ヒノキ・グロボーサバリエガータの育て方
目次
グロボーサ・バリエガータとは?グロボーサ・バリエガータの水やりグロボーサ・バリエガータの肥料植え付け管理場所・日当たり病害虫剪定関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- ヒノキ・グロボーサバリエガータ
- 科名
- ヒノキ科
- 属名
- ヒノキ属
- 学名
- Chamaecyparis obtusa ‘Globosa Variegata’
- 耐寒
- マイナス30度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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グロボーサ・バリエガータとは?
グロボーサ・
バリエガータは
ヒノキ科ヒノキ属の常緑高木のヒノキの変種。グロボーサは球形のことで
矮性種を指し、バリエガータは斑入りのこと。どちらも品種名・
学名でよく見かける単語。
ニオイヒバにグロボーサ・オーレアがあるが別属。
ヒノキの仲間なので日本の気候が合っていて暑さ・寒さに強くて、育てやすく、また矮性種で大きくなりづらい。斑入りは人によっては「
病気」に見える。綺麗かどうかはあなたの感性次第。
生育速度は一年で20cmくらい伸びるが、条件が悪いともっと生育が遅い。
グランドカバーにも使われることがある。
冬になると褐色になる。
樹高1.5m
最初に簡単にまとめ
●グロボーサ・バリエガータはヒノキ科のヒノキの
園芸品種。
●樹高は矮性で、葉っぱの一部に斑が入る。
●
水やりは普通。庭植えした場合は自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。
●2月・10月あたりに
肥料をやる。肥料が少ないと葉色が悪くなる。
●球形に適当に
剪定する。
●病
害虫はほとんどない。
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グロボーサ・バリエガータの水やり
庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。植え付けて二年ほどは根が広がっていないので、庭植えでも様子を見て水やりをしてください。
グロボーサ・バリエガータの肥料
2月か3月に緩効性化成肥料(か
油粕)をやる。肥料をやると春以降の新芽の生育が良い。肥料が不足すると葉っぱが少なくなり、斑入りが鈍くなるので肥料はあった方がいい。ただ、肥料がなかったからといって枯れるわけじゃない。
10月あたりにも肥料をやる。これは夏の間に減った栄養を補うため。
植え付け
時期
秋から3月の新芽が動き始める前までに植え付けをします。寒冷地では冬は避けます(というか植えられないだろうけど)。よって春(3月)と秋(10月から12月)あたりに植え付け・植え替えをします。
鉢植えの場合は
根詰まりする前に植え替えをしましょう。鉢底から根が出ていたら根詰まり寸前です。植え替えを検討します。
用土
鉢植えなら
ホームセンターや園芸店で販売している市販の
培養土で植え付けましょう。自作する場合は、
赤玉土と小粒の土を6:4の割合で混ぜます。庭に植える場合は、庭の土に3割程度の量の
腐葉土や
堆肥を混ぜてから植え付けましょう。
庭植えの手順は?
庭植えの場合は、根鉢の二倍か三倍の深さと大きさの穴を掘って、穴の底に緩効性肥料を入れて、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
●植え付けの時は根についた土を落とさず、根を崩さず、いじらないで植え付けた方が植え付け後の回復が早い。
●株に布が巻いてある場合は布は取り除かずに植える。布はいづれ腐って消える。
●植え付けてしばらくは横風に弱いので支柱を立ててくくりつけた方がいいです。
管理場所・日当たり
日当たりか
半日陰で育てる。半日陰とは1日のうち半日日光が当たる場所か、木漏れ日が当たる場所のこと。夏の強い直射日光には斑入りの部分が
葉焼けすることがある。ただ、それで枯れることはないので日当たりで育ててもいい。
病害虫
スギドクガ
幹近くの葉っぱから食べるので、ぱっと見には分からない。根元にフンが落ちていたら内部にいるので見てみる。鮮やかな黄緑色の体に茶色と白色のまだら模様がありすぐ分かる。ドクという名前がついているが、幼虫でも成虫でも毒はない。
ミノガ
ミノムシのこと。葉っぱを食べる。ただし、ミノムシが寄生虫で絶滅寸前になっているため、最近は被害がない。
剪定
3月に全体を球形になるように剪定する。毎年するといいが、しなかったからといって、そこまで乱れない。剪定すると脇芽が出てより密になる。
●ヒノキの葉っぱは二年で落葉する。これは健康的な生理現象。
●二年で落葉するので、古い葉っぱだけが残るように剪定すると、しばらくすると枯れ込んでしまうこともある。新しい葉っぱが残るように剪定する…よくわからない場合はあんまり気にしないで剪定してもいい。
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