ピレア・カディエレイの育て方
目次
ピレア・カディエレイの特徴は?水やり肥料植え替え管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ピレア・カディエレイ
- 科名
- イラクサ科
- 属名
- ピレア属
- 学名
- Pilea cadierei
- 別名
- アルミニウムプランツ
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
スポンサーリンク
ピレア・カディエレイの特徴は?
ピレア・カディエレイはインドシナ・ベトナムに自生する
イラクサ科ピレア属(ミズ属)の一種の
多年草。葉っぱに白い模様が入るのが特徴で、ここからアルミニウムプランツという別名もあります。葉っぱを楽しむ
カラーリーフですが、愛らしい花も咲かせます。
森の中で育つため、強い日光が苦手で夏の直射では
葉焼けを起こしてしまいます。年間を通して室内の窓辺で管理し、夏は遮光するといいです。
最大草丈30cm
詳細な栽培のコツ(
挿し芽など)については
も参考にしてください。
スポンサーリンク
水やり
鉢植えの土が乾いていたら、水をしっかりと鉢底から出るくらいにやります。湿度の高い環境を好むので、年間を通して霧吹きで葉っぱに水をやるといいです。
気温が15度以下になると生育が遅くなり、10度で止まり、5度で枯れます。
水やりを控えることで5度まで耐えるようになるので、冬は土が乾いてカラカラになってから水やりをします。土への水やりは減らしますが、
葉水は冬も継続します。
肥料
生育時期に2週間に一回液体
肥料を水の代わりにやります。
植え替え
時期・頻度
春に気温が15度〜20度になったら植え替えをします。春に植え替えをするとダメージを取り返しやすいです。鉢植えは二年に一回は植え替えをしますが、
根詰まりしているようなら毎年植え替えをしましょう。
用土
一般的な
観葉植物の土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土7調整済み
ピートモス4に化成肥料を混ぜたものを使います。観葉植物の土が何かと便利で安上がりなので、そちらがいいですよ。
植え替えの手順は?
古い鉢から株を取り出し、古い土を少し落とし、黒く変色した根を清潔なハサミで切り落とします。できる範囲、見える範囲で十分です。
新しい鉢は同じ大きさでもいいですし、現在より1号か2号大きなものでもいいです。ただ、極端に大きな鉢に植え替えると冬の水やりで失敗しやすくなるので1号か2号にしておきましょう。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
管理場所
春と秋は日当たりか
半日陰。半日陰というのは1日のうち午前中だけ日光が当たる場所か、木陰です。室内の窓辺で日光に当ててもいいです。強い日光は苦手ですが、日光が不足すると徒長して乱れるので、様子を見て光量を調節しましょう。
夏の直射日光には弱くて葉焼けするので夏は戸外の木陰か、遮光した日光に当てます。
寒さに弱いので冬は室内に取り込み、5度以下にならないところで管理します。冬は葉っぱがあるならできるだけ日当たりで管理します。
剪定・切り戻し
日光が不足するとあばれます。これはできれば春に短めに
剪定して、環境を見直して綺麗な状態にしていきましょう。冬に葉っぱが落ちて、ほぼ丸坊主になっても新芽が出て回復するくらいですから、多少強めに剪定しても枯れることはないです。
病害虫
アブラムシ、
ハダニ、
カイガラムシなどが発生します。葉水をするとある程度防げます。もしくは前もって
オルトランを使っておくといいです。
それでも発生したらカイガラムシは歯ブラシでそぎ落とし、アブラムシ・ハダニは薬剤を使って駆除します。
スポンサーリンク
関連記事