ミディトマト(中玉)の育て方
目次
ミディトマトとは?特徴は?植え付け管理場所・日当たり水やり仕立て方と芽かき一番花肥料収穫病気・害虫詳細な栽培について関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ミディトマト
- 科名
- ナス科
- 属名
- ナス属
- 学名
- Solanum lycopersicum
- 別名
- 中玉トマト
- 耐寒
- 10度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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ミディトマトとは?特徴は?
ミディトマトは
ナス科の
多年草の野菜で、大玉
トマトと
ミニトマトの何かの交配の品種群(沢山の品種があるってことです)。低カロリーで大玉より甘く、ミニトマトより食感が良くて食べ応えがある。大玉トマトより作りやすくて大玉に比べると尻腐りしにくいです。
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植え付け
時期
春(4月〜6月)に苗が出回るので、これを植え付けます。種からの栽培も可能ですが、1苗でまぁまぁ収穫できるので、通常は苗から。
本来は多年草ですが、寒さで枯れる
一年草扱いで、冬には枯れるので植え替えることはないです。
用土
新しい一般的な
培養土で植えます。畑栽培の場合は
連作障害を起こすので、過去2年にナス科植物を植えた場所は避けます。
鉢の植え付け
できるだけ大きな鉢…
10号鉢に1苗を植えます。鉢底の穴を網で塞いで、鉢底石を3cmほど入れます。
用土を入れ、苗を入れて、苗と鉢の隙間に用土を入れ、最後に水をやって完成です。
地植え(畑)の植え付け
深さ30cmを掘り、
苦土石灰を混ぜて中和させます。中和には1週間かかるので、まって、
腐葉土か
堆肥を2割足し、化成
肥料を規定量の半分入れて、混ぜて用土を作ります。
作った土で高さ10cm幅90mの畝を作り、50cm間隔で苗を植えます。ビニールマルチを張ってから苗を植えると蒸発が抑えられ、
水やりが楽になります。
支柱をたてる
最初は70cmの支柱、その後は1m〜1.8mの支柱で支えます。
管理場所・日当たり
日光を好みますので、日当たりで育てます。南側で午前中〜2時まで日光が当たるなら、ベランダ栽培でも収穫はできますが、どうしても収穫量や味が落ちます。
水やり
鉢植えは土が乾いたら水をしっかりとやります。多少萎びたくらいなら、水をやれば元に戻ります。
畑植えの場合は様子を見て、水やりをします。マルチをしていると水やりの頻度は減ります。
ミディトマトの実が大きくなってから、乾燥→大量水やり(雨)があると裂果する。これはある程度は仕方ない。裂果しても食べられるが、カビ・
ナメクジ・その他の虫が入る可能性があるので、裂果する前に収穫するといいです。
仕立て方と芽かき
葉の根本から脇芽が出て、放置しているとたくさん枝が出ますが、たくさん結実して実が小さくなったり、葉がふえるばかりで開花しない。
そこで、ミディトマトは一本仕立てにします。
主幹だけを残して、すべての脇芽を取り除きます。週に一回、脇芽を取ります。その際、手を洗って、晴れた日の午前中に行います。
一番花
一番花はなんとしても結実させます。トマトトーンを使ってしっかりと結実させないと、
ツルボケしやすくなります。
気温が30度を超えると開花しても受粉しづらくなるので、トマトトーンを使って結実させましょう。
肥料
植える時にやった肥料が一ヶ月ほどで切れます。二番花が結実した頃から、3週間おきに追肥をします。
トマトは肥料が多いとツルボケするのですが、肥料が不足しても開花・結実・肥大が鈍いので様子を見て肥料を調節する必要があります。
株の周囲に化成肥料を規定量…説明書に書いてある容量を施肥してください。
収穫
開花から一ヶ月ほどで収穫。完熟すると美味しいが、裂果(実割れ)する確率が上がるので、8割くらいで抑えるのがいいです。
病気・害虫
灰色かび病、サビダニ、
ハダニ、
コナジラミ、
エカキムシ、グンバイムシ、オオ
タバコガ、
ウィルス病などが発生する。
詳細な栽培について
このページは
初心者向けに簡単な記述にとどめています。より詳細な栽培やその他の記事については
を参考にしてください。
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