ダイアンサス・ロックンレッドの育て方
目次
ダイアンサス・ロックンレッドの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- ダイアンサス・ロックンレッド
- 科名
- ナデシコ科
- 属名
- ダイアンサス属
- 学名
- Dianthus
- 耐寒
- マイナス5度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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ダイアンサス・ロックンレッドの特徴は?
ダイアンサス・ロックンレッドは
ナデシコ科の
宿根草で、真紅の花が咲きます。種まきは2月から4月に行います。春か秋に苗を植え付けます。草丈は40cm〜60cmで、幅は約40cmほどに育ちます。
高温多湿には弱く、
中間地帯や
暖地では夏場は風通しの良い
半日陰の涼しい場所で管理しないといつのまに消えていることがありますので、注意しましょう。耐寒温度はマイナス5度であり、土が凍結すると枯れる可能性があります。特に関東北部より北の地域では、この点に注意する必要があります。
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水やり
庭植えにした場合はほぼ自然に降る雨だけで大丈夫です。真夏の日照りの時に水をやる程度です。
鉢植えの場合、土が乾いていたら水をしっかりやってください。頑健で渇き気味に管理するのがコツです。土が乾いていないであれば
水やりは控えてください。水をやりすぎると
根腐れします。特に夏の暑さと湿気に弱く、この時期に水をやりすぎたり、風通しが悪いと根腐れを起こしてしまいます。
受け皿を敷いている場合は、受け皿に水がたまらないようにします。
肥料
春(5月)から秋(10月)にかけて成長します。この期間中、薄めた液体
肥料を一週間に一度与えか、化成肥料を1ヶ月に一回やるといいです。
ただし、梅雨や真夏の高温多湿な時期には、植物は弱っており、肥料を与えることは避けるべきです。この時期に肥料を与えると、根を痛めて腐りやすくなります。
植え替え・植え付け
時期・頻度
春か秋に種まきをするか、苗を植え付けます。
夏越しした場合で、
根詰まりしているようなら秋か春に植え替えましょう。
鉢植えの場合は植え替えを2年に一回か、毎年します。庭植えの場合は、植えっぱなしでもいいですが、密生して夏に蒸れるようなら3年に一回くらいの頻度で掘り上げて、株分して植えなおすといいです。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。庭植えの場合は、庭土に腐葉土か
堆肥を入れ、
水はけが悪いようなら川砂や
パーライトを1割〜2割ほど混ぜて水はけを良くするなどすると尚よいです。
鉢の植え付け手順
大きく育つ品種なので8号に1苗を植えましょう。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの場合は、少し土を落として、新しい土を足して、一回り大きな鉢に植え替えます。
庭植え(地植え)の手順は?
庭植えの場合は、深さ20cm〜30cmを掘り返し、植え付ける二週間前に
苦土石灰をまいて混ぜ、中和させておく。1週間で反応があらかた終わるので、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割ほど混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
水はけが悪い庭土の場合は、川砂や赤玉土を混ぜて水はけを良くする。
管理場所
日当たりの良い場所を好みます。半日陰でも育ちますが、花数が少なくなるので、日当たりの良いところで管理しましょう。ただ、夏の高温多湿を考えると年間を通して半日陰もありです。
夏の高温多湿が苦手で、前もって…梅雨か夏前に刈り込んで風通しをよくして蒸れ予防しておいて、風通しの良い半日陰に移動させるか、寒冷紗などで遮光してください。
冬越し
冬の寒さには強いですが凍結すると枯れるので寒冷地では
マルチングをして凍結を防ぐか、鉢植えで室内に取り込みます。中間地・暖地でも凍結するようであれば…気温がマイナス5度以下になるようであれば、マルチングをして凍結防止をしましょう。
剪定・切り戻し
夏の高温多湿に弱く、夏に蒸れてしまうと、枯れてしまうというか、いつのまにか弱って、小さくなって、消えてなくなります。そこで、梅雨前か7月前後に、地上の10cm〜15cmを残して
切り戻しましょう。ただし、葉っぱが必ず残るように切り戻す必要があります。葉っぱがないと、回復までに時間がかかってしまいます。
病害虫
アブラムシ・
ハダニ・
ウドンコ病・芋虫・
ヨトウムシなどが発生します。
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