トマトの育て方

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トマト(唐柿・赤茄子・蕃茄・小金瓜)

トマト
科名ナス科
属名ナズ属
学名Solanum lycopersicum
別名唐柿・赤茄子・蕃茄・小金瓜
みずやり水を好む
場所外の日なた
難易度中級者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴


トマトは小さなプランターでも結構な量の実を付けてくれる家庭菜園の星です。種まきは2月から3月ですが、一般的には苗を5月前後に植えます。

連作障害を起こす
ナス科の植物です。ナス科の植物は連作障害を起こします。翌年、同じ土にナス科の植物を植えないで下さい。間に何かを挟めば大丈夫です。

最初の実をしっかりと結実させて
葉っぱが茂ると花粉が付きにくい状態になります。すると花が咲いても結実しずらくなり、余計に葉っぱが茂ってしまいます。そこで最初に咲いた花をしっかり結実させてください。実が付けば葉っぱより実にエネルギーが注がれて、茂りすぎということにはなりません。

雨に注意!
実ができて、そろそろ収穫という時期に雨が降ると、実が割れてしまいます。その前に収穫するのがベストですが、雨ざらしの場所ならビニール(買い物袋・ゴミ袋でもOK)などで水避けしてください。
トマト栽培の基本のコツ
●脇芽を取り、一本立ちにする。脇芽が伸びると失敗する。
●一番最初に咲いた花は結実させる。そうしないと、その後の花の着果率が下がる。
●二番目の花房まで着果数を三個程度に抑えて確実に肥大させる
●着果したらこまめに追肥する。肥料が切れると勢いが停まる。
●雨が掛からないようにする。雨があたると実が割れます。
●スーパーで売ってるトマトは青い状態で収穫・出荷する。赤くなってから収穫する家庭菜園の方がおいしいのは当たり前。
●水耕栽培を家庭でもする人が増えています

参考
以下のページは目を通したほうがいいですよ~
トマトの寝かせ植え
トマトの連続摘芯栽培
トマトの捻枝
トマトのウィルス病
トマトの品種まとめ
トマトのベランダ栽培まとめ
トマト栽培の「段」とは
トマトの肥料
トマトの脇芽かきと仕立て方
トマトの割果・裂果の原因と予防
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水やりと肥料


乾燥に強い植物です。ひっくり返すと、水をやり過ぎると傷みやすいということです。しかし、トマトは非常に生育力があり、水を吸い上げる力が強く、すぐに土が乾きます。
●土が乾いていたら、水をタップリやってください。
水やりにムラがあると、トマトの皮が硬くなり、裂果の原因となります。
●ムラの無い水やりとは、頻度を一定に保つという意味です。一回の水やりはプランターなら底から水が染み出すくらいにしっかり。つまり「水量」ではありません。あくまで頻度。

必ず肥料を!
肥料は一週間に1回、液肥をあげてください。肥料が切れやすく、切れると実付きが悪くなります。
参考:トマトの肥料
●カリとリン酸の多い肥料をやる。リンは花を咲かせ、実を大きくする。カリはトマトを甘くする。
●秋に肥料をやるときは、土の表面に肥料をやっても効果が無い。夏の暑い時期に根が暑くない地中深くに伸びていて、地表の肥料が届かない。液肥をやった方が効果があります。液肥を地中30センチに噴霧すると良いです。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

