ペラルゴニウム・ディアウッド・ラベンダーラスの育て方
目次
ペラルゴニウム・ディアウッド・ラベンダーラスの特徴は?水やり肥料管理場所剪定・切り戻し植え替え・植え付け病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ペラルゴニウム・ディアウッド・ラベンダーラス
- 科名
- フウロソウ科
- 属名
- ペラルゴニウム属
- 学名
- Pelargonium 'Lavender Lass'
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 上級者向け
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ペラルゴニウム・ディアウッド・ラベンダーラスの特徴は?
ペラルゴニウム・ディアウッド・ラベンダーラスは
フウロソウ科ペラルゴニウム属の
多年草の原種系ペラルゴニウムの一種。
四季咲きで、春から晩秋の長期間を開花し、成長が早い。寒さには通常のペラルゴよりは強く、寒さに当たって
紅葉するのも魅力。暑さにも他のペラルゴよりは強い。とはいえ、霜に当たると傷むし、多湿だと枯れるので、あくまで「比較的」です。
香りのある花が咲きますが、小さく、色合いも派手ではなく、葉っぱは小さめでシルバーがかり、ちぢれていて、地味で原種によくある野趣のある雰囲気があり、好きな人は好きだなと思うタイプ。ひっくり返せば、人を選ぶ。そもそもペラルゴ・
ゼラニウム系が派手な花を咲かせるか、独特の葉色・斑入りが特徴なので、特殊な立ち位置のペラルゴです。
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水やり
乾燥気味の
水やりを心がけます。土が乾いていたら鉢底から水が出るくらいに水をやり、受け皿の水は捨てましょう。花にかけると花がしぼみますので、花にはかけないようにします。多湿にも決して強いわけではないので、葉っぱにもかけず、土に注ぐようにするといいです。
冬は活動が鈍くなっているのでさらに乾燥気味に管理します。
肥料
春から秋にかけては、液体
肥料を水の代わりに2週間ごとに施すか、春(4月)と秋(9月下旬)に一度ずつ、長期間効果のある固形肥料を与えることが良いです。ただし、真夏は高温多湿で、植物が
ストレスを受けやすい時期ですので、その時は肥料をストップしてください。
管理場所
春と秋は戸外の日当たり。
夏の高温には大丈夫ですが、多湿が苦手なので、風通しの良い
半日陰に移動させるか、寒冷紗などで遮光します。
耐寒温度は0度〜5度くらい。冬の寒さには(ペラルゴにしては)そこそこ強いですが、とはいえ霜に当たると一発で枯れなくても弱って回復が難しいほどになってしまうので、霜には当てないようにします。霜の当たらない軒下で管理するか、日当たりの良い室内で管理します。
あと、10月以降に10度〜5度の寒さに1ヶ月か1ヶ月半ほど当たらないと来年に花が咲きづらいので、霜が降りつ直前までは必ず戸外で管理して寒さに当ててください。
剪定・切り戻し
春〜秋にかけて、適宜、花がしぼんだ茎を
剪定してやると
摘芯になって、花も増えます。やらないでも枯れるわけじゃないです。また、梅雨前・夏前に蒸れ予防のためにも刈り込んで、風通しをよくしておくと真夏の突然死を防げます。ラス
ラベンダーは夏にいつの間にか消えることが多いです。
11月ごろに開花が終わったら、株全体を刈り込んでおきます。これは地上部を刈り込んでおいて、根の負担を減らし、冬越ししやすくする意味もあります。
植え替え・植え付け
時期・頻度
鉢植えでも、庭植えでもいいですが、庭植えだと場所を移動できないので、鉢植えがまずは無難。1年育ててみて、問題なさそうなら…あなたの地域の環境が合っていそうなら、庭植えにするといいです。でも、まずは鉢植えで。
植え付け・植え替えに適しているのは開花前の3月〜4月。毎年か2年に一回は植え替えをしましょう。成長が早いので毎年がいいです。
用土
一般的な花と野菜の
培養土か、ここに川砂・
軽石小粒を入れて
水はけをよくして植えるとよいです。自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。
鉢の植え付け手順
古い鉢から株を取り出し、土を落とさないで、新しい土を追加して、1号か2号ほど大きな鉢に植え替えます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
病害虫
ハダニ・
カイガラムシが発生することがありますが、深刻な被害になることはないです。
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