スカシユリの育て方

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スカシユリ(透百合)

スカシユリ
科名ユリ科
属名ユリ属
学名Lilium maculatum
別名透百合
みずやり水を好む
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料
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目次

  1. スカシユリの育て方
  2. 水やりと肥料
  3. 植え付け・植えかえ
  4. 管理場所・日当たり
  5. 病害虫
  6. 特徴・由来・伝承

スカシユリの育て方

スカシユリの育て方
文章の修正秋に球根を植え、球根で越冬、春に葉を生やし、初夏に花を付け、また休眠するというサイクルを繰り返す。ユリとしては育てやすい部類です。
しぼんだ花を摘む
花が終わったらすぐに、花を摘みます。花を放置しておくと、株が種を作ろうとして栄養をまわし、株が弱って来年の花が咲きにくくなります。
●花の下の膨らんだところ(子房)から花を採ります。
●残った花茎はそのままにしておくのが普通。夏に休眠し枯れるまで放置。見た目が気になるなら切ってしまってもいいが、葉っぱのところまで切らない。葉っぱは光合成して球根に栄養をためているため、葉っぱを減らすと…多少ならいいがバッサリと切ってしまうと来年開花しなくなる(しづらくなる)。

まとめ
●スカシユリはユリ科の球根植物。ユリの中では育てやすい方。
連作障害を起こし、同じ土に3年以上植えると生育障害を起こす。庭植えの場合は掘り出して別の場所に植える。鉢植えの場合も2年に一回は植え替えをする。
●鉢植えの場合は土が乾いていたら水をやります。
●庭植えの場合は自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。あまりに乾燥するようなら水をやる。
●2月から8月まで肥料をやる。肥料は控えめに。
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水やりと肥料

文章の修正水やり
庭植えにした場合は、球根を植えた直後にたっぷりと水をやったら、日照りが続かない限りは水をやる必要はありません。
●植え付けした後の一ヶ月くらいは完全に乾燥しないように水をやります。

鉢植えの場合、土が乾いていたら水をしっかりとやります。乾燥しすぎるのもよくありません。スカシユリは球根ですが乾燥に弱く、夏に乾燥でカリカリになることがありますので、切らさないようにしてください。
肥料
2月から8月まで二週間に一回液体肥料をやるか、二ヶ月に一回緩効性肥料をやります。肥料が多いと花付がよくなりますが、ユリは肥料を過多にやると、突然枯死することがあります。ほどほどに。

植え付け・植えかえ

文章の修正連作障害に注意
スカシユリは連作障害を起こします。同じ場所に植えっぱなしにしていると生育不良を起こします。スカシユリは植えっぱなしにせず、庭植えでも三年に一回は掘り返して、別の場所に植えてください。鉢植えでも2年に一回植え替えをします。
植え付け時期
10月あたりに植え付けをします。植え付けに適した温度は10度から15度。秋の終わりに植え付けして、発根させる。真冬になると根は伸びなくなり活動しなくなる。春に芽吹いて、開花するんですが、越冬しないと芽を出さないので、寒さに当てること。
●植え付けが遅くて、発根する前に寒さに当たると生育不良を起こすので、遅いよりは早めに植えるほうがいいです。
●スカシユリの球根は強い乾燥に耐えられないので、掘り起こして日陰に保管しておくより、埋めっぱなしがよい。

用土
赤玉土腐葉土3川砂1を混ぜた土か、市販されている花と野菜の土かユリ専用土で植え付けをします。
酸性土壌が少し苦手なので、庭植えする場合は植える二週間か一週間前に、土に石灰を混ぜて中和して下さい。中和してから、今の庭土に2割か3割ほどの腐葉土を混ぜて、球根を植え付けていきます。
庭植えの植え付け手順
庭植えにする場合は、深さ20cmから30cmほど穴を掘って、苦土石灰を前もって蒔いて中和させておいて、庭土に2割か3割ほどの腐葉土を追加して混ぜてから植える。球根2個分の深さに植える(球根の大きさは品種によってかなり違う)。株間は球根三つほど空ける。最後にたっぷりと水をやる。
●庭植えの場合でも、植え付けして一ヶ月ほどは乾燥しきらないように水をやる。発根させるため。

プランター・鉢植えの植え付け手順
鉢植えの場合は、鉢底の穴を網を敷いて、土が流れ出ないようにして、軽石を2センチほど敷く。その上に用土を入れて、球根を植える。球根は球根一個分の深さに植える。球根同士も球根一つ分だけ空ける。最後に水をやって完成。

管理場所・日当たり

文章の修正とにかく日当たり
日光が好きな植物なので、日光がよく当たる、風通しの良い場所で管理します。
スカシユリは日当たりを好みますが、地面が高温に成ると傷んでしまいますので、日が当たっても風通しの良い場所が適しています。
夏の暑さに弱い
鉢植えにした場合、五月~九月の間、鉢に日光が当たると球根の温度が上がり、痛んでしまいます。特に西日に当たる場所に放置しておくと大変ですので、鉢が陰になるようにするか、いっそのこと半日陰で管理します。もしくは二重鉢で高温を避けます。
二重鉢は鉢を大きな鉢の中に入れて、高温を防ぐことです。

冬の管理
冬は土が凍結すると球根が傷んで枯れるかもしれません(多少は問題ないし、品種にもよる)。積雪のある地域では雪が積もると地面は雪が保温して凍結しないもんなんですが、寒冷地でも雪の降らない地域があります。そういう地域だと結構な確率で土がガチガチに凍って球根が傷んで枯れます。なので、寒冷地でも雪が降らない地域は球根の上に腐葉土やワラでマルチングをして凍結を防ぎます。
春の霜の問題
春になると芽がでるんですが、霜に当たると新芽が傷んでしまいます。鉢植えであれば霜の当たらない場所に移動させます。庭植えの場合は霜よけをします。

病害虫

文章の修正ユリクビナガハムシ・アブラムシが発生するかも。
アブラムシはウィルスを運んでくる
アブラムシは他の植物の汁を吸い、その汁の中に潜んでいるウィルスをスカシユリに感染させます。アブラムシは発見しだし捕殺ます。特に蕾(つぼみ)や開花中に発見したらすぐに、花を切除します。
●ウィルス病であるモザイク病やバイラス病は薬剤では治療できず、感染が分かり次第、球根を焼却処分します。一株感染すれば近くの株まで感染するのは時間の問題です。
●アブラムシは発見次第捕殺。予防としては前もってオルトランを撒いておきます。

病害虫と対応の農薬
アブラムシ→ ベストガード水溶剤・モスビラン液剤
コナジラミ→ ベストガード水溶剤
葉枯病→ ダコニール1000・トップジンM水和剤

特徴・由来・伝承

文章の修正花が上向きにつくことが特徴、と書くと、花は皆、太陽を向いている気がするので当たり前のことに思えますが、ユリは普通、下向きに咲きます。
●ユリが下向きに咲くのは、決して自分の重さで折れてしまうのではなく、最初からです。
●スカシユリのスカシとは花びらの根本付近が少し細く、透かしになっていることから。ただし花屋さんで売っているスカシユリは花びらの根元に隙間が無いから、この話をしてもピンと来ない(花屋さんであっても)。
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