アメリカフヨウ(クサフヨウ・草芙蓉)

科名 | アオイ科 |
属名 | フヨウ属 |
学名 | Hibiscus moscheutos |
別名 | クサフヨウ・草芙蓉 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
- アメリカフヨウの育て方
- アメリカフヨウの水やり
- アメリカフヨウの肥料
- アメリカフヨウの植え付け・植えかえ・種蒔き
- アメリカフヨウの管理場所・日当たり
- アメリカフヨウの病害虫
- 特徴・由来・伝承
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アメリカフヨウの育て方

一日で花がしぼむ「一日花」で、毎日花が咲きます。毎日このしぼんだ花を摘むようにします。放置しておくと株のエネルギーが種子をつくることに注がれて次の花が咲きづらくなります。
開花は6月末~8月初旬と、8月末~10月の頭に咲く。8月に3週間ほどの休息をとる。7月の開花が花数も多くて1つ1つの花も美しい。気温の低下にともない花数は減少し、10月に最後の数輪が咲いて終了となる。
アメリカフヨウの育て方まとめ
●土が乾いていたら水をやる。夏場の乾燥に注意。乾燥するようであれば水やりの頻度を増やすか、マルチング(株元にワラや腐葉土をかぶせる)で乾燥対策をする。
●生育時期に肥料を。
●日当たりで育てる。
●植え付け・植替えのときには土を崩さず、根をほぐさないで植える。
●庭植え推奨。
●株には寿命がある。
●土が乾いていたら水をやる。夏場の乾燥に注意。乾燥するようであれば水やりの頻度を増やすか、マルチング(株元にワラや腐葉土をかぶせる)で乾燥対策をする。
●生育時期に肥料を。
●日当たりで育てる。
●植え付け・植替えのときには土を崩さず、根をほぐさないで植える。
●庭植え推奨。
●株には寿命がある。
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アメリカフヨウの水やり

土が乾いたらたっぷりと水を与えてください。
強い乾燥に合うとしおれて枯れます。庭植えでも水切れを起こしやすいので、株元をワラでマルチングをして乾燥を防ぎましょう。
●アメリカフヨウは元々湿地で生育するもので、原種に近いものは乾燥に弱いです。品種改良が進んでいるものは乾燥に強いものが多いです。水やりの間隔は品種によるので、各自で掴んでいってください。
鉢植えは水やりに注意!
アメリカフヨウは乾燥に若干弱く、鉢植えだとその傾向は尚強くなります。鉢植えだと水切れがおきやすく、夏場はかなりマメにやらないと枯れてしまいます。夏にああまりに水やりが追いつかない場合は、半日陰に移動させたり、二重鉢をするなど、対策が必要です。
冬も水を
冬は地上部がなくなりますが、根が生きていて、春になると芽吹いてきます。なので、冬でも鉢植えは水やりが必要です。庭植えの場合は、自然の雨や雪で十分です。しかし3月の関東など、極端に土が乾燥して雨がない期間が長い場合、水やりをした方がいい。その場合は午前に行う。
アメリカフヨウの肥料
春から夏に掛けて、すごい勢いで生育します。開花も多く、肥料が切れると開花も少なくなります。春から夏に掛けて一週間に一回液肥をやるか、一ヶ月に一回緩効性肥料(化成肥料や油粕・発酵鶏糞など)をやってください。アメリカフヨウの植え付け・植えかえ・種蒔き
種まき

●種子の表面に傷をつけて(ヤスリとか)から水に一晩つけておくと、発芽率があがります。
●発芽温度は25度と非常に高温。ポット一つあたり2から3粒撒いて、土をかぶせて、水をやります。乾燥しないようにしていると芽が出ます。
●発芽温度は25度と非常に高温。ポット一つあたり2から3粒撒いて、土をかぶせて、水をやります。乾燥しないようにしていると芽が出ます。
植え付け時期
関東でも5月のゴールデンウィークに霜が降りることがたまーにある。苗を植えるのは4月の下旬。確実に行くなら5月のゴールデンウィーク過ぎてから。用土
市販の花と土の培養土か赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使います。培養土を使うのが便利で結局安上がりです。庭植え
庭植えする場合は深さ30cm以上を掘り返して、庭土に対して牛糞堆肥や腐葉土を2割か3割ほど、混ぜ込んでおきます。根が横に広がるので、株と株の間は大きい品種は80cm、矮性品種は50cmほど空けます。●根がまっすぐに深く伸びるので、深く耕しておきましょう。
●根がまっすぐ伸びる直根性で、移植は向いていない。苗を植えつけるときや鉢を植え替えするときは土を崩さないようにする。苗の土を崩すと根が傷ついて枯れることもある。
●北アメリカの湿地帯が原産地で、湿気を好む。夏場の乾燥が厳しい場合は、敷き藁などすると良い。
●根がまっすぐ伸びる直根性で、移植は向いていない。苗を植えつけるときや鉢を植え替えするときは土を崩さないようにする。苗の土を崩すと根が傷ついて枯れることもある。
●北アメリカの湿地帯が原産地で、湿気を好む。夏場の乾燥が厳しい場合は、敷き藁などすると良い。
鉢植え

