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シンバラリアの育て方

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シンバラリア
目次
シンバラリアの特徴は?
水やり
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
剪定
病気・害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
シンバラリアの開花時期…植え付け・植え替え時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
シンバラリア
科名
オオバコ科
属名
シンバラリア属
学名
Cymbalaria muralis
別名
コロセウムアイビー・ツタバウンラン・キンバラリア
耐寒
マイナス15度〜マイナス20度
水やり
水を好む
場所
外の半日蔭
難易度
初心者向け
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シンバラリアの特徴は?

シンバラリアは地中海沿岸に自生するオオバコ科ゴマノハグサ科)の半ツル性多年草イングリッシュガーデンシェードガーデンに利用できる草丈が10センチか15センチの愛らしい植物。半ツル性で匍匐して横へ横へと広がるのでグランドカバーとしても利用できます。北海道に帰化するほどの生命力で、日当たりが良すぎなければ大体枯れない初心者向きのガーデニング材。花の時期は4月から6月辺りですが、チョボチョボと秋まで咲きます。

メインの植物というよりは、邪魔しない使いやすいガーデニング材って感じ。花は小さくてかわいいのですが、楚々とし過ぎて物足りないと思うかもしれません。そのときは斑入り品種を植えるとカラーリーフとしても楽しめます。

冬も青々とし、生垣やブロックの隙間に生えています。とにかく強くてかわいい……いやほとんど雑草
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品種

シンバラリア・ムラリス
一般的に「シンバラリア」「ツタバウンラン」というとこのムラリスのことを指します。

パリダ
ムラリスの品種で花が少し大きめです。

アルビフローラ、スノーホワイト
シンバラリア・ムラリスの白花品種。

シンバラリ ・アエクイトリロバ
シンバラリ ・アエクイトリロバ(Cymbalaria aequitriloba)も流通しています。どう違うのかはちょっとよくわからないです。
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水やり

庭植えの水やり

土が乾いていたら水をやります。帰化するほどですから、庭植えすれば、日常的に水をやる必要は無く、夏に日照りが続くようなら水をやる程度です。

鉢植えの水やり

鉢植えならば、年間を通して土が乾いたら水をしっかりと鉢底から水をやるようにします。カラっとした気候の地中海沿岸に自生している植物で蒸れにちょっと弱いところがあります。受け皿に水が溜まっていたら捨ててください。

春と秋は晴れたら水をやり、夏はほぼ毎日水をやり、冬は活動が鈍いので完全に乾かないように水をやるくらい、控えておきましょう。

肥料は不要

あれば増えますが、なくても枯れません。あげなくていいでしょう。肥料が多いからって花がたくさん開花するわけじゃないです。

植え付け・植えかえ

鉢植えでも庭植えでも
繁殖力がありますが、ヒメイワダレソウほど他の植物を駆逐する勢いがあるわけじゃなく、管理は可能です。

時期・頻度

春(3月〜6月)か、夏を越して涼しくなる9月下旬〜10月に植え付け、もしくは植え替えをします。まぁ、真夏と真冬じゃなければ大丈夫です。

鉢植えは根詰まりと土の劣化を防ぐために、毎年か2年に一回は植え替えをして新しく根を伸ばすスペースを作ってあげましょう。

用土

土壌は選びませんが、水はけが悪いと根腐れを起こしますので、水はけがよくなるように赤玉土腐葉土を混ぜてください。ホームセンターなどで販売している培養土――花と野菜の土を利用すると便利です。

自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。庭植えの場合は庭土に腐葉土か堆肥を足し、水はけが悪いなら川砂かパーライトを足して用土とします。

鉢植えの手順は?

最初は6号鉢7号鉢に1苗を植えます。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。

植え替えをするときは、現在の鉢より一回り大きな鉢を用意します。ひと回りとは現在の鉢より1号か2号大きな鉢のことです。古い鉢から抜き、土を落とさず、根をいじらないで植え替えてください。シンバラリアは根をいじると調子を崩すので土は落とさない方がいいです。なので株分は難しいです。増やすのであれば、挿木したり、ツルで発根したものを別に植え付けます。

どうしても同じ大きさに植え替える場合は、根をいじらないように少量の土を落として植え替えます。枯れることもあるし、枯れなくても生育不良を起こして回復まで時間がかかるので、土は落とさない方がいいですよ。

庭植え(地植え)の手順は?

深さ20cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して2割か3割混ぜて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。

穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。庭土が、ちょっと粘土質などで水はけが悪いなら、川砂・軽石小粒・パーライトなどを入れて水はけをよくして植えましょう。

管理場所・日当たり

シンバラリアは強い直射日光より半日陰…何かの木漏れ日や、一日のうち午前か午後に陽が当たるくらいの日光…を好みます。特に真夏の直射日光では弱ります。日当たりが良すぎないようにしましょう。

また蒸れに弱いので、夏の多湿で枯れ込むことがあります。

冬の寒さには非常に強くマイナス15度〜マイナス20度まで耐えます。戸外で防寒なしに越冬ができます。

剪定

シンバラリアのツルが伸びすぎたら切って取り除きます。広がりすぎることはないですが、意図せず広がることはあります。こぼれダネでも広がります。

病気・害虫

ほとんど見られない。

特徴・由来・伝承

シンバラリア:特徴・由来・伝承
原産地はヨーロッパ。日本には1912年に観賞用でやってきました。かわいい葉っぱ。楚々としたスミレのような花。人気のあるガーデニング材です。

最近の研究ではリナリアと近い種とされています。
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オオバコ科

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