ミニトマトは主茎を伸ばして全ての脇芽を取り除く「一本仕立て」か、複数の枝を残す「二本仕立て・三本仕立て」などがある。
一本仕立て
一本仕立ては全ての脇芽をかき取り、一本仕立てにする。
初心者は一本仕立てから行うのが良いが、7段・8段になると2mくらいになるので邪魔。継続して収穫するにはツル下げを行う。脇芽かきは三日に一回行う。
二本仕立て
二本仕立ては第一花房ができた位置のすぐ下の脇芽を伸ばして、主軸と脇芽の二本仕立てにする。その他の脇芽は全て摘む。脇芽を見逃してしまうとどんどん伸びて栄養繁殖して果実が太らない。脇芽かきは三日に一回行う。二本仕立てにするつもりが、脇芽を見逃して知らないうちに三本・四本仕立てになっていることが多いが、それで枯れるわけじゃないので気にしないでいい。
●行燈支柱の場合、リングの外側に苗を植え、二本仕立て・三本仕立てにして、行燈をグルグル回していくと、収穫もしやすいし、草丈を抑えられる。
●茎が硬いなら、二日か三日ほど水を切らして誘引する。晴れの日の朝一がよく曲がる。
●折れたところはテープで巻いておくと回復する。
●自然分解されるシュロ縄か麻紐が便利。燃えるゴミで出せるし。
●二本仕立て・三本仕立てにすると分散して、茎は細くなり、1mくらいに低く仕立てられる。
●ソバージュ栽培…
摘芯・芽かきもやらない栽培でソバージュ栽培用の品種もある。
●ミニトマトでも連続摘芯栽培は可能なので、やってみるといいが、そこまでしなくても十分甘い実がたくさん収穫できる。
●接木苗から出ている脇枝は摘む。それはミニトマトではないです。