ミニトマトの育て方…初心者向けの解説記事です

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ミニトマトの基礎データ

ミニトマト
科名
ナス科
属名
ナス属
学名
Solanum lycopersicum
別名
プチトマト
耐寒
10度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
ミニトマトの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

ミニマルチとは?特徴は?

ミニトマトはナス科多年草の野菜のトマトの小さいもの。トマトより栽培しやすく、初心者向け。春に苗を植え、夏に収穫し、寒さに弱いので秋に気温が下がると枯れる一年草扱いです。

一番花の摘果、水やり肥料、仕立てなど、大玉トマトでは必須のテクニックを駆使しなくても、そこそこ美味しく、たくさん収穫できます。

植え付け

時期

苗がホームセンターに流通するので植え付けます。霜に当たると枯れるので、霜が降りなくなってから購入して植え付けましょう。一年草扱いなので植え替えることはないです。

品種はいろいろありますが、とりあえずはホームセンターで売ってるものを育ててみてから、いろんな品種をネットショップで買いましょう。

用土

一般的な培養土か、トマトの土で植えます。地植えの場合は、中和して腐葉土堆肥と、化成肥料を入れて用土を作ります。

鉢植え・プランター植え

直径30cmの鉢に1苗、横長65cmプランターなら2苗を植えます。

鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、鉢底石を2cm入れ、その上に用土を入れ、苗を入れ、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやって完成です。

スリット鉢なら鉢底ネットや鉢底石は不要ですが、土が流れ出て汚れます。スリット鉢にして鉢底石を入れると土が流れ出にくいです。

地植え・畑栽培

深さ25cm〜30cmを掘り、苦土石灰を混ぜて中和しておきます。中和は1週間かかるので待って、腐葉土か堆肥を2割ほど足し、化成肥料を規定量の半分ほど入れて用土とします。

この用土で高さ10cm幅90cmの畝を作り、マルチをはっておきます。50cm間隔で苗を植え、最後に水をやります。支柱を立てておきましょう。

水やり

植え付けて1週間ほどは根が土に馴染んでいないので、毎日、しっかりと水をやります。夏は水切れしやすいので注意します。

その後は鉢植えであれば、土が乾いていたら水をやります。

畑の場合はマルチをしていると水やりの頻度はかなり減りますが、様子を見て水やりをしましょう。しおれてから水をやっても回復します。

一番花

一番花をトマトトーンをつけてでもしっかりと結実させる。結実を確認したら、摘む。これはツルボケを避けるための大事な手順です。

ただし、ミニトマトは結実しやすく、放置でトマトトーンなしで結実していることが多いです。また、一番花の摘果もしない人もいる。

仕立て

ミニトマトも基本は一本仕立てとします。最初の幹だけを残し、すべての脇芽を取り除きます。芽かきは晴れた日の午前中に清潔な手で行います。

全ての脇芽を出させるとツルボケしやすい。

ただ、一本仕立てにすると2mになるため、てっぺんまで伸びたら、下のツルを巻いて、ツル下げをする。

肥料

たくさん肥料があるとツルボケしたり、調子を崩すのですが、実をつけ、実を太らすにはやっぱり肥料は必要。

植え付けて一ヶ月たったら元肥が切れますので、その後は…二番花が結実したころからは、3週間おきに肥料を、説明書きの半分〜3分の1を追加します。肥料の量は様子を見て判断します。

実が太らない、茎が細い、葉っぱが上に巻くのは肥料不足。逆に葉っぱが内側に巻く、葉っぱが黄色い、ツルボケするなどは肥料が多いです。

収穫

開花から50日で収穫。赤くなってから収穫しましょう。

雨が降ると裂果しやすいので、雨が降る前に収穫しておくと無難です。

病気・害虫

青枯れ病、ネコブセンチュウ、サビダニ、ハモグリバエエカキムシ)、アブラムシタバコガハダニ、黄化葉巻病(ウィルス病)、スリップスカメムシ、めがね(異常茎)などが見られます。

より詳細な栽培については

このページは初心者向けに簡単な記述にしています。より詳細な栽培については
を参考にしてください。
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