パキラの育て方…水やり・葉水・植え替え・管理場所などのまとめ

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パキラ(カイエンナッツ)

パキラ
科名アオイ科
属名パキラ属
学名pachira glabra
別名カイエンナッツ
みずやり水控え目
場所室内
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料
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栽培の特徴

栽培の特徴

栽培の特徴
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パキラはアオイ科の常緑高木。自生地は高温多湿の熱帯雨林で、本来は20mの高木になるが、鉢植えにしている限りはそんな巨木にはならない。日本では観葉植物としてよく流通している。日本でのパキラは基本的に幼木で、直射日光がバリバリと当たると、葉っぱが焼けてしまいます。寒さにも弱く、一年中、室内の明るい場所で管理するのが一般的。
樹高20m
まとめ
●パキラはアオイ科の常緑高木。寒さに弱く、夏の直射日光にも弱く、日本では室内の観葉植物としてよく流通している。
●土が乾いていたら水をやる。冬は水やりを控える。
●生育時期(5月から9月)に液体肥料をやる。
●日光を好むが、夏の直射日光には葉焼けする。
●春から秋は戸外での管理もアリだが、一般的には一年中室内で管理する。
●寒さに弱いので冬は室内で管理する。
●水やりで失敗してよく枯らす。

参考パキラが枯れる…葉っぱが黄色・茶色になって落葉する
品種斑入りパキラ
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水やり

水やりの基本

水やり
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水やりの基本
春~夏にかけては三日に一度くらい。冬は一週間に一回を目安にしてください。ただし、土に触ってみて、濡れているようでしたら、水はやらないようにしましょう。冬は土が乾いてから二日か三日あけて水をやるくらいに控えた方が寒さに耐性が出て、冬越しが楽になります。
●インターネット上では、水浸しの状態が続いても平気というような記述が散見されますが、それは温暖な自生地の野生のパキラの話と思っていたほうが安全です。パキラの元気さは気温によって大幅に違うので、寒い時期のパキラと暖かい時期のパキラは別物とお考え下さい。
●冬場は、「水を与える」よりも「十分に土中の水分を乾かす時間を与える」ようにします。何日も水を与えないでも、平気でピンピン元気にしています。
●逆に、初夏からの暖かい時期では、(しっかり日照を確保してあげれば)水栽培でも大変元気にしています。

水の量は冬でも夏でもしっかりと

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水の量は冬でも夏でもしっかりと
冬は水を控えるのですが、それは水の量ではなくて回数です。冬でも夏でも水をやるときは鉢底から水がしみ出す位にしっかりとやってください。そしてしっかりと乾くまで水はやらないでください。大事なのはメリハリです。
●冬でも夏でも受け皿に溜まった水は捨ててください。水が腐って病気の原因になります。
挿し木のパキラは(はじめは)根っこが短くショボショボ生えているだけなので、根元を意識して水をあげたり、根元付近の土の湿り具合・乾き具合を特にチェックします。

パキラ栽培のキモ…葉水

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葉水
パキラは熱帯雨林の植物で、湿度の高い環境を元々は好みます。そこで湿度が低い場所(湿度が50%を切る場所)であれば、葉っぱに直接霧吹きで水をかけてやると、元気になります。
●葉水をやることでハダニ予防にもなる。
●葉水は冬もやるといいです。冬は土への水やりを控えても葉水はしっかりとやったほうがいいです。
●冷暖房の風は乾燥しているため、室内で管理することの多いパキラは乾燥しやすい。葉っぱが元気がないからと、土への水やりをしていると根腐れするので、葉水で葉っぱに給水するといいです。特に冬は寒さで水を吸い上げる力が弱っているので、葉水で給水する方がいい。

葉っぱを拭く

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葉っぱを拭く
もしくは葉っぱを濡れたティッシュや布巾で吹いてやります。これは水分補給もありますが、葉っぱにはホコリが溜まっていることが多く、これを拭き取ってパキラが光合成しやすくします。

