オオチョウジガマズミの育て方…香りがあるシンボルツリー!

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オオチョウジガマズミの基礎データ

オオチョウジガマズミ
科名
スイカズラ科
属名
ガマズミ属
学名
Viburnum carlesii
耐寒
マイナス25度〜マイナス30度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
オオチョウジガマズミの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

オオチョウジガマズミとは?特徴は?

オオチョウジガマズミ:オオチョウジガマズミとは?特徴は?

オオチョウジガマズミ:オオチョウジガマズミとは?特徴は?
オオチョウジガマズミはレンプクソウ科スイカズラ科)の落葉低木。本来は対馬に自生しています。生育が早すぎるため、鉢植えには適さない。地植えにすると植えっぱなしで手間がかからない。

チョウジとはグローブ(チョウジソウ)のこと。

春になると赤いツボミをつけ、5月ごろに真っ白な花を咲かせる。最初はピンクがかっているが徐々に真っ白になっていく。花にはなかなか強い香りがあります。秋になると紅葉し、冬は落葉します。季節に応じて姿を変え、香りがあり、樹高も適度に抑えられて、非常に便利なシンボルツリーになります。
樹高1.5m〜2m
花言葉私を無視しないで
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水やり

自然に降る雨だけでいいです。乾燥に強いというか、まぁ、普通の水やりでいいです。地植えにすると非常に栽培しやすい便利な植物です。

肥料

寒肥として冬の11月〜12月に一回、開花後に5月〜6月に一回、化成肥料を説明に書いてある量を施肥します。もしくは周囲に深さ20cmの穴を掘って、油粕を埋めます。めんどいので化成肥料をまけばいいです。

植え替え・植え付け

時期

オオチョウジガマズミ:時期
植え付けは落葉時期に行います。

地植えの植え付け手順

オオチョウジガマズミ:地植えの植え付け手順
深さ40cm、直径40cmを掘り返し、土に腐葉土堆肥を元の土に対して2割ほど入れ、化成肥料も説明書の容量だけ入れて、よく混ぜておきます。できれば1週間寝かせると馴染んで良いですが、どっちでもいいです。

あまり、水もちがよいと根腐れしますが、土を掘った時に水が染み出すくらいの土壌なら根腐れしますが、常識的な土なら問題ないです。水もちが良すぎる粘土質なら、別の場所に植えるか、軽石・川砂を足して水はけをよくしてから植えましょう。

作った土を半分穴に戻し、苗を入れ、隙間に土を入れていきます。苗にビニールや針金が巻いてあったら、取り除きます。麻布は腐って消えるのでそのままでいいです。

最後にしっかりと水をやって植え付けは完成です。

支柱を立てて、くくりつけ動かないようにしておくと、根が活着しやすいですよ。

増やし方は挿し木で

種からも発芽させて増やすことができなくもないが、確率が低いため、一般的には挿し木

新芽が出て、それが固まってくる6月〜7月に新枝を5cm〜7cm切って、下葉をむしり、水揚げしておきます。水揚げはコップに水をはり、切り口を水につけて1時間ほど放置する過程です。水揚げが終わったら、残った2枚の葉っぱを半分に切ります。切ることで蒸散と光合成のバランスを取っています。

あとは鹿沼土赤玉土小粒をしいた挿し床にさし、乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理しておきます。発根までは一ヶ月ほどです。

発根していたら、土に植え替えます。

管理場所

必ず日当たりで管理します。半日陰でも問題なく育つ。

寒さには強いが、寒風に当たると枯れ込むので一般的には関東南部以西の平野部での栽培です。

剪定・切り戻し

ありがたいことに、樹高は庭木としては丁度よく、放置していても、樹形が乱れることもあまりないです。

やたらと勢いのよい徒長枝が伸びて乱れるようなら、根本から切ってしまいます。また、古い枝は徐々に花が咲きづらくなるので、そういう枝は切ってしまいます。

花芽ができるのは8月でこれ以降に剪定すると、花芽を落とすことになりますので、できれば開花後〜7月に行う。ただ、ある程度、花芽を落としてもしょうがないと考えるなら、他の時期に剪定してもいいです。

病害虫

カイガラムシサンゴジュハムシ、褐斑病、うどんこ病テッポウムシなど。

これで枯れるほどの問題になるのはサンゴジュハムシとテッポウムシです。
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