フィカス・スイートハートの育て方
目次
フィカス・スイートハートの特徴は？水やり
肥料
植え替え・植え付け
管理場所
剪定・切り戻し
病害虫
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学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- フィカス・スイートハート
- 科名
- クワ科
- 属名
- フィカス属
- 学名
- Ficus natarensis 'Sweet Heart'
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 日の当たる室内
- 難易度
- 中級者向け
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フィカス・スイートハートの特徴は？
スイートハートはクワ科フィカス属の非耐寒性常緑低木のフィカス・ナタレンシスの品種。葉っぱに白い斑が入り、葉っぱの形状がハートになっているのが特徴。「気持ち」の入ったギフトとして贈られることが多いようです。観葉植物としては育てやすい方で、室内の日当たりで適切な水やりをすれば栽培は容易です。原種のナタレンシスは南アフリカに自生し、大きく育つものなので、スイートハートも大きな鉢に植えて、日光に当てていると大きく育ちます。
作業のときは軍手を
枝から白い乳液のようなものが出てきて、毒というほどではないですが、これにカブれる人もいるので、剪定や植え替えの作業のときは軍手をして作業しましょう。
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水やり
通常のゴムの木や観葉植物と同じです。春〜秋は鉢植えの場合は鉢の土が乾いたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやりましょう。受け皿に溜まった水は捨て、土が乾くまで水をやらないようにします。水やりはメリハリが大事で、土が濡れているのに水をやっていると根腐れを起こしますので注意してください。
頻度がよくわからない場合は、土壌水分計で計測して土中の水分がなくなってから水やりをするようにしましょう。
葉水をする
湿度の高い環境を好むので、葉水をしましょう。年間を通して霧吹きを使って葉っぱに水をかけましょう。葉っぱに水をかけることで、植物の葉表面が清潔に保たれ、光合成が促進されます。また、霧吹きによって葉っぱに水をかけると、ハダニなどの害虫の予防にも効果的です。ハダニは葉裏に潜んでいることが多いため、葉っぱの裏側にも霧をかけましょう。
冬の水やり
冬は寒さによって植物の成長が停止し、水の蒸発が鈍くなるため、過剰な水やりは根腐れの原因となります。水やりは控えます。土が乾いてから数日たってから水を与えるようにしましょう。肥料
生育時期にあたる4月〜9月に、液体肥料を週に一回か、化成肥料を1ヶ月に一回やります。肥料がなくても枯れませんが、落葉することがありますし、肥料があった方が葉色がよくなり、生育もいいです。
植え替え・植え付け
時期・頻度
生育時期にあたる5月〜7月あたりに植え替えをします。根詰まりを避けるために2年か3年に一回は植え替えをしましょう。用土
観葉植物の土で植え付けます。自作する場合は赤玉土7調整済みピートモス3に化成肥料を混ぜたものを使います。腐葉土は臭うので、室内管理が多いスイートハートは避けた方がいいです。
鉢植えの植え替えの手順
古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど落として、新しい土を足して植え替えます。新しい鉢は以前のと同じ大きさでもいいですし、少し大きいものでもいいですが、極端に…前より3号以上大きなものにはしない方がいいです。極端に大きくすると土が増え、冬に根腐れを起こしやすくなります。鉢植えの底の穴を鉢底ネット（鉢底網）で塞いで、その上に鉢底石（軽石）を2ｃｍ〜3ｃｍ入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
管理場所
春〜秋は室内の日当たりで
日光を好みますので、室内で管理する場合もできるだけ日当たりで管理します。日光がしっかりと当たると葉っぱの緑の部分が濃くなり、斑入り部分とのコントラストがはっきりして綺麗に見えます。春と秋は戸外の日当たり〜半日陰で管理してもいいです。ただ、室内インテリアで購入する人が多いので、室内の日当たりで管理することが多いです。
夏の直射日光に注意
夏の直射日光には葉焼けしてしまうことがありまし、斑入り部分は特に葉焼けしやすいので、夏だけはカーテンや寒冷紗で遮光するか、木漏れ日の当たる場所や日陰で管理します。冬は必ず室内で
耐寒気温が５度なので霜に当たると枯れます。霜が降りる前に…秋に最低気温が10度を切ったら室内に取り込んでください。冬も室内の日当たりの良いところで管理します。冷暖房の風に注意
室内で管理する場合、冷暖房の風には当てないようにしてください。冷暖房の風は乾燥していて、スイートハートだけでなく、どんな植物でも枯れてしまいます。直撃を避けて、霧吹きで葉っぱに水をかけてやって乾燥を防ぎましょう。剪定・切り戻し
邪魔なほど伸びたら剪定してしまってかまいません。剪定はできれば生育時期の5月〜9月に行います。剪定した枝は、土に挿していると発根します。病害虫
ハダニ、カイガラムシ、アブラムシなどの病害虫が発生します。葉水をすることでこれらの害虫の予防になります。
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