シクラメン・セレナーディアの育て方…来年も咲かせたい!夏越しのコツは?
目次
シクラメン・セレナーディアの特徴は?来年も咲かせたい!夏越しのコツは?水やり…冬から春は水切れ注意肥料…開花している時期は追肥を植え替え管理場所…冬から春までは涼しいところで病害虫花ガラ摘みより詳細な栽培は?関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- シクラメン・セレナーディア
- 科名
- サクラソウ科
- 属名
- シクラメン属
- 学名
- Cyclamen
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 冬は室内 夏は外
- 難易度
- 初心者向け
スポンサーリンク
シクラメン・セレナーディアの特徴は?
シクラメン・セレナーディアは
サクラソウ科シクラメンの
園芸品種。サントリーが開発したブルーのシクラメン。青系というか、紫系というべきかなと思う。既存の赤、白、黄色、ピンクに飽きた人には喜ばれる色合い。希少で、ちょっとお高い。
香りのある濃い紫のアロマブルーと、八重咲きの薄紫のライラックフリルがあります。
青系シクラメンには、すでにブルージュエリーがありますが、セレナーディアの方が色合いが鮮やか。でも、ブルージュエリーは紫+白のバイカラーもあり、価格もちょいお安めなので、こちらも候補に挙げるといいです。青系には他に瑠璃玉、江戸ノ青、冬化粧などあります。
個人的な意見ですが、青系は個体にばらつきがあり、ネットショップの画像を見て購入して実際に見ると「あれ?」ってことがあるので、できれば花屋さんで確認して買った方がいいです。セレナーディアは画像と実物に差がない方なんですが、それでもね。
スポンサーリンク
来年も咲かせたい!夏越しのコツは?
セレナーディアを来年咲かせたいなら、
夏越しに挑戦しましょう。
シクラメンは涼しい雨季と暑い乾季のある地域の植物で、雨季に開花し、乾季に休眠します。乾季が日本では夏にあたり、日本の高温多湿の夏に腐って枯れることが非常に多いのですね。特にセレナーディアは他のシクラメンより腐りやすいです。
一番楽なのは気温が20度以上になり、葉っぱが黄色く変色して落葉していきますので、落葉し切ったら水を切って休眠させます。丸坊主になったセレナーディアをそのまま掘り上げずに、風通しの良い日陰で、水も
肥料もやらずに放置しておきます。
9月になり気温が25度を切ったら活動を再開しているので、
水やりを再開します。できれば植え替えるといいです。その後は、
半日陰で管理し、土が乾いたら水をやり、開花し始めたら液体肥料をやりましょう。
大事なのは夏の風通しです。風があれば、蒸れず腐らずに夏越しできますよ。
より詳細なシクラメンの夏越しについては
を参考にしてください。
水やり…冬から春は水切れ注意
底面給水の鉢に植えられているので、冬〜春の間はここに水がなくならないように、ちょいちょい様子を見て継ぎ足します。
気温が20度以上になる春以降は休眠に入り、水やりが多いと球根が腐るので、カップが外せるなら外して、水やりを控えます。春以降の水やりについては
シクラメンの休眠させない夏越し(ウェット法)、
シクラメンを休眠させる夏越し(ドライ法)
などを参考に。
肥料…開花している時期は追肥を
開花している間(9月〜3月)は2週間に一回は液体肥料をやる。セレナーディアは肥料が切れると開花が止まるので、肥料が切れないようにする。
固形肥料水に溶けて吸収されるので、土の上に置いた場合、ときどき土に水やりをしないと吸収されないので、2週に一回は球根に水がかからないように土に水やりをしてください。
植え替え
植え替えは夏越しし、休眠から眼を覚ます直前の8月〜9月に行います。セレナーディアの夏越しは上級者向けなので、失敗の多い作業です。春以降に枯れて消えるものと考える方が気が楽ですよ。
もしも植え替えをする場合は
植え替えの手順と必要なもの(シクラメン)を参考にしてください。
管理場所…冬から春までは涼しいところで
冬〜春の間は10度〜15度くらいの場所でセレナーディアを管理します。人が生活する場所では暖房をかけ、18度以上になるため、グッタリしてしまいますので、もっと涼しい場所で管理しましょう。
セレナーディアの管理場所についてのより詳細な内容は
シクラメンの置き場所についてのページを参考にしてください。
病害虫
ハダニ・
アブラムシ・
灰色カビ病など
花ガラ摘み
花が萎んだものを「
花ガラ」と呼びます。セレナーディアの花がしぼんだら
種子を作ろうとして、株が弱るので、早めに花は摘んでしまいます。花ガラを摘むときはハサミで切らないで、茎を指でひねってプチっと取り除いてください。ハサミで切ると茎が残ってそこが腐って
病気の元になります。
より詳細な栽培は?
詳細な栽培の詳細は
を参考にしてください。
スポンサーリンク
関連記事