エビネ(ジエビネ・ヤブエビネ)

科名 | ラン科 |
属名 | エビネ属 |
学名 | Calanthea discolor |
別名 | ジエビネ・ヤブエビネ |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
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開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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エビネの育て方

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水やりと肥料
土が乾いていたら水をしっかりとやってください。水切れに弱いですが、土が常時濡れている状態だと根腐れを起こして枯れてしまいますので、土が乾くまでは水をやらないでください。春と秋に固形肥料か液肥を与えます。肥料は「控えめ」を基本にしましょう。肥料が不足しても成長が鈍くなることはあっても枯れませんが、肥料が多すぎると根を傷めて枯れてしまいます。夏は暑すぎて成長が停まります。肥料は与えないでください。
植え付け・植えかえ・種蒔き
水はけのよい土で植え付けます。日向土4赤玉土4腐葉土2を混ぜた土か、それにヤシ殻・バークチップを入れます。管理場所・日当たり
年間を通して風通しのいい半日陰で育てます。エビネが自生している場所は、林の木の根本などの、木漏れ日が指すような場所です。直射日光が当たると葉っぱが焼けて傷んでしまい、枯れることもありますので、日当たりのいい場所には置かないようにしてください。また、蒸れに弱く、風通しの悪い場所で管理していると、蒸れて傷んでしまいます。
暑さに弱く、夏に涼しい環境に移動させる必要があります。
また冬の寒さにも強い方では無く5度を下回ると枯れてしまいますので、霜が降りる前に室内に取り込んで管理してください。品種によって寒さに強いものもありますが、基本的に霜に当たると枯れます。
その他
炭素病、軟腐病、ウイルス病が発生します。ウィルス病はアブラムシ・ハダニや使いまわしたハサミから感染しますので、ハサミ類は毎回綺麗に消毒しましょう。消毒はライターやガスバーナーで焼いて行います。
もしも感染した場合は、治療不能なので、株すべてを廃棄し、土は処分、鉢も煮沸消毒してください。
家庭にある数年間育てたラン類のほとんどがすでにウィルス病に感染していると言われています。
ウィルス病の症状:葉っぱに黒い斑点が出たり、白い筋が出たり、白い斑点が出ることもあります。
特徴・由来・伝承
多年草で、他のラン科の植物の多くとは違い、地生……つまり地面に根を張って生育します。花は変異がしやすいために、多種多色があります。エビネは漢字では「海老根」。エビは根の形から来たと言われています。
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