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観音竹(カンノンチク)の育て方…置き場所は?植え替え手順は?

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観音竹
目次
観音竹とは?
管理場所・日当たり
植え付け・植えかえ
水やり
肥料
病害虫
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学名などの基礎データ
観音竹の植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
観音竹
科名
ヤシ科
属名
カンノンチク属
学名
Rhapis excelsa
耐寒
5度
水やり
水控え目
場所
室内
難易度
中級者向け
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観音竹とは?

観音竹(カンノンチク)はヤシ科低木。古典園芸植物。落ち着いた雰囲気で、観葉植物として人気です。水やり次第で枯れることもありますが、病害虫には強く、日陰・室内でも育つ、育てやすい植物です。

観音竹という名前ですが、タケの仲間ではなくヤシ科。名前から縁起がいいので引っ越しや開業、開院、開店、事務所開きなどに贈ることが多いです。

沖縄の観音山という寺院に生えていたことから、観音の竹のような植物ということで「観音竹」となりました。
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栽培のまとめ

●土が乾いたら水をやる。
●夏は水切れに注意。冬は水のやりすぎ注意。
●春と秋に肥料をやるといいが、なくてもいい。
●明るい日陰で管理する。戸外でもいいし室内でもいい。
●日光には葉焼けしがち。
●耐寒温度は5度。冬は室内で管理。
●冷暖房の風が当たらないようにしましょう。

他の育てやすい観葉は以下のリンクを参考に。
室内で育てやすい観葉植物TOP10
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管理場所・日当たり

観音竹は直射日光に当たると葉っぱが焼けてしまいます。葉っぱに黒い斑点が出来ます。水切れ等の症状とは少し違います。なので、春から秋は、育てるのは室内の明るいところか、戸外の明るい日陰で管理します。

越冬

観音竹は耐寒温度は5度と観葉植物としては強い方で、冬は室内で管理すれば越冬は可能です。暖地ならば、戸外で越冬させることも出来ます。春〜秋に戸外で管理していた場合は最低今度が10度切ったら室内に取り込みましょう。

クーラーや暖房の風は乾燥していて、この風が当たる場所に置いていると葉っぱが乾燥で枯れこんできます。直撃を避ければいいので、直撃を避け、葉水で乾燥を防ぎます。

植え付け・植えかえ

時期・頻度

植え替えの最適時期は春(5月〜6月)ですが、根が詰まっているようであれば、真冬と真夏を避けて植え替えをします。強い植物なので多少は大丈夫です。

植え替えは二年に一回ほど。鉢の底から根が出ているならば植え替えします。根が詰まってくると葉っぱの先から黒く変色して枯れて来ます。

用土

市販されている観葉植物の土で植え替えをします。観音竹の専用土というのもありますが、ホームセンターではほとんど見かけません。ネットでどうぞ。自作する場合は赤玉土6腐葉土3パーライト1などです。腐葉土だと室内で匂うので、調整済みピートモスココピートなどを使うといいです。

植え替え手順

観音竹:植え替え手順
古い鉢から株を取り出し、古い土を三分の一ほど落とし、変色した傷んだ根を切ってしまいます。株分けする場合は、これを二つか三つに分けます。あまり細かく分けない方がいいです。

鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞ぎます。網はホームセンター・百均で売っています。その上に土の流出を防ぎ、水はけをよくするための鉢底石(軽石)を2cmほど入れます。その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水やりをします。
参考:鉢の大きさ(号)と土の量植え替えする理由

あまり大きな鉢に植え替えると重いので、気をつけましょう。また、陶器の鉢に植え替えると更に重くなり、ぎっくり腰になることもあります。プラスチックの鉢に植えて、鉢カバーをしましょう。

水やり

土が乾いたら水をしっかりとやってください。観音竹は水切れに弱く、水が切れると葉っぱの先が黒く変色して枯れこんできます。かといっても、あまりに長期間土が濡れている状態が続くようだと根腐れしますので、水のやりすぎにも注意します。水切れでも過湿でも同じように葉っぱの先から枯れて来ます。根つまりでも同じ症状が出ます。

年間を通して、受け皿に溜まった水は捨ててください。水が腐って病気の原因になります。

年間を通して葉水を

乾燥に弱いので、土に水をやるだけでなく、葉っぱに水を掛けてあげてください。戸外で管理している時は、上からバシャーと掛けてください。室内で管理している時は霧吹きで掛けてください。葉っぱの裏に水をかけるとハダニ予防にもなります。

季節ごとの水やりのコツ

夏は水切れが起きやすいので土が乾ききる前に水をやります。春と秋は土が乾いてから。冬は成長が止まりますので、土が乾いてから数日後に水をやるようにします。

肥料

春から秋に掛けて、二ヶ月に一回程度、緩効性肥料をあげるか、液肥を二週間に一回程度やります。肥料がないからといって枯れるわけじゃないですし、大きくなりすぎても困るなら控えた方がいいです。
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病害虫

カイガラムシ
カイガラムシは動かない白い虫で、観音竹の汁を吸っています。カイガラムシで枯れるということはちょっとないですが、見た目がよくないですし、放置していてよいことは何もないので、早めに取り除きましょう。少量であれば、歯ブラシなどで削ぎ落とします。多いならば、薬剤を散布します。
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