アサギリソウ(朝霧草)の育て方

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アサギリソウ(アルテミシア・朝霧草)

アサギリソウ
科名キク科
属名ヨモギ属
学名Artemisia schmidtiana
別名アルテミシア・朝霧草
みずやり乾かし気味に
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料

アサギリソウ(朝霧草)の育て方

アサギリソウ(朝霧草)の育て方
文章の修正概要
朝霧草(アサギリソウ)はキク科アルテミシア属(ヨモギ属)ロシア・サハリン原産の常緑多年草。涼しげなシルバーリーフです。花も咲きますが、葉っぱがメインです。花が咲くと葉色が悪くなるので、摘んでしまいます。頑健なので花を摘まないと枯れるということは無いので放置していても大丈夫ですが、一般的には花が咲く前に摘んでしまう。よく流通しているのはアサギリソウ(Artemisia schmidtiana)とチシマアサギリソウ(Artemisia schmiditiana)。
夏の過湿(蒸れ)に弱く、水をやりすぎたり、風通しが悪いと枯れることがありますが、夏越しが難しいというほどではないです。乾燥した環境を好み、手間もあまりかかりません。
草丈20cmから30cm
まとめ
●アサギリソウ(朝霧草)はキク科ヨモギ属の多年草。モコモコが人気のシルバーリーフ。
●寒さには強く、夏の暑さには若干弱い。暖地では夏は半日陰に移動させる。
●乾燥に強く多湿に弱い。夏に蒸れて枯れ込みやすい。
●日当たりで育てるか半日陰で育てる。
●乾燥に強いので水やりは控えめ。水やりが多いと徒長する。
肥料は控えめ。
●春に植え替え・植え付けをする。
●梅雨前に剪定して蒸れを防止する。
●花が咲くと枯れ込むので花が咲く前にツボミのうちに刈り込む。

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アサギリソウの品種・仲間

文章の修正
品種・仲間
チシマアサギリソウ(Artemisia schmiditiana)…千島産で、よく流通しているのはアサギリソウ(Artemisia schmidtiana)と比べると葉っぱが細く小さいので盆栽に利用される。育て方は同じ。
キタダケヨモギ(Artemisia kitadakensis)
シロヨモギ(Artemisia stelleriana)
サマニヨモギ(Artemisia arctica ssp. sachalinensis)
ハハコヨモギ(Artemisia glomerata)
エゾハハコヨモギ(Artemisia trifurcata)

アサギリソウの水やり

アサギリソウの水やり
文章の修正水やり
元々岩場で自生する植物で乾燥した状態を好み、過湿に弱い。
庭植えにした場合は、自然に降る雨で十分です。よほど乾燥しない限り水やりはしないでいいです。
鉢植えであれば春から秋に掛けては土が乾いていたら水をしっかりとやります。土が濡れているようであれば、水はやらないでください。
冬はさらに乾燥気味に管理します。土が乾いてから数日たって水をやる程度に控えます。
●水やりが多いと徒長(=ひょろ長くなる)しやすい。水やりを控えることで、葉っぱと葉っぱの間が短くなって綺麗。

アサギリソウの肥料

アサギリソウの肥料
文章の修正肥料
4月から6月、9月から11月の生育期間の間に、液肥を月に一回か二回程度やれば大丈夫です。もしくは春に緩効性化成肥料を一回やります(秋は生育が悪いようなら少量やる)。肥料が多いと徒長してしまい、大型になってかわいらしくない。肥料がなかったからといって枯れることはないんですが、肥料が不足すると小さくなっていくので、肥料は継続してやりましょう。
●肥料が多い環境だと肥料焼けを起こして場合によっては枯れてしまう。肥料は控えめがコツ。
●秋の肥料はやらなくてもいい。様子を見て生育が悪いようならやる程度。

アサギリソウの植え付け・植えかえ

植え替え時期・鉢

文章の修正植え替え・植え付け時期
春(4月5月)に植え替え・植え付けをする。この時期に苗が流通するのでそれを植える。植え替えは2年か3年に一回は行う。庭植えにした場合は植え替え不要です。

横に広がるので口の大きな鉢に植えるといいです。

用土

文章の修正用土
土は市販されている花と野菜の土でもOKですが、このままだと過湿になって根腐れしやすい。出来ればそこに川砂を混ぜて水はけをよくするか、山野草の土で植え付けをします。赤玉土小粒1鹿沼土小粒1を混ぜたものでもいいです。
地植えにする場合は庭土に腐葉土を1割足して、水捌けが悪いようなら鹿沼土・パーライト・バーミキュライトを混ぜます。
●用土の配合例:赤玉土小粒6:腐葉土2:パーライト2
●腐葉土もパーライトもバーミキュライトも水捌けをよくする土材です。

