ゼラニウムの植え替えのまとめ
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ゼラニウムの植え替え
このページでは
ゼラニウム類(ゼラニウム・
アイビーゼラニウムなど)の植え替えについてまとめています。植え替えは2年に一回を目安にしてください。
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ゼラニウムの植え替え時期
頑健な植物に関しては問題ないのですが、開花しているときというのは植物は「花」にエネルギーを注いでいて、開花している時に植え替えると植物はダメージを食らって弱ってしまいます。ゼラニウムもそうで、基本的な植え替えの適した時期は、本格的に活動が始まる前か始まった直後の3月、花の咲いていない時です。4月以降になると開花しているので、「植え替えない」方が適切。
3月も下旬になるとチラホラと開花している地域も多いので3月に入ったら早めに植え替えが良いです。
3月に植え替えできなかった!!どうする?
ゼラニウムは根の張りが早く、
根詰まりすることがあります。根詰まりを放置すると枯れてしまいます。もしも3月の植え替え時期を逃してしまったら…? 3月は人間だって出会いと別れの季節(というか配置移動の季節)で、忙しいものです。ゼラニウムに構ってる場合じゃないってこともあります。
ゼラニウム・アイビーゼラニウムの場合の4月以降の植え替えは「土を落とさないで一回り大きな鉢に植え替え」をします。土を落としたり根を切って刺激を与えると良くないです。
ゼラニウムは「土を落とさないで一回り大きな鉢に植え替え」をするならば、真夏と冬以外ならばそうそう枯れない。
店頭に並んでいるゼラニウムはほぼ根詰まり寸前。4月5月あたりに購入したら土を落とさないでひとまわり大きな鉢に植え替えることで、根が広がり元気になります。本当にすごく元気になります。
用意するもの
用土
新しい
用土を用意します。一度他の植物を植えて使った古い土を使う場合はリサイクルしてください。新しい用土を購入するのが普通で、失敗しません。
用土は
のどれかを使います。
ホームセンターで「ゼラニウムの専用土」が手に入るのであればそれが便利で安上がりです。
用土に関しては以下のページも参考にしてください。
鉢
古い土を落としていいのであれば、現在植えている鉢か同じ大きさの鉢に植え替えてもいいです。古い土を落とさない場合は、一回り大きな鉢を用意します。ひと回りというのは1号か2号ほど大きい鉢のことです。プラスチックの鉢でもいいです。ゼラニウムは場所を移動させるので軽い鉢にしとくのが無難です。
あと、ゼラニウム類は
鉢の大きさが6号程度に抑えておくと移動しやすいし植え替え作業も楽で良いです。
鉢底石・鉢底網
鉢底網(鉢底に敷く網)、鉢底石(
軽石)を用意します。どちらもホームセンターで売っています。ネットで購入してもいいです。
ゼラニウムの植え替え手順
古い鉢から株を抜く
古い鉢から抜きます。大抵は鉢をトントンと叩くとスポっと抜けます。乾燥させた方が抜けやすいですので、水を切っておくといいです。どうにも抜けない場合は鉢をハンマーで叩き割ります。
土を落とすか、落とさないか
上にも書いていますが、ゼラニウム・アイビーゼラニウムは3月の開花していない時期ならば土を三分の一ほど落として、変色した根を消毒したハサミで切り落とします。それ以外の時期に植え替える場合は、土を落とさないで、ひと回り大きな鉢に植え替えます。
植え替える
鉢底に網を敷いて、土が流れ出ないようにして、その網の上に2センチから3センチほど軽石を敷きます。軽石は土が流れ出ず、また
水はけを良くするものです。その軽石の上に株がちょうどいい高さになるように用土を入れ、その上に株を入れて隙間に土を詰めていきます。
●土を落としていい植え替えをする場合は、同じ大きさの鉢に植え替えることもできる。
●土を落とさない植え替えをしていると、鉢は植え替えごとに大きくなる。大きくなると作業・移動が辛くなってきます。
挿し木して株を作って更新し小さく仕立て直し、大きすぎて手に余る株は廃棄する勇気を持ちましょう。
鉢を軽く叩くと隙間ができるので、その隙間に土を詰めて行きます。ギュっとしないでください。ギュっとすると根を傷めます。隙間ができなくなったら水をやります。鉢底から水が出てくるまでやってください。
剪定
剪定は植え替えの前にしてもいいです。
植え替えはゼラニウム・
ペラルゴニウムにとって「
ストレス」でダメージがあります。そこで地上部を剪定して減らすことで根の負担を減らしてダメージを軽減します。ダメージを減らすことで回復を早めます。
3月・9月の植え替えの場合は枝に新芽が残るようにして、全体を半分くらいに
切り戻します。新芽さえ出ている部分があればそこから新しい葉っぱや茎が出てくるので適当でいいです。新芽さえ残っていれば。
ゼラニウムの3月以外の植え替えの剪定…開花しているときに植え替えすることもありますよね。剪定するってことは花が咲く部分まで落としてしまうことになります。開花しているときは剪定しないでもいいです。せっかく、土を落とさないで植え替えをしているんだし。でも、選定して多少は身軽にした方がいいのはいいです。まー、普通は剪定しない。そんな弱い植物じゃないし、珍しい植物でもないし。気にしない。
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