パキラ栽培のキモ…水やりのコツのまとめ

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水やりの秘密
冬は水をやりすぎると根が腐ってしまいますので、鉢が小さいほうが土が少量で済むので保水が少なく、根腐れしにくい。市販されているパキラは土を少なくさせるために発泡スチロールを詰めて水はけがよくなるように仕立てています(鉢を軽くする目的もあります)。すると真夏は意外と水切れが起きやすいです。鉢の中がどうなっているかを知ることで水やりをイメージしやすくなりますよ。
●葉っぱが垂れてきたら水切れ。葉っぱの細い茎がヘニャーっとなります。
●新芽が丸まるようなら水切れ。正常な新芽はツンツン尖っています。
●パキラを植え替えるときは発泡スチロールを詰めて水はけよくする。

肥料

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パキラが生育する5月から9月に液体肥料を二週に一回やります。冬は生育していないので肥料をやらない。
●固形肥料をやると室内で育てることの多いパキラでは匂いがする。人によっては気分が悪くなる。また、固形肥料は一ヶ月に一回やるだけですが、液体肥料に比べると調節が効かないので、初心者は液体肥料を。
●5月から9月に戸外で管理するなら固形肥料もあり。

植えかえ

植え替え時期

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植え替え時期
鉢底から根が出てきたら、植え替えを考えます。適した時期は5月から7月。

用土

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用土
パキラを植え替えるときは、少し小さめの鉢に、ハイドロなどではなくて、観葉植物用の土で植えつけてください。大きく育ちます。用土は必ず新しいものを使うこと。

植え替え手順

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植え替え手順
一回り大きな鉢を用意するか、同じ大きさの鉢を用意する。鉢の底の穴を網で塞いで、その上に軽石を2センチほど入れる。古い鉢から株を取り出し、古い土を三分の一ほど落とし、痛んだ黒い根を切る。軽石の上に用土を少し入れ、その上に株を入れて、隙間に用土を入れていって、最後に水をやって完成です。
●鉢から引っ張り出した時に発泡スチロールが入っていることがあります。発泡スチロールは水はけをよくして、鉢全体を軽くまとめることが出来る優秀な素材です。植え替えるときもそのまま発泡スチロールは入れてください。
●パキラは現在よりも極端に大きな鉢に植え替えると、土の量が多くなり、冬に土から水が蒸発しづらくなって、冬に根腐れしやすくなるので、大きな鉢に植え替えないでください。

管理場所・日当たり

春から秋の管理場所①

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春から秋の管理場所①
戸外の日陰か半日陰
春から秋にかけては戸外の日陰か半日陰で管理してもOK。直射日光に当たると葉焼けすることもありますが、環境に慣れてくると葉焼けしなくなります。そこで少々日光が当たる場所であっても、しばらく置いておき、慣らしていくといいです。ただし真夏の直射日光には弱いので真夏は日陰へと移動させます。この辺りは育てていってコツを掴むしなかないです。冬には室内に取り込む。

春から秋の管理場所②

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春から秋の管理場所②
明るい室内
一年を通じて室内の明るい室内で管理する。これが一番オーソドックス。室内の「日光で明るいところ」で管理する(蛍光灯で明るいのではなくて日光で明るいところ)。夏は冷房の風が当たらない場所で管理する(冷房の風は乾燥していて直接当たると枯れてしまう。直接当たらなかったらいい)。
●室内でも夏は日光が当たると葉焼けする。そのときは場所を帰るか、カーテン越しの日差しを当てるようにする。

冬の管理場所

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冬の管理場所
最低気温が10度を切る前に室内に取り込む。室内のできるだけ明るいところで管理する(蛍光灯じゃなくて日光で明るいところ)。暖房の風が直接当たらないようにする。暖房の風はカラカラに乾燥していて、直接あたるとパキラが枯れる。

室内の壁際に注意!

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室内の壁際に置いていると
壁側の株だけが枯れてはいませんか? それは壁側の土だけ蒸発が少ないので、壁側の株だけが根腐れしたからです。水をやる前に土に触って濡れていないか調べてください。濡れていたら水をやらないようにします。そのとき、壁側の土まで触ってみてください。濡れ具合に差があるなら、鉢を回転させて調節してみましょう。
●パキラは三本の株が編んであることが多くて、その中の一本ないし二本だけが根腐れしてしまうことがよくある。
●冬に窓側が根腐れしやすい。

パキラが枯れる理由

パキラは強い?

