冬は土が乾いてから二日か三日あけて水をやるくらいに控えた方が寒さに耐性が出て、冬越しが楽になります。冬も鉢底から水が出るくらいにしっかりとやるのが「理想」ですが、冬に水をたっぷりとやると、ほとんど蒸発されずに根腐れすることがあるので、あんまりに水が残るようなら、土を少し濡らす程度に水を少量やるだけにします。
冬場は、「水を与える」よりも「十分に土中の水分を乾かす時間を与える」ようにしましょう。何日も水を与えないでも、問題ないです。冬は長期間、濡れている方がずっと問題です。根腐れしてしまいます。土の表面が乾いていても、土中が濡れていることがある。竹串や割り箸を突っ込んで濡れているかどうかを確かめるといいです。もしくは土壌水分形で計測して水やりするかどうかを決めましょう。
濡れているようなら水はやらないでください。
土への水やりを控えて、霧吹きで葉っぱに水をやるといいです(葉水)。
最低気温が10度を切る前に室内に取り込みます。室内のできるだけ明るいところで管理する(蛍光灯じゃなくて日光で明るいところ)。また、暖房の風が直接当たらないようにする。暖房の風はカラカラに乾燥していて、直接あたるとパキラが枯れる。5度以下になると枯れるので、昼間に暖房がかかっているリビングなどで管理します。昼間に暖房がかかっている部屋では夜に暖房が切れても夜中に5度以下にはなかなかならないです。
●気温が低いと新芽が出ても、ボロボロになるが気温が回復すると綺麗な葉っぱが出てくるので気にしない。