ミディトマト(中玉)の育て方

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ミディトマトの基礎データ

ミディトマト
科名
ナス科
属名
ナス属
学名
Solanum lycopersicum
別名
中玉トマト
耐寒
10度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
ミディトマトの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

ミディトマトとは?特徴は?

ミディトマトはナス科多年草の野菜で、大玉トマトミニトマトの何かの交配の品種群(沢山の品種があるってことです)。低カロリーで大玉より甘く、ミニトマトより食感が良くて食べ応えがある。大玉トマトより作りやすくて大玉に比べると尻腐りしにくいです。

植え付け

時期

春(4月〜6月)に苗が出回るので、これを植え付けます。種からの栽培も可能ですが、1苗でまぁまぁ収穫できるので、通常は苗から。

本来は多年草ですが、寒さで枯れる一年草扱いで、冬には枯れるので植え替えることはないです。

用土

新しい一般的な培養土で植えます。畑栽培の場合は連作障害を起こすので、過去2年にナス科植物を植えた場所は避けます。

鉢の植え付け

できるだけ大きな鉢…10号鉢に1苗を植えます。鉢底の穴を網で塞いで、鉢底石を3cmほど入れます。用土を入れ、苗を入れて、苗と鉢の隙間に用土を入れ、最後に水をやって完成です。

地植え(畑)の植え付け

深さ30cmを掘り、苦土石灰を混ぜて中和させます。中和には1週間かかるので、まって、腐葉土堆肥を2割足し、化成肥料を規定量の半分入れて、混ぜて用土を作ります。

作った土で高さ10cm幅90mの畝を作り、50cm間隔で苗を植えます。ビニールマルチを張ってから苗を植えると蒸発が抑えられ、水やりが楽になります。

支柱をたてる

最初は70cmの支柱、その後は1m〜1.8mの支柱で支えます。

管理場所・日当たり

日光を好みますので、日当たりで育てます。南側で午前中〜2時まで日光が当たるなら、ベランダ栽培でも収穫はできますが、どうしても収穫量や味が落ちます。

水やり

鉢植えは土が乾いたら水をしっかりとやります。多少萎びたくらいなら、水をやれば元に戻ります。

畑植えの場合は様子を見て、水やりをします。マルチをしていると水やりの頻度は減ります。

ミディトマトの実が大きくなってから、乾燥→大量水やり(雨)があると裂果する。これはある程度は仕方ない。裂果しても食べられるが、カビ・ナメクジ・その他の虫が入る可能性があるので、裂果する前に収穫するといいです。

仕立て方と芽かき

葉の根本から脇芽が出て、放置しているとたくさん枝が出ますが、たくさん結実して実が小さくなったり、葉がふえるばかりで開花しない。

そこで、ミディトマトは一本仕立てにします。

主幹だけを残して、すべての脇芽を取り除きます。週に一回、脇芽を取ります。その際、手を洗って、晴れた日の午前中に行います。

一番花

一番花はなんとしても結実させます。トマトトーンを使ってしっかりと結実させないと、ツルボケしやすくなります。
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気温が30度を超えると開花しても受粉しづらくなるので、トマトトーンを使って結実させましょう。

肥料

植える時にやった肥料が一ヶ月ほどで切れます。二番花が結実した頃から、3週間おきに追肥をします。

トマトは肥料が多いとツルボケするのですが、肥料が不足しても開花・結実・肥大が鈍いので様子を見て肥料を調節する必要があります。

株の周囲に化成肥料を規定量…説明書に書いてある容量を施肥してください。

収穫

開花から一ヶ月ほどで収穫。完熟すると美味しいが、裂果(実割れ)する確率が上がるので、8割くらいで抑えるのがいいです。

病気・害虫

灰色かび病、サビダニ、ハダニコナジラミエカキムシ、グンバイムシ、オオタバコガウィルス病などが発生する。

詳細な栽培について

このページは初心者向けに簡単な記述にとどめています。より詳細な栽培やその他の記事については
を参考にしてください。
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