支柱をします
実がなる程度に成長したら、必ず支柱をします。支柱をしないと実の重さで茎が折れて倒れてしまいます。
その性質上、一方にだけ実が付きますので、実がつかない側に支柱を添えてあげます。
用土は市販の培養土
市販している花と野菜の土で植えます。連作障害を起こしますので、畑に植える場合は過去3年ナス科の植物を植えていないところで植えます。鉢・プランター植えする場合は、去年の土ではなく必ず新しい土で植えてください。
●植える時期が早いほど収穫は長く楽しめる。
●種まきを1月の下旬にすることも。
●三月に出回る苗は徒長(=ヒョロ長気味)しているもの。
●3月・4月あたりに葉っぱに黒い斑点が出たら冷害。室内に非難させてください。
●植え付けは早いほどいいが霜にあたると枯れる。よって霜が降りないのが前提。関東では稀に5月のゴールデンウィークに霜が降りる。
●トマトとバジルを一緒に植えると、味が良くなるとか、バジルが虫除けになるとか、ネットにありますが、根拠は無い。バジルが地中の窒素分を吸収してツルボケを防ぐという話も。それとは無関係に食べ合わせはいいので一緒に育てるのはオススメ
●大玉ならば10号以上の鉢。できれば土が15L以上入るもの。そこに一株。土が少ないと大きく育ちにくい。小さい玉なら、小さい鉢でも問題ないし、大玉でも大きくならなくていいなら、問題ない。
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管理場所・日当たり

出来るだけ日当たりで管理します。結実してから雨に当たると実が割れてしまいますので、ベランダガーデニングに適しています。
参考:トマトのベランダ栽培まとめ
●室内で管理すれば、越冬させて春早い段階から収穫が出来るようになる。

その他

アブラムシハダニコナジラミ・ハモグリバエ・オオタバコガ・ウドンコ病・灰色カビ病・白絹病・黄化葉巻病・ウィルス病…トマトはおいしいのか、病気や害虫にかかりやすいです。
予防策
●土にカルシウムを混ぜる……カルシウムは根を強くします。植物が強くなると病気の耐性も出来ます。
●下葉を取る……一定背が伸びたら、下葉を取ってやります。下葉を取ってやると、病害虫の予防にもなります。

気温について
トマトに適した温度があって、昼間は25度以下、夜は10度以上です。昼に30度を越えると実がなりにくくなります。温度のことは気にしてもしょうがないですが知っておきましょう。
その他雑記
●収穫は霜が降りて枯れるまで。地域によっては12月まで収穫している。ただそういう暖かいところは大抵は台風の通り道。支柱を。
●露地栽培は害獣に注意。近所に盗む人がいることも。親戚が持っていくことも。
トマトの連続摘芯栽培は非常に面倒。果実が太り、その重みで枝が折れやすく、手間隙が掛かる。
●トマトを食べるのが嫌いな人に向いているのは、黄色いトマト。しかしトマトはどうあってもトマトの香りがするので、駄目な人は駄目らしいです。
●家庭菜園のトマトはスーパーで売ってるトマトより足が濃く、香りが強いので、トマト嫌いな人にとっては更に食べにくいということも。
●ゼリーにうまみがある
●しっかり受粉するとゼリーの詰まったトマトになる。
●トマトトーンという果実が大きくなる薬品がある。コレを使うと大きくなる。トマトトーンには落果・落花を防ぐ効果があるので、第一花房を着果させるのに使ったり、真夏に暑さで落花するのを防ぐときに使います。
●トマトの雌しべは雄しべに覆われているので、意図的に他の花粉を人工授粉させない限りは別品種と交配はしない。別品種と並べていて交配しても、果実の味や形は株の品種のものが出来る。交配の影響が出るのは種子だけ。
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特徴・由来・伝承


トマトの一般化は1519年にメキシコからエルナン・コルテスがヨーロッパへ持ち込んだのが始め。ところが、花の形が有毒植物「ベラドンナ」に似ていたことから、食用とはされずに観賞用植物だった。
その後イタリアの貧困層で食用にしようと考える人が現れ、200年以上の品種改良の結果、現在のトマトが生まれたそうです。
野菜か果物か?
現在でも論争になる「トマトは野菜か果物か」という問題は1793年アメリカに輸入されるときに始まりました。当時アメリカでは果物と野菜で関税率が違っていました。そこで輸入業者は関税の安い果物と言い張り、政府は野菜だと主張して、最高裁判所まで争うことになりました。結論は「野菜」。裁判長は相当に悩んだそうです。
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