根が張りやすく、根詰まりを起こします。少なくとも二年に一回は植え替えをします。植え替えをするときは、土を崩さないでください。直根性なので土を崩すと根が傷ついて生育不良を起こしたり、枯れることもあります。
株分け
数年で老化するアメリカフヨウは3年か4年で徐々に株が老化してきます。新芽が出る前の4月に掘り上げてみると古い株と新しい株があるので、これから古い株を取り除いて新しい株だけを植え替えします。
●しかし種まきから10年経ても健在な株もある。
●採種して撒いて増やすことは出来ますが、親株の性質を受け継ぐとは限らず、花色も違います。新しい苗を買うか、株分けが無難です。
●夏に地面から出る節の多いヒコバエを挿し木にすることも可能。湿らせた挿し木用の土にビニール袋をかける密閉挿しが成功率が高い。
●採種して撒いて増やすことは出来ますが、親株の性質を受け継ぐとは限らず、花色も違います。新しい苗を買うか、株分けが無難です。
●夏に地面から出る節の多いヒコバエを挿し木にすることも可能。湿らせた挿し木用の土にビニール袋をかける密閉挿しが成功率が高い。
アメリカフヨウの管理場所・日当たり
日当たりで育てる年中日当たりのいい場所を好みます。また風通しのいい場所が好ましいです。乾燥に若干弱く、すこし水もちのよい乾燥した土を好みます。もちろん水をマメにやれば克服できますが、環境があっていればほぼ放置で毎年咲く便利な植物です。
●8月には草丈が1メートル以上にもなり、直射日光にも耐えるので、他の植物のための日除けにも使えます。
●冬には地上部が枯れてしまいますが、春には芽を出します。
●ただし花だけは夏の西日でゆだってしおれてしまう。夏は午後以降は日陰になるようなところがベスト。
●耐寒性があるので、霜が降りても大丈夫ですが、地面が凍るような地域では腐葉土を植えた場所にかぶせるか、ワラをかぶせるかした方がいいです。
●花は西日に注意。高温で縮れてしまう。葉は西日に強く、ごく一部が葉焼けする程度。建物の東~南に植えて昼から日陰がベスト。
●冬には地上部が枯れてしまいますが、春には芽を出します。
●ただし花だけは夏の西日でゆだってしおれてしまう。夏は午後以降は日陰になるようなところがベスト。
●耐寒性があるので、霜が降りても大丈夫ですが、地面が凍るような地域では腐葉土を植えた場所にかぶせるか、ワラをかぶせるかした方がいいです。
●花は西日に注意。高温で縮れてしまう。葉は西日に強く、ごく一部が葉焼けする程度。建物の東~南に植えて昼から日陰がベスト。
冬前に剪定
冬の準備晩秋に枯れ始めたら、地上部を15cmほど残してバッサリと切り落としてしまいましょう。
寒冷地では冬越しに防寒必須
霜に当たっても根までは枯れませんが土が凍結すると枯れます。凍結する地域は土に腐葉土やワラをかぶせて凍結を防ぎます。暖地は確実に越冬可能。中間地は場所によるが大体可能。寒冷地は防寒が必須です。鉢植えの場合は厳寒期に冷気にさらすと弱る。鉢ごと地中に埋めるか、屋内に入れるなどする必要がある。無加温の温室にいれても良い。3月の関東のように極端に乾燥する場合、土が乾燥していたらたっぷりの水をあげたほうがいい。
アメリカフヨウの病害虫
ハマキムシが付きやすいです。年に4回か5回発生し、葉っぱを丸めてその中で幼虫が冬を越します。暖冬の場合はその幼虫が冬でも活動します。●丸めた葉っぱごと、切り取って捨ててしまいましょう。
●追いつかない場合は、ホームセンターなどで薬剤を購入して駆除しましょう。薬剤はもっとも入手が容易で安価なオルトランを推奨。ただし近くに食用作物がある場合に注意が必要。
●追いつかない場合は、ホームセンターなどで薬剤を購入して駆除しましょう。薬剤はもっとも入手が容易で安価なオルトランを推奨。ただし近くに食用作物がある場合に注意が必要。
特徴・由来・伝承

ハイビスカスの仲間。花がでかい。とにかくでかい。しかし日本ではその大きさが嫌われるのか、それとも宿根だからか、あまり出回ってない。品種改良したものは花が小さいものが多い。明治時代に日本に渡来するも、下品な花と評されたことがある。
品種
一般的にでまわるアメリカフヨウは二種類あり、ルナとサウザンベルがある。ルナは草丈が1メートルほどと小さく、花も10センチほどと小型。サウザンベルは画像の品種であり、1.5メートルほどで花も30センチほどになる。画像の花の直径が27センチほどになる。
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