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セネッティの育て方…耐寒温度は何度?どうして寒さに弱い?

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セネッティ
目次
セネッティの特徴は?
耐寒温度はマイナス3度?…実際は…
水やり
肥料…花が咲いている間は追肥を
植えかえ
管理場所・日当たり
花摘み…次の花を咲かせるためには必要な作業
病気・害虫
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学名などの基礎データ
セネッティの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
セネッティ
科名
キク科
属名
ペリカリス属
学名
Pericallis 'Senetti'
耐寒
0度〜マイナス3度
水やり
水を好む
場所
室内
難易度
初心者向け
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セネッティの特徴は?

セネッティはキク科ペリカリス属の多年草サイネリア木立性セネシオ園芸品種。一定の耐寒性、花つきのよさ、茎がしっかりとしていて花が垂れないなどの特徴があります。冬の数少ない新しい室内花のホープ?なのかもしれません。

本来は多年草ですが、セネッティは夏の暑さに弱く、夏には枯れる一年草扱いの花です。夏越しが出来た!という話も聞きますが、その年の夏の気温と環境次第です。あまり期待せずに、夏までに枯れると考えていた方が気が楽です。
草丈40cm〜50cm
20cm〜30cm
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耐寒温度はマイナス3度?…実際は…

セネッティはサイネリアより寒さに強くて、耐寒温度はマイナス3度とされています。じゃあ、土が凍結しない限りは枯れない?ような気がしますが、霜に当たると枯れますし、当たらなくても、0度くらいでシナシナになってほぼ枯れます。

じゃあ、マイナス3度ってのはなんなのか?っていうと…

店頭販売されているセネッティは開花させるために秋以降に10度前後の寒さに当て、花芽をつけ、その後は開花させるために温室で管理しているんですね。だから、寒さに弱いんです。温室育ちだから、このシーズンは寒さに弱くて実質の耐寒温度はサイネリアと同じ5度だと思ってください。

翌年以降、秋以降に戸外で管理して、寒さに慣らせば、寒さに強くなりますよ。

水やり

土が乾いていたら鉢底から水が出てくるまで、水をしっかりと水をやります。底面吸水の鉢なら、秋〜春まではそこに溜めておきます。
夏越しさせる場合、春以降は水やりを控えて管理してください。

肥料…花が咲いている間は追肥を

セネッティは花がよく咲きます。花が咲くというのは株にとって非常にエネルギーを消費する作業です。販売時に土に含まれている肥料だけでは、肥料切れを起こして花が減ってきます。購入後一ヶ月たったあたりから、液肥を一週間に一回やります。開花している間は肥料を追加してください。肥料が切れると花つきが悪くなります。

植えかえ

植え替えの時期

秋〜冬に苗を植えます。これを購入して春まで楽しんだら夏には枯れるために、植え替える必要はありません。
夏越しした場合は、気温が25度以下になった10月前後に植え替えます。

用土

一般的な培養土で植え付けます。室内で管理する場合は、観葉植物の土で植え付けます。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を入れて使用します。

鉢植えの植え替え手順

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
夏越しに成功して植え替えをする場合は、土を3分の1ほど落として、地上部が伸びていたら根の負担を減らすために切り戻して、ひと回り大きな鉢か同じ大きさの鉢に植え替えます。

管理場所・日当たり

日当たりか半日陰で管理します。もしくは日光が当たる室内で管理します。寒さには耐性があり(マイナス三度)、室内で管理するのであれば、寒さは問題ありません。でも、霜に当たると枯れてしまいます。

霜に当たらないでマイナス3度以下にならないのであれば戸外でも管理可能です。関東以西であれば戸外での越冬も大丈夫。ただ、購入したばかりの鉢植えは温室育ちで寒さに弱く、0度前後でシナシナになってしまうので、購入した年の冬は室内管理にしておきましょう。

春以降の管理・夏越し

気温が20度を超えると、弱ってきて、高温多湿で枯れてしまいます。地上部を高さ半分以下に刈り込み、水やりを控え、風通しの良い涼しいところで管理していると、夏越しできなくもないです。ただ、その年の夏の気温と環境によるので、確実でもないので、「ダメで元々」という感じでやる程度にしましょう。

セネッティは寒さに当たって…5度〜10度に6週間に当たって…開花するので、秋以降は戸外の街灯などが当たらない場所で、しっかりと日光に当てて管理してください。でないと開花しないか、開花しても鈍いです。

花摘み…次の花を咲かせるためには必要な作業

セネッティはサイネリア同様に、ツボミに日光が当たっていないとツボミが開花しないで変色して枯れていきます。そこで、花が開いて、その下のツボミの日光を遮っているなら、花を摘んでしまうことで、日光に当て、次のツボミが咲きやすくなり、開花を継続させられます。

切り戻しで、もう一回最盛期を

セネッティの開花には波があるので、こまめに花を摘まずに、花が一段落したら、ツボミを落とさない程度…地上20センチくらいで、バッサリと切り戻してもいいです。ツボミに日光を当て、敵芯になって、葉・花が増えて盛り返します。

この切り戻しをするかしないかが、セネッティを楽しめるかどうかの分かれ目。あくまで目安ですが、最初の切り戻しは気温15度以下の2月〜3月くらい。

病気・害虫

灰色カビ病ウドンコ病アブラムシコナジラミなど。
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