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ロドレイアの育て方…剪定の注意点は?地植え・鉢植えの植え方は?

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ロドレイア
目次
ロドレイアの特徴は?
剪定の注意点は?
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
水やり
肥料
病気・害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
ロドレイアの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ロドレイア
科名
マンサク科
属名
ロドレイア属
学名
Rhodoleia henryi
別名
シャクナゲモドキ
耐寒
マイナス10度〜マイナス5度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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ロドレイアの特徴は?

ロドレイア(シャクナゲモドキ)は中国南部・東南アジアに自生するマンサク科ロドレイア属の常緑低木。基本的に頑健な樹木で、シンボルツリーにも利用される。樹高は5mほどとされますが、生育が非常に遅いの(年20cmとか)のと、そこまでいくにはかなり時間が掛かるのであんまり気にしない。

品種としては寒さに強いヘンリー(Rhodoleia henryi/耐寒温度マイナス10度〜マイナス5度)と、マレー半島などに自生する寒さに弱いカンピオニー(Rhodoleia championil)が流通している。一般にロドレイアというとヘンリーのことを指すので、ここではヘンリーについて解説しています。
樹高5m
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剪定の注意点は?

自然な樹形が綺麗ですし、成長が遅い植物なので、剪定は枯れ枝・徒長枝・変な方向にのびた枝を落として、風通しをよくするくらいの軽いものにとどめる。剪定する時期は花が終わった5月・6月。コレ以降に剪定すると翌年の花芽まで切り落とすことになります。
放置してもいい形に育ちますが、刈り込みに強いので、若いうちに刈り込んで、脇芽を増やすと枝が増えて、もこもこしたいい形に整います。

剪定する枝についての詳細は枝の種類のページを参考にするといいです。

植え付け・植えかえ

適した時期・頻度は?

植え付け・植え替えは3月〜6月か、9月〜10月に行います。鉢植えの植え替えは2年か3年に一回行います。生育が早い方ではないので、頻繁に植え替えはしないようにします。

用土

水はけの良い土に植えますが、乾燥には弱い。カラカラに乾く場所には植えないようにする。

鉢植えにするならば一般的な培養土か、赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使う。庭植えにするならば、庭土に腐葉土か堆肥を3割ほど混ぜてから植える。

庭植え(地植え)の手順は?

根鉢の二倍か三倍の深さと大きさの穴を掘って、苦土石灰を一握りまいて中和させておく。中和反応は1週間〜10日ほどかかるので、中和反応があらかた終わったら、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、元肥として化成肥料を規定量の半分ほど入れてよく混ぜて用土とします。

穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
●生垣に使う場合は、株間を50cmほどに。
●乾燥する場所なら乾燥対策に腐葉土やワラなどで根元にマルチングを。

鉢植えの植え付け・植え替えの手順

鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。

植え替えをすると、株の充実を優先し、花が咲きづらくなります。別に不健康なのではないので、気にせず管理してください。

挿木

6月〜7月に挿木で増やすことができます。

管理場所・日当たり

日当たりが好ましいが、半日陰でも育つ。乾燥に弱いので、あまり乾燥する場所は避ける。暑さに強く、寒さにもある程度の耐性がある。関東以西ならば戸外で越冬する。

西日・乾燥が苦手

日光を好むし、暑さにも強いが、西日がガンガン当たる場所では乾燥で夏に弱る。株元に日光が当たる場合は、ワラや腐葉土でマルチングをして乾燥を防ぎます。西日が当たる場所よりは半日陰の場所が好ましい。

越冬

0度前後で発生する弱いの霜なら枯れないですが、マイナス5度以下の霜には葉っぱが傷んでしまい、土の凍結には枯れてしまいます。関東以南であれば越冬は可能。北関東は越冬は厳しいので、鉢植えで室内に取り込みます。

室内で管理するなら、室内の日当たりで管理します。

水やり

庭植えの水やり

ロドレイアは庭木にするものにしては乾燥に弱いです。庭植えにしても水やりはしっかりとしましょう。乾燥する場合は根元に腐葉土やワラでマルチングをするとよいです。乾燥すると葉っぱや新芽が傷んできますので注意。
西日が当たるところに植えないようにする。西日は乾燥するので水切れしてしまいます

鉢植えの水やり

鉢植えにすることもあります。その場合の水やりは普通の水やりと同じようにします。土が乾いたら水をやり、受け皿の水は捨てるようにします。冬は水を控えて乾かし気味に管理します。

肥料

植え付け時に元肥を入れれば、ロドレイヤはあまり肥料を必要としません。肥料をやるのは生育があまりに鈍い…葉っぱが黄色くなったり、肥料不足で葉っぱが少ないときだけです。

冬に寒肥として腐葉土・堆肥・油粕を株の周囲に穴を掘って、混ぜ込みます。根に肥料が触れないような距離をとって深さ20cmほど穴を掘って中に肥料を入れて埋めてください。

病気・害虫

ほとんど病害虫は見られませんが、新芽の時期に虫が出ます。薬剤を撒いて駆除しましょう。

特徴・由来・伝承

和名はシャクナゲモドキですが、シャクナゲとは科も違う、全くの別種。葉に光沢がある常緑樹。強健で育てやすい。樹高は5mほどに生育。育てやすいが、幼木の間は花が咲きづらい。原産地は中国南部からベトナム、ビルマなどに7種。

花の咲き方や樹形がシャクナゲっぽい。葉っぱはツバキっぽい。

ロドレイアは異国の雰囲気を持った個性的な庭のシンボルツリーとして利用されることもあります。他にシンボルツリーに向いている植物をシンボルツリーのページにまとめているので、参考にしてください。
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