20cm〜25cmの間隔を空けて植えてください。最後にしっかりと水をやって、完成です。

種まき・育苗

4月〜5月にビニールポットに用土を入れ、種を数粒まいて、乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理していると発芽します。発芽まで7日です。発芽したら間引きして、根がポットに広がったら庭植えや鉢に植え替えをします。発芽温度は20度から25度。

管理場所

出来るだけ日光に当ててあげるとよく咲きます。日光が不足すると葉っぱの色が薄くなって弱るのでしっかりと日光に当てましょう。

夏の直射日光と加湿には弱ってしまいます。鉢植えの場合は半日陰に移動するか、寒冷紗などで遮光するといいです。植え込みの場合は、夏前に刈り込んで傷んだ葉っぱを取り除いて風通しをよくしてやりましょう。

夏の高温や湿度でアゲラタムの株は弱まりますが、枯れるわけではありません。無理に日陰に移動させる手間を取るより放置しておいても構いません。ただ、水切れしないように、マメに水やりをしましょう。

秋になればまた元気になり、霜が降りるまで咲き続けます。

病気・害虫

ハダニ
乾燥するとハダニが発生します。葉っぱに水をかけることで予防できるんですが、アゲラタムは夏に過湿して蒸れると傷んでしまうので、夏は乾燥しがちで発生しやすい。農薬を散布して駆除する方が早い。

灰カビ病
梅雨時期には過湿で灰色カビ病になります。梅雨前に、刈り込んで風通しを良くすると良いです。

刈り込み

アゲラタムは過湿が苦手で、蒸れないようにするのがコツです。枯れた葉っぱは梅雨前・夏前もしくは定期的にむしり、風通しが悪いようならば、枝をさばいてやります。
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