オーデコロンミントの育て方

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オーデコロンミントの基礎データ
オーデコロンミント
科名シソ科
属名ハッカ属
学名Mentha × piperita Ctrata
別名ベルガモットミント・レモンミント
水やり水を好む
場所外の半日蔭
難易度初心者向け
画像投稿
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開花
植え
肥料
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オーデコロンミントの特徴は?

オーデコロンミント:オーデコロンミントの特徴は?

オーデコロンミント:オーデコロンミントの特徴は?
オーデコロンミントはシソ科ハッカ属のペパーミントの変種で、ラベンダーのようでもあり、甘い柑橘系のような甘い香りがする人気のハーブです。その香りからレモンミント・ベルガモットミントとも呼ばれます。

青い藤色の花を咲かせ、茎も紫色がかった深緑。風にそよいで甘い香りがすると、育ててよかったと思いますよ。ただし、地下茎で広がり、邪魔になるほど。鉢やプランターで植えて広がらないように管理した方がいいです。
草丈30cm〜60cm

水やり

オーデコロンミントは少々湿った場所を好みます。

鉢植えにした場合は、土が乾いていたら水をしっかりとやります。鉢底から水が染み出すくらいにしっかりとやってください。春から秋にかけては、土の様子を見て水をやります。真夏は過湿にすると腐ってしまうことがありますが、まぁ、よほどのことです。
どちらかというと極端な乾燥の方がオーデコロンミントを枯らす原因です。

冬の水やり

冬になると地上部が枯れてしまいます。ですが凍結さえしなければ地下では根が生きていて、春を待っています。庭植えしている場合は自然雨で十分ですが、鉢植え・プランター植えしていると、地上部が無いので、水をやり忘れがち。でも、水をやらないと地下茎まで枯れてしまいます。たまに水をやってください。

肥料

ミント類は肥料が多いと香りが鈍くなります。肥料は控えめにしましょう。生育があまりに鈍いなら生育時期に2週に1回薄い液体肥料をやる程度にします。庭植えの場合は追肥は不要です。
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植え付け・植えかえ

時期

4月〜5月か9月〜10月に植え付け、植え替えをします。

用土

アルカリ性か中性の土を好みます。新品の培養土で育てないなら、庭の土や古い土に苦土石灰を混ぜて、中和させる必要があります。

用土はハーブ用の土か、一般的な培養土を利用します。自作する場合は、赤玉土腐葉土3を混ぜたもの。肥料はあってもいいですが、なくても構いません。
ハーブ用土
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鉢植え

8号鉢に1苗、横長プランターに3苗を植えます。

鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落として同じ大きさの鉢に植え替えてもいいし、ザックリ株分けして鉢を増やしてもいいです。

庭植え・地植え

庭植えの場合は、深さ20cmを掘り出し、苦土石灰をまいて中和させておく。中和には1週間〜10日かかるので、中和が終わってから、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、化成肥料を少量入れて、混ぜて用土とします。

堀った穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。地下茎が伸びないように仕切り板を入れるといいです。
根の仕切り
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管理場所・日当たり

オーデコロンミントは頑健な植物で、日当たりでも半日陰でも育ちます。ただし真夏の乾燥・過湿に枯れることがありますので、夏対策のために、最初から半日陰で育てると気が楽です。

夏の直射日光と乾燥と過湿に若干弱いです。この時期は、鉢植えならば風通しのよい半日陰か日陰で育てるとよいです。といっても、そう簡単に枯れる植物ではないので、(環境によってはダメージがあるかもしれませんが)そのままでも枯れやしません。

寒さに強く、冬は戸外で放置します。地上部は枯れますが、春になればまた芽を出します。

花摘み

花が咲くと、香りが鈍くなりますし、葉も硬くなり、種子ができて意図しないところに生えるので、ツボミができたら速攻で摘んでしまいます。花が咲いたら、バッサリと草丈の半分くらいで刈って、収穫を兼ねるといいです。

摘芯

成長点…植物のツルの先を切ると、その下の葉の根元から新芽が出て、それが伸びると葉っぱが出て株が大きくなり収穫が増えます。定期的に摘芯するといいです。

刈り込み

蒸れの予防と、収穫と摘芯と花摘みを兼ねて、全体を梅雨前・夏前・秋の長雨前に草丈の半分ほどに刈り込みます。傷んだ葉っぱをむしり、枝を少しさばくと風通しがよくなってよりよいです。

収穫

茎ごと摘んで、葉っぱをむしって水洗いしてから料理に使います。アイスクリームの上に乗せたり、ハーブティー・ハーブバス・ドライハーブ・アロマスプレーなど利用法はいろいろとあります。

病気・害虫

アブラムシヨトウムシコガネムシ・イモムシ・毛虫などが発生します。

最後に

オーデコロンミント以外にもミントには魅力的な仲間がたくさんいます。ミントは長年愛されたハーブゆえの品種があります。よかったら
を参考にしてください。
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