パキラが枯れる理由
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強い観葉って聞きましたけど?
「パキラって強い」と聞くのに育ててみると枯れてしまいがち…ではないですか?? 本来、パキラは強い植物です。丸太の状態で運んで土に挿せば根が出るくらい生命力のある植物です。ところがよく枯れるのです。

枯れる理由①水のやりすぎ

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水のやり過ぎ
水をやり過ぎると根が腐ってしまいます。すると葉っぱも枝もフニャーっとなります。水のやり過ぎに注意です。量ではありません。頻度です。詳細は水やりの項を参考に。

枯れる理由②日光不足

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日光不足
日陰でも大丈夫と思って室内の奥に置いていると、日が当たらないので、葉っぱの緑が薄くなります。もう少し明るいところに移動させましょう。あと、日が少ないと枯れなくても茎が間延びがちになります。
●日光不足で枯れるというよりは、日光不足で生育不良を起こした結果、水を吸い上げる力が落ちて、根腐れするというパターン。

枯れる理由③夏の直射日光

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強い直射日光が当たった
強い直射日光が当たると徐々に葉っぱが白く変色します。葉にススでも被ったみたいな感じです(葉焼け)。こうなったら、日が少ないところへ移動するかカーテンレースで遮光しましょう。夏に直射日光に当てると確実に葉焼けします。葉焼け自体では枯れないのですが、葉焼けがひどいと葉っぱがなくなって枯れこむ。
●パキラは1m以上あるものでも、パキラとしては幼木で、夏の直射日光には弱いです。

病害虫

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ハダニ・アブラムシカイガラムシなど。
戸外で管理していると害虫は発生しやすくなる。ただ、上記の害虫より、根腐れの方が危険。

その他

パキラは丸太で輸入

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店頭に出回っているパキラは丸太の輪切りの状態で輸入して、それを土に挿し木して観葉植物として育てたものです。とても生命力が強いので、枝も葉も無い丸太の状態でも枯死せず、ちゃんと育てれば芽を出します。

斑入りパキラに注意

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斑入りに注意
白い斑入り品種を見かけます。あれは普通のパキラに斑入りのパキラを接木していることが多いんです。パキラをサイトで調べると「幹さえ生きていれば枝葉が生えてきます」と書いてあるので、萎れたり変色したからと言って、斑入りの枝葉を切り落とすと、幹は普通のパキラなので、次に生えてくる葉っぱは当然普通の緑の葉っぱになります。

樹液が吹き出てることがある

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茎や葉に樹液が吹き出て付いていることがある
温暖で日も当たり元気がいいと、樹液が吹き出て付いていることがあります。水滴のような小さい丸い透明な粒が、葉の裏の葉脈だったり茎に付いていたりするのですが、水ではなくベタベタしていて、舐めると甘いです(※害虫が発生したパキラでは害虫によるベタベタの可能性があるので舐めないでください)。元気な証拠に、樹液が出る一方で新しい根っこや新しい葉っぱなどもどんどん出ているはずです。

特徴・由来・伝承

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自生地では樹高10メートル前後になる巨木です。ただし日本で流通しているものは挿し木であることが多く、挿し木で増やされたものは、幹が大きくならないという特性があります。そこが室内用観葉植物として便利なところ…なんですね。
●最近は、種から育てた実生のパキラを売っている場合もあるようです。実生のパキラは幹の根本部分が膨らみ太くなっている傾向にあります。

ところで、パキラは三つ編みになっていることが多いですが、あれは当然加工して三つ編みにしたもので、自然にああなるわけではありません。

別名カイエンナッツと呼ばれて、その種子がナッツのような味で食用とされています。その実には少しですが毒を含んでいて、食べると中毒を起こすこともあります。中南米の原産で、その地域では法律で食用が禁止されています。
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