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イエルバブエナの育て方…モヒートの材料に!

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イエルバブエナ
目次
イエルバブエナとは?
管理場所
水やり
肥料
植え替え・植え付け
摘芯と収穫とモヒートの作り方
病害虫
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学名などの基礎データ
イエルバブエナの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
イエルバブエナ
科名
シソ科
属名
ハッカ属
学名
Mentha nemorosa
別名
キューバミント、モヒートミント
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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イエルバブエナとは?

スペイン語で「良い草」という意味のイエルバブエナ(モヒートミント・キューバミント)はシソ科ハッカ属の多年草宿根草)。略して「イエバブ」。名前の通り、モヒート用のミントとされています。原産地はキューバ。性質は他のミントと同じで、頑健で夏の暑さ・冬の寒さにも強く、地下茎で横に広がり、こぼれダネでも広がるため、庭植えにすると管理しきれず困るので鉢植えで育てるのが一般的。

アイスクリームの上に乗せて清涼感を出させたり、ハーブティーにしても美味しく、なにより生葉で作ったモヒートは素晴らしいです。

余談ですが日本で流通しているイエルバブエナは実際にはモヒートに適しているミントの品種全般を漠然と販売している節があります。しかし、ミント類の育て方は同じですし、味がよいなら多分誰も問題にしないと思われますので、気にせず楽しみつつ、頭のどこかに覚えておいてください。
草丈30cm〜60cm
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管理場所

日当たりで育てます。半日陰でも育ちますが、半日陰だと徒長し、香りが弱くなります。香りが弱いとモヒートも美味しくないので出来るだけ日当たりで育てましょう。

水やり

鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。土が濡れているうちに水をやっていると根腐れを起こしてしまうので、土が乾くまでは水をやらず、受け皿の水は捨てるようにします。夏は高温で蒸発が激しくなるので、朝と夕方に水をやり、それでも水切れするようならば、半日陰に移動させます。

庭植えにしたら自然に降る雨だけで十分です。放置でいくらでも増えます。

肥料

肥料の追加は基本的には不要で、肥料が多いと徒長したり香りが悪くなりますし、肥料をやって生育が早いと根詰まりを起こしやすいので基本的には追肥はしません。ただ、生育が悪い場合や、2年目以降は肥料を追加した方がいいです。

追肥する場合は春と秋に液体肥料を2週に一回やるか、緩効性化成肥料を少量だけやります。

植え替え・植え付け

時期・頻度

春か秋に植え付け、植え替えをします。春に苗が出るのでこれを植えることになります。

イエルバブエナ(モヒートミント・キューバミント)に限らず、ミント類は繁殖力旺盛で、すぐに鉢に根がいっぱいになるので、毎年植え替えることになります。根詰まりを起こすと下葉が落ちたり、葉先から茶色くなるなど症状が出て、収穫にも影響が出るので、毎年、植え替えをしましょう。

用土

一般的な花と野菜の培養土か、ハーブ用土で植え付けます。自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。古い土には病害虫が残っていたり、何かしら問題があることが多いので、必ず新しい土を使って植えるようにします。

鉢植えの植え付け・植え替え手順

8号鉢に1苗を植えます。横長プランターなら3苗を植えます。

鉢植えの底の穴をネットで塞いで、その上に土の流出を防ぎ、水はけをよくするための鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

植え替えの場合は鉢から株を取り出して、古い土を三分の一ほど落としてから、新しい土で植え替えます。

庭植えの手順

イエルバブエナに限らずミント類は繁殖力旺盛で他の植物を駆逐することがあります。庭植えはやらない方がいいですが、やるのであれば培箇所の周囲に地下茎が広がらないようにプレートなどを埋める必要があります。
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庭土を深さ20cm掘り返し、土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割ほど入れ、化成肥料を規定量入れて、よく混ぜて用土とします。穴に用土を戻す前に、これ以上広がろがってほしくない範囲に根止めを入れます。根止めの内側に用土を半分戻し、 苗を配置します。

イエルバブエナは地下茎で増えるので空けて植えてもいずれは埋まるのですが、まぁ、苗同士は20cmは空けて植えましょう。隙間に用土を入れ、最後に水をやって完成です。
深さ20cmに根止めやプレートを埋めれば地下茎は広がらないが、こぼれダネが落ちるため、完全な予防にはならない。なので栽培するなら鉢・プランター推奨です。

摘芯と収穫とモヒートの作り方

生育時期の春〜秋に摘芯と収穫を兼ねて、定期的に摘み取ります。

摘芯とはツルの先(成長点)を取り除くことで脇芽を出させる作業で、これをするとどんどん株が大きくなります。

ツルが15cm以上になったら、ちょいちょい摘み、茎ごと収穫していきます。イエルバブエナ(モヒートミント・キューバミント)はやはり、モヒートにするといいです。

グラスにライムを4分の1個ほど絞り、そこに葉っぱをグラスにいっぱい入れて、砂糖を小さじ1入れ、炭酸をグラスに1cmまで入れて、葉をペストルで潰す。潰しすぎると苦味が出るので、香りが出る程度にする。そして再度、炭酸水100mlを入れ、ラム(ハバナクラブ)50mlと氷を入れて、かき混ぜて完成。
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生葉だとスースー感が物足りないな、と思うなら、ドライハーブにして、酒につけて香りを移してから使うなど手を加えるといいです。ドライハーブは電子レンジでチンしてカラカラにすればいいです。

病害虫

ミント類は意外と病害虫が発生します。

ハダニアブラムシナメクジヨトウムシ・イモムシ・毛虫類など。イエルバブエナは食用で栽培しているので、発生したらテデトールしましょう。
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