イエルバブエナ(キューバミント、モヒートミント)

科名 | シソ科 |
属名 | ハッカ属 |
学名 | Mentha nemorosa |
別名 | キューバミント、モヒートミント |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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イエルバブエナとは?

アイスクリームの上に乗せて清涼感を出させたり、ハーブティーにしても美味しく、なにより生葉で作ったモヒートは素晴らしいです。
余談ですが日本で流通しているイエルバブエナは実際にはモヒートに適している品種全般を漠然と販売している節があります。しかし、ミント類の育て方は同じですし、味がよいなら多分誰も問題にしないと思われますので、気にせず楽しみつつ、頭のどこかに覚えておいてください。
草丈30cm〜60cm
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管理場所
日当たりで育てます。半日陰でも育ちますが、徒長し、香りが弱くなります。香りが弱いとモヒートも美味しくないので出来るだけ日当たりで育てましょう。水やり
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。土が濡れているうちに水をやっていると根腐れを起こしてしまうので、土が乾くまでは水をやらず、受け皿の水は捨てるようにします。夏は高温で蒸発が激しくなるので、朝と夕方に水をやり、それでも水切れするようならば、半日陰に移動させます。庭植えにしたら自然に降る雨だけで十分です。
肥料
肥料の追加は基本的には不要で、肥料が多いと徒長したり香りが悪くなりますし、肥料をやって生育が早いと根詰まりを起こしやすいので基本的には追肥はしません。ただ、生育が悪い場合や、2年目以降は肥料を追加した方がいいです。追肥する場合は春と秋に液体肥料を2週に一回やるか、緩効性化成肥料を少量だけやります。
植え替え・植え付け
時期・頻度
春か秋に植え付け、植え替えをします。春に苗が出るのでこれを植えることになります。イエルバブエナ(モヒートミント・キューバミント)に限らず、ミント類は繁殖力旺盛で、すぐに鉢に根がいっぱいになるので、毎年植え替えることになります。根詰まりを起こすと下葉が落ちたり、葉先から茶色くなるなど症状が出て、収穫にも影響が出るので、植え替えをしましょう。
用土
一般的な花と野菜の培養土か、ハーブ用土で植え付けます。自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。古い土には病害虫が残っていたり、何かしら問題があることが多いので、必ず新しい土を使って植えるようにします。植え付け手順
8号鉢に1苗を植えます。鉢植えの底の穴をネットで塞いで、その上に土の流出を防ぎ、水はけをよくするための鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。植え替えの場合は鉢から株を取り出して、古い土を三分の一ほど落としてから、新しい土で植え替えます。
イエルバブエナに限らずミント類は繁殖力旺盛で他の植物を駆逐することがあります。庭植えはやらない方がいいですが、やるのであれば培箇所の周囲に地下茎が広がらないようにプレートなどを埋める必要があります。
詳細は
詳細は
ミント
を参考に。シソ科ハッカ属Mentha
摘芯と収穫とモヒートの作り方

摘芯とはツルの先(成長点)を取り除くことで脇芽を出させる作業で、これをするとどんどん株が大きくなります。
摘芯
ツルが15cm以上になったら、ちょいちょい摘み、茎ごと収穫していきます。イエルバブエナ(モヒートミント・キューバミント)はやはり、モヒートにするといいです。
園芸用語ガーデニングテクニック
グラスにライムを4分の1絞り、そこに葉っぱをグラスにいっぱい入れて、砂糖を小さじ1入れ、炭酸をグラスに1cmまで入れて、葉をペストルで潰す。潰しすぎると苦味が出るので、香りが出る程度にする。そして炭酸水とラム(ハバナクラブ)を入れて、かき混ぜて完成。
病害虫
ミント類は意外と病害虫が発生します。ハダニ・アブラムシ・ナメクジ・ヨトウムシ・イモムシ・毛虫類など。イエルバブエナは食用で栽培しているので、発生したらテデトールしましょう。
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