鉢の植え替え

文章の修正鉢の植え替え
古い鉢から株を取り出し、土を落とし、根を整理します。新しい鉢の底の穴を網で塞いで軽石を3cmほど入れ、その上に用土を入れます。株を入れて、隙間に用土を入れて行きます。最後に水をしっかりとやって完成です。
●植え替えの時に株分けも可能。株分けの時はあんまり小さく分けないようにする。
寄せ植えにも人気。

庭植えの植え付け

文章の修正庭植えの植え付け
深さ30cmほど掘り返して、掘り出した土に腐葉土1割足して、それでも水捌けが悪い場合は鹿沼土かパーライトかバーミキュライトを足して水捌けを良くしてから植える。アサギリソウは岩場に育つ植物なのでとにかく水捌けが大事。
水捌けのよい用土ができたら、用土を戻して株を入れて植えていく。隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成。
●株間は30cmほど空けて植える。
●庭植えは一度植えたら植え替えは不要。

アサギリソウの挿木

文章の修正挿木
5月6月の生育時期に5cmから7cmほど切って挿し穂にする。切り口側の葉っぱをむしって水揚げする。水揚げは葉っぱの先まで水を行き渡らせて発根しやすくする作業。コップに水を張って、そこに挿し穂の切り口を30分から1時間ほどつける。これを赤玉土単用の苗床に挿して乾燥しないように水やりして日陰で管理していると一ヶ月から二ヶ月ほどで発根する。切り口に発根剤を塗ると発根する確率があがる。
●苗床に挿して、ちょっとでも乾燥すると発根しない。

アサギリソウの管理場所・日当たり

文章の修正管理場所
寒さには強いです。霜に当たっても枯れません。変わりに真夏の加湿に弱いので、真夏は半日陰に移動させるか、庭植えして移動できないのであれば日除けをしてやります。日当たりが悪いと徒長(=ひょろ長く間延びする)ので半日陰以上の日当たりで管理します。
梅雨・秋の長雨で雨ざらしになると用土(の配合)によっては過湿で根腐れしますので、鉢植えであれば軒下など雨の当たらない場所に移動させる。
●暖地は夏は半日陰に。寒冷地は年中日当たりでもいい。中間地は微妙(夏の日除が必要だったり不要だったり)。
●私の場合は、落葉樹の庭木の根本に植えています。これで、夏は半日陰になり、冬は日が当たります。一番便利なのは鉢植えにして、真夏だけは半日陰へと移動させることです。
●西陽は特に苦手なので西陽が当たらない場所で管理する。

冬の管理場所
サハリン原産で寒さには強い。耐寒温度はマイナス10度とかマイナス20度とか。戸外でしっかりと寒さに当てても問題ない。

アサギリソウの花を咲かせないように

文章の修正開花は避ける
花が咲くとその茎は成長が止まり、その株元に芽を作り、休眠に入る。なので花は咲かせないようにツボミの時点で花茎を切ってしまう。

アサギリソウの剪定(春・梅雨・秋)

文章の修正春の剪定(小さくまとめる剪定)
春先に出揃った後に刈り込むと小さくまとまって綺麗になる。
梅雨前の剪定(梅雨前の蒸れ予防)
暖地だと夏の高温多湿で枯れ込みやすい。そこで梅雨前に一旦、蒸れ予防に刈り込む。地際から10cmから15cmくらいの高さでバッサリと刈ってしまう。
秋の剪定
秋になると株元に次の芽が出てきます。この芽を育てるために、古い茎を刈り込んでしまうといいです。

アサギリソウの株の老化

アサギリソウの株の老化
文章の修正株の老化
数年育てていると、株が老化して弱ってきます。徐々に消えてしまいますが、これはある程度仕方がないです。植え替え・株分けをするか、5月から7月に挿し芽をして株の更新をします。
●画像はユーザーさんから投稿があった2年目に芽吹いたもの。

アサギリソウの病害虫

文章の修正病害虫
ナメクジ、イモムシ、アブラムシ、炭そ病、軟腐病
軟腐病は雑菌が繁殖して腐る症状だけど、実質、水のやりすぎ(雨が多い)から腐っただけ。薬剤である程度は予防できるが、用土の配合が悪い(水捌けが悪い)か、雨ざらしになっているのが問題。

特徴・由来・伝承

文章の修正寄せ植えもいいですが、アサギリソウだけを植えてもキレイです。葉っぱが針状に分かれていて、そのせいか夏に蒸れます。ヨモギと仲間です。葉っぱには小は毛が生えていてそれが銀色に見える。
北陸・東北以北の岩場に生息する植物で、ロックガーデン向きです。

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