サンシュユ(山茱萸・春黄金花・秋珊瑚)

科名 | ミズキ科 |
属名 | ミズキ属 |
学名 | Cornus officinalis Sieb |
別名 | 山茱萸・春黄金花・秋珊瑚 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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サンシュユの育て方
育て方の概要落葉小高木。春に黄色の独特の花を咲かせる。葉っぱより先に開花するために黄色に染まる。秋(10月から12月)には真っ赤な実がなる。11月には紅葉する。育てやすいのに、花・実・紅葉と鑑賞価値は高い。人気の庭木。
大きさ・草丈・樹高
3mから15m(剪定で2m程度にまとめられる)
まとめ
●冬の寒さには強い。東北でも戸外で越冬。
●日当たりでも半日陰でも。
●水やりは普通。
●2月6月9月に肥料をやる。
●花が終わってからできれば6月中に剪定する。もしくは秋に花芽が目視で確認できるようになってから剪定する。
●長い枝を切り詰める。長い枝には花が咲かない。
●冬の寒さには強い。東北でも戸外で越冬。
●日当たりでも半日陰でも。
●水やりは普通。
●2月6月9月に肥料をやる。
●花が終わってからできれば6月中に剪定する。もしくは秋に花芽が目視で確認できるようになってから剪定する。
●長い枝を切り詰める。長い枝には花が咲かない。
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水やりと肥料
水やりのコツ庭植えにした場合、一旦根付いてしまえば、あとは自然に降る雨だけで十分。ただし日照りの時は水やりをしてください。鉢植えの場合は、土が乾いたら水をやるようにします。
肥料
寒肥として2月に骨粉と油粕を。花が終わる6月あたりに花で消耗したエネルギー回復に緩効性肥料を。9月か10月あたりに結実のエネルギー補給に緩効性肥料を。2月の肥料が一番大事です。2月のだけでもいいです。
植え付け・植えかえ・種蒔き
植え替え・植え付け時期落葉してから、サンシュユが動き始める3月までに植え付けをします。ただし真冬は避ける。よって実質3月くらいしかない。
●開花中に植え付けしても枯れないからしてもいいです。開花前どうこうは理想論です。
植え付け方法
根鉢の大きさの二倍の深さと、直径の穴を掘り、掘り出した土に4割の腐葉土と緩効性肥料を適量、混ぜて半分戻して、株を入れて隙間に残った土を入れて、最後に水をやって植え付け完了です。一般的には鉢植えにはしないけど、鉢植えの場合は花と野菜の培養土で普通に植え付けをする。
●水はけの良い土で植えること。
管理場所・日当たり
日当たりでも半日陰でも日当たりでもいいですし、半日陰(午前中だけ日当たり)でも十分育ちます。もちろん日当たりがいいほうが花がよく咲きますが、そこまで差がない。寒さに強く、北海道以外で戸外の越冬可能。
その他
病害虫5月くらいからイラガが発生する。イラガは毒のある毛虫。卵・幼虫に毒があり、成虫には毒がない。5月から夏の間は発生するので、見つけ次第、薬剤をまきます。この時期は剪定しないほうがいいかもしれない。ちなみに冬はサナギで過ごす。この時ウズラの卵のような殻を作る。妙なコブがあったらイラガ。
ウドンコ病も発生。
剪定
花が終わって以降に、剪定ができます。剪定は徒長枝を切り戻します。サンシュユは長い枝には花がつきませんから、これを切り戻すのが開花させる大事なポイントです。枯れ枝や妙な方向に伸びている枝を切るようにします。枝を切り戻すと脇枝が出て花が増えますので、適宜、切り戻しをします。また、幹に風が通るように枝を落としてください。秋になると花芽が目視で分かるので、イラガがいなくなってから剪定するといいです。
●剪定して2m程度に抑えるようにする。
●花芽ができるのは7月8月。これまでに剪定するのが理想。
●花芽ができるのは7月8月。これまでに剪定するのが理想。
特徴・由来・伝承

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