ビオラ・天使の誘惑の育て方
目次
ビオラ・天使の誘惑の特徴は?水やり肥料植え付け管理場所剪定・切り戻し花ガラ摘み病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ビオラ・天使の誘惑
- 科名
- スミレ科
- 属名
- スミレ属
- 学名
- Viola
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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ビオラ・天使の誘惑の特徴は?
ビオラ・天使の誘惑は
スミレ科の
ビオラの品種。咲き始めは薄い黄色(クリームイエロー)で、
それが青みを帯びていき、
青み薄い紫(ライトパープル)に変化していく。
さらに紫は濃くなります(画像がなくて申し訳ないです)。1株を植えると、1株で複数の色合いが混在しているように見えて、ちょっとお得な気がする。
ビオラの苗で混植苗というのが流通しています。混植苗は複数の色のビオラが一つの苗の中に植えられている苗です。1株で複数色が楽しめる!と思ったら同じ品種の株でも色が違うと生育速度が違い、どれかが優勢になり、徐々に競り負けていくのが通常です。思ったように満遍なく開花はしてくれないんですよね。
この天使の誘惑の場合は、1輪の花で咲き始め→咲き終わりで色合いが変わるだけなので、そういうことはないです。
色違いでビオラ・ひとつぶの涙(白→紫)、ビオラ・気まぐれロージー(白→赤紫)、フリル咲のビオラ・乙女の祈り(白→赤紫)があります。この中でも天使の誘惑が一番、黄色→紫の反対色で色合いの変化の幅が大きい。
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水やり
鉢植えの場合は土が乾いたら、しっかりと
水やりをします。庭植えの場合は自然雨だけでもほぼ大丈夫ですが、様子を見て水やりをしましょう。
肥料
植え付け時の元肥は一ヶ月でなくなっちゃいます。その後、開花している時期は週に一回液体
肥料をやるか、一ヶ月に一回化成肥料をやります。肥料が切れると開花が止まるので、必ず追肥しましょう。
植え付け
時期
10月あたりから流通します。最高気温が20度を切ったら植え付けをしましょう。気温が高いと徒長したり腐ることがあります。
一年草扱いの植物なので植え替えることはないですが、
夏越しもできなくもないです。挑戦する場合は
ビオラ・パンジーの夏越しのコツを参考にしてください。
用土
一般的な
ホームセンターなどに売っている
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土6
腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。ビオラの土ってのもありますが、あまり違いはないです。
鉢の植え付けの手順は?
6号鉢なら1苗、横長
プランターに3苗を植えます。
鉢の底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm入れて、その上に
用土を入れて、苗の高さを調整し、苗の土が鉢のフチから2cm下になるようにします。この2cmはウォータースペースと呼ばれる、水をやるときに水が溜まる部分です。
株を入れて、苗の株元は土に埋まらないように隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。苗は根を少しほぐすと根が広がりやすいです。
庭植えの植え付けの手順は?
庭土を深さ20cm掘り返し、この土の量に対して庭土に腐葉土か
堆肥を2割ほど入れ、化成肥料を入れて、よく混ぜて用土とします。穴に作った用土を半分戻して、苗の土をほぐして配置します。株同士は15cm〜20cmほど離します。隙間に用土を入れて、あとは水をしっかりとやって完成です。
管理場所
日当たりで育てます。
半日陰でも育ちますが、日当たりの方がよく開花します。連続で開花することで、花色が混在している様子が明確になるので、その特徴を活かすためにも日当たりがいいです。
寒さには非常に強く防寒は不要。霜・凍結で枯れませんが、ダメージはあるので移動できるなら移動するといいです。でも、まぁ、気にしないでもいいです。
剪定・切り戻し
秋から2月までは
摘芯目的の
切り戻しをします。花が一段落したら切り戻しをしておくことで、脇芽が出て花が増えます。もしくは小まめに摘んでおきます。3月以降は蒸れ予防の切り戻しをします。
詳細は
ビオラ・パンジーの切り戻し(摘芯)のコツまとめを参考にしてください。
花ガラ摘み
花がしぼんだら摘みます。天使の誘惑は花色が変わっていくので、摘みごろが分かりやすい。摘むことで次の花が咲きやすいので、紫になってから、まめに摘みましょう。
花ガラ摘みは摘芯にもなるので、まめに花ガラ摘みをするなら切り戻しはしないでもいいです。
病害虫
3月以降は徐々に高温になり
アブラムシ、
ナメクジ、
ヨトウムシ、灰色かび病、
コガネムシなどが見られるようになります。
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