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レモンベルガモットの育て方

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レモンベルガモット
目次
レモンベルガモットとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ・種蒔き
管理場所・日当たり
花ガラを摘む
病気・害虫
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学名などの基礎データ
レモンベルガモットの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
レモンベルガモット
科名
シソ科
属名
モナルダ属
学名
Monarda citriodora
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
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レモンベルガモットとは?

レモンベルガモット(モナルダ・シトロオドラ)は北アメリカ東部原産のシソ科モナルダ属(ヤグルマハッカ属)の一年草。春か秋に種をまくか、春に苗を植え付け、初夏から夏にピンクの花が開花し、種を残して枯れてしまいます。

葉っぱにはレモンの香りがあり、料理やハーブティーに利用されます。香りがメインとされやすいですが、花もダンギクのような咲き方をして独特で綺麗です。
草丈60cm〜90cm
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水やり

庭植えの場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。鉢植えは土が乾いたら水をしっかりとやります。春から梅雨までは過湿しないように気をつけて水をやります。水をやりすぎると蒸れてカビが生え、枯れてしまうからです。しかし真夏になると同じ感覚で水をやっていると乾燥しすぎて、成長不良を起こします。真夏に花が咲きますので、この時期に水を切らさないようにしないといけません。真夏は毎日朝と夕方の二回、しっかりと水をやります。庭植えでも様子を見て水切れしないように水やりをしましょう。

夏の水やりでは、葉っぱに水をかけることでウドンコ病を予防できます。

肥料

レモンベルガモットはシソ科では珍しく、「肥料食い」です。肥料が切れると枯れてしまいます。春の植え付け時に元肥として土に肥料を混ぜ、その後、花が咲く6月前後に一回、化成肥料を根本にあげるか、真夏を除いた生育期間に液体肥料を週に一回やります。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

時期

暖地中間地では秋に種まきするか、春に苗を植えます。寒冷地では春に種をまくか、苗を植えます。一年草なので植え替えはありません。

用土

中性〜弱酸性水はけのよい、水もちの良い土を好みます。

市販されている土で植えつけるか、赤玉土6腐葉土3バーミキュライト1を混ぜた土で植え付けします。市販されている土で十分育ちます。自作する場合は、赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。

肥料食いです。庭に植える場合は、化成肥料と腐葉土やたい肥をすきこんでおきます。

種まき・育苗

春(4月)ごろに、ビニールポットに上記の用土を入れて、種をまきます。発芽温度は20度。土をかぶせないか、被せてもうっすらにしておきます。あとは乾燥しないように水をやって明るい日陰で管理していると発芽します。水やりは腰水にしてもいいですし、霧吹きでやってもいいです。本葉が4枚になったら、鉢や庭に植え付けます。
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庭植え

深さ30cmを掘り返し、掘り出した土に腐葉土か堆肥を2割〜3割ほど混ぜ、化成肥料を規定量入れて、よく混ぜて用土とします。穴に用土を半分戻し、苗を配置し、隙間に残りの用土を入れて、最後にしっかりと水をやって完成です。

株間は30cm〜40cmとります。

鉢植え

1つの苗を8号から10号の鉢に植えます。

まず、鉢の底には、水が流れ出るようにするために、鉢底ネット(鉢底網)で穴を覆います。その上に、水の排水を促進するために、鉢底石(軽石・ごろ石)を2cmから3cm程度入れます。その後、用土を鉢に入れ、株を植えます。

鉢を揺らすと、土に隙間ができることがありますので、その隙間にも追加の用土を入れていきます。最後に、根付かせるために水をたっぷりと与えます。

管理場所・日当たり

日光を好み、春から梅雨までは日当たりのいい場所が好ましいですが、真夏の直射日光を浴びると乾燥と葉焼けで傷んでしまいますので、真夏は半日陰の場所で管理するか寒冷紗などで遮光します。もしくは最初から半日陰で管理します。ちなみに耐暑温度は35度なので暑さには強いです(暑さに強いが乾燥が苦手)。

庭植えにする場合は夏を見越して、半日陰の場所に植え付けをします。
一般的には春に種まきか苗を植え、開花後に枯れますが、秋に種まきも可能です。秋まきの場合は、越冬して初夏から開花します。耐寒温度はマイナス5度なので、暖地と関東以西の平野部ならば問題なく戸外で越冬可能。寒冷地では室内で管理するか春まき・春植えにしましょう。

花ガラを摘む

花がしぼんで種をつくると枯れてしまうので、花を摘むといいです。もしくは、綺麗に咲いたところで、水揚げして室内で切花として飾るといいです。

放置していると種をつくり、環境がいいとまた生えてくることがあります。

病気・害虫

多湿だと灰色カビ病になりやすく、高温乾燥だとウドンコ病になりやすい。どちらも風通しをよくすれば防げます。葉っぱをさばいたり、茎を切って、風通しをよくしましょう。

あとはアブラムシヨトウムシが発生します。
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