ベニバスモモ(紅李・紅酸桃・赤葉桜)

科名 | バラ科 |
属名 | サクラ属 |
学名 | Prunus cerasifera var. atropurpurea |
別名 | 紅李・紅酸桃・赤葉桜 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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ベニバスモモの育て方
育て方の概要バラ科の落葉高木。葉っぱが赤いスモモ。新芽は赤く、その後は赤がくすんでいくが秋に寒さに当たって濃い赤になる。冬には落葉する。4月前後に開花し、果実がなって夏には熟す。ソメイヨシノと花がよく似ている。開花はソメイヨシノより一週間ほど早い。果実は食べられるが酸っぱくて食べたいものではない。自家結実性で果実は一本からなる。ベニバスモモは収穫目的より鑑賞用のもの。
樹高樹高10m(剪定すれば3m程度にできる)・横幅は2mから4m
まとめ
●ベニバスモモはバラ科の落葉高木。ソメイヨシノに似た花が咲く。
●剪定は花後(5月かた6月)にする。夏に翌年の花芽をつけるために、夏以降に剪定すると花がなくなる。ただし、収穫目的で植えることは少ないので、気にせず剪定して小さくまとめる。大きくなる品種では巨大化して手に余る。
●北海道南西部から沖縄まで育つ。
●日当たりで。
●寒さに強く暑さにも強い。育てやすい庭木。
●ベニバスモモはバラ科の落葉高木。ソメイヨシノに似た花が咲く。
●剪定は花後(5月かた6月)にする。夏に翌年の花芽をつけるために、夏以降に剪定すると花がなくなる。ただし、収穫目的で植えることは少ないので、気にせず剪定して小さくまとめる。大きくなる品種では巨大化して手に余る。
●北海道南西部から沖縄まで育つ。
●日当たりで。
●寒さに強く暑さにも強い。育てやすい庭木。
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水やりと肥料

庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。
肥料
1月に固形油粕をやる。
植え付け・植えかえ

落葉している時期(10月から3月)は普通に植えてもいい(根をいじったり、土を落としても大丈夫)が、3月以降…葉っぱが付いている時期は根をいじらないようにする。葉っぱが生えている時期に根をいじると生育不良を起こして最悪枯れる。
用土
水はけの良い、肥沃な土を好む。庭植えにするのが一般的だが、常識的な水はけの土なら問題なし。庭土に3割ほど腐葉土か完熟堆肥を追加してよく混ぜて植える。鉢植えにするのは一般的ではないが、「花と野菜の培養土」で植える。
植え付け・植え替え
庭植えの場合は、根鉢の二倍か三倍の深さと大きさの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
管理場所・日当たり
日当たりのいい場所で育てる。北海道南西部から沖縄まで育つ。
剪定・果実の間引き
剪定夏の翌年の花芽ができる。夏以降に枝を落とすと翌年の花が咲かなくなる。剪定は花が咲き終わった5月から6月あたりにすること。7月以降には剪定しない。成長が早く、毎年剪定しないと巨大化して手に負えなくなる。ので花芽とか気にしないでしっかりと剪定する。
芯止め
芯…樹木の一番高い部分…成長点を切ることで生育を止める剪定のこと。ベニスモモは大きくなる品種もあるので、手に余る大きさ…大体2m以上になったら芯止めをする。
参考芯止
果実の間引き
大きく育ったベニバスモモは放置でもいいが、木が小さいうちに果実を沢山つけると果実が落ちる(生理落果)。木が小さいうちは果実をつけないようにし、葉っぱを茂らせるようにする。果実は枝15cmに一個程度に間引くといい。
●ただしベニバスモモは果実収穫を目的に植えない場合がほとんど。
特徴・由来・伝承
ソメイヨシノと花が似ていて、開花時期も近い。間違えることが多いが、葉っぱが出れば違いは歴然。ベニバスモモは葉っぱが赤く、ソメイヨシノは葉っぱが緑。またソメイヨシノが花が散ると新芽が出るのに対して、ベニバスモモは開花とともに葉っぱが出てくる。原産地はアジア西南部・コーカサス。
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