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斑入りパキラの育て方

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斑入りパキラ
目次
斑入りパキラとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
病害虫
剪定に注意!
関連記事
学名などの基礎データ
斑入りパキラの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
斑入りパキラ
科名
アオイ科
属名
パキラ属
学名
Pachira glabra Variegata
別名
パキラバリエガータ
水やり
水控え目
場所
室内
難易度
上級者向け
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斑入りパキラとは?

斑入りパキラ(パキラバリエガータ)はアオイ科のパキラの斑入り品種。斑入りの部分は葉緑素が抜けているために、斑入り品種は緑葉より弱い。白い部分が多い個体は尚更に弱いです。なので緑葉のパキラに斑入りパキラを接木していることが多いです。その場合、台木の部分から緑葉が生えてくることがあり、よく分からないで剪定していると、全部が緑葉のパキラ…ようは普通のパキラになっていることがある(そもそも緑葉の方が元気がいいので)。

基本的に斑入りパキラは弱く枯れやすいので、普通のパキラが育てられない人は手を出さない方がいい。

育て方の詳細は
パキラの育て方…室内観葉の定番だけどよく枯れる…長く栽培するコツは?
パキラの育て方…室内観葉の定番だけどよく枯れる…長く栽培するコツは?
アオイ科パキラ属pachira glabra
を参考に。
その他の斑入り代表的な植物は
斑入り葉の植物の一覧
斑入り葉の植物の一覧
一覧まとめ
を参考に。

育て方のまとめ

●斑入りパキラはアオイ科パキラの斑入り品種で常緑高木。
●直射日光に葉焼けしやすい。普通のパキラよりも葉焼けしやすい(特に白い斑入り部分が葉焼けしやすい)ので置き場所の選定が難しいかもしれない。
●緑葉のパキラに接木していることが多く、よく分からないで剪定して斑入りパキラ部分をすべて落とすことがよくある。
●その他の部分に関しては育て方はパキラと同じ。
●土が乾いたら水をやる。
●生育時期に肥料をやる。
●普通のパキラが育てられない人は育てない方が無難。

品種・仲間

品種・仲間
ネットでは以下の斑入り品種の名前が見られるが、品種じゃなくて「商品名・流通名(業者が勝手に付けている名前)」かもしれない。ちなみにミルキーウェイがよく見られる。
パキラ・ホワイトタク
パキラ・ミルキーウェイ
パキラ・ミルキースター
パキラ・ホワイトスター
パキラ・ムーンライト
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水やり

鉢植えの水やり
土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。乾燥に強く、過湿に弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。受け皿の水は捨ててください。
●冬は生育が鈍くなっているので土が乾いてから数日経って水をやります。

葉水

斑入りパキラは室内で育てることが多く、冷暖房がかかっていると乾燥しやすい。湿度が50%以下ならば霧吹きで葉っぱに水を補給してやるとよい。特に冬は気温が下がって、水を吸い上げる力が弱るため、土への水やりは控えて、霧吹きで葉っぱに水をやるとよいです。これを葉水といいます。
●パキラは熱地雨林の植物で高湿度の環境を好みます。葉水は年間を通してやるといいです。

肥料

生育期間の5月から9月に二週間に一回液体肥料をやる。もしくは一ヶ月に一回緩効性固形肥料をやる。

植え付け・植えかえ

詳細は
パキラの植え替え手順…時期・適した鉢は?用土は?
パキラの植え替え手順…時期・適した鉢は?用土は?
栽培のコツ
を参考に。

管理場所・日当たり

一年中室内の明るいところで管理するか、春から秋は戸外の日陰か半日陰で管理し、冬は室内の日当たりで管理する。耐寒温度は5度あたりで、昼間に暖房がかかっている部屋であれば暖房を切った夜中でも5度を切ることはあんまりないので、冬の管理場所はそういう昼間に暖房がかかっている部屋がいいです。
●夏はクーラーが冬は暖房が非常に乾燥しているので、葉水で水分を補ってあげましょう。

葉焼けに注意

斑入りパキラの「斑入り」部分は葉焼けしやすい。ちょっと日差しが強いだけで葉焼けする。よって緑葉のパキラよりも管理場所は繊細になります。葉焼けすると即、枯れるってわけではないが、葉焼けすると見た目が悪くなり、観葉植物として厳しい感じになる。コツとしては、葉焼けするなら移動させ、日光不足っぽいなら移動させ、できるだけ早く「適した場所」を見つけ出して、そこから動かさないようにする。パキラに限らず、しょっちゅう移動させるとストレスになってしまうため。
●一部が斑入りではなく、白い部分が多い…ほとんど真っ白な葉っぱが出てくることがある。これをお化け斑入りと呼びます。このお化け斑入りは人気があるんですが、葉緑素が抜けているんだから非常に弱い。
●白い部分が多いほど日光に弱い。

病害虫

ハダニアブラムシカイガラムシなど。
ハダニは乾燥すると発生するので葉水をするとある程度は予防できます。
カイガラムシは白い動かない虫で、発見次第、歯ブラシなどで削ぎ落とします。

剪定に注意!

斑入りパキラは緑葉パキラに接木していることが多い。普通、接木というと、地際近くで継いでいるものだけど、パキラの接木はかなり上の方で接木している(ことが多い)。パキラって幹が伸びて、上の方に葉っぱがチョロっと付いていますよね。あの葉っぱが出る部分だけが「斑入りパキラ」が継いである部分です。よく観察すると継いでいるところが分かります。そこから上で剪定する分には問題ないけど、それより下で剪定すると、もう斑入り葉は出てこないです。本当に剪定には気をつけましょう。斑入りパキラってちょっと高いですから。
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