キンカンの育て方

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キンカン(金橘・金柑)

キンカン
科名ミカン科
属名キンカン属
別名金橘・金柑
みずやり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴


キンカンの中で生で食べられるのはネイハキンカン・マルキンカン・ナガキンカン・ニンポーキンカン。その他のも生食に向かないだけで食べられます。樹高1メートルか2メートル。
柑橘系では最も育てやすい
暑さ寒さに強く育てやすい庭樹です。
生育サイクルと間引き
苗を植えると3年か5年くらいで実がなりますが、種子から育てるとかなり長い期間がかかる。4月5月あたりに苗を植え、数年後に7月から11月に開花して、開花してから150日後に収穫します。花を間引いて枝一つにつき1個か2個のキンカンが実るように間引きます。一旦、実がなり始めると9月以降は株が弱るので花を摘みます。収穫は2月前後になる。霜に当たれば果実が痛みますので、袋をかけるか、霜よけを作りましょう。
●花と実の間引きをしないでいると実がガンガン出来て、株が弱ってしまいます。株が弱ると実がならなくなります。一年おきに実がなったりするのは実のつけすぎです。

水やりと肥料

土が乾いていたら水をしっかりとやります。水はけのよい土を好み、過湿状態が長く続くと根が腐ってしまいます。どちらかというと乾燥に強い方です。
●ただし、花・果実がなっている時に極端に乾燥すると花・果実が落ちてしまいます。
●果実の色がついてきた頃は乾燥気味に管理します。乾燥気味に管理することで果実が甘くなります。

鉢植えの場合の水やりの目安
鉢植えにした場合は、土が乾いたら水をやります。土が濡れている間は水はやらないでください。春は晴れた日は毎日、夏は雨の日以外は毎日、秋は春と同じ、冬は土が乾いたら、を目安にしてください。受け皿をしているときは受け皿に水が溜まらないようにしてください。
庭植えの場合はほぼ降雨だけ
庭植えした場合は、降雨だけで水は十分です。日照りの時は水をやってください。
肥料
2月に緩効性肥料を。7月から9月に緩効性肥料をやります。2月の肥料は新芽のための肥料。7月から9月の肥料は果実のための肥料。キンカンは一旦株が充実すると実がなりやすい木で、肥料切れを起こしやすいです。毎年、肥料をしっかりとやりましょう。
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植え付け・植えかえ・種蒔き


鉢植えの場合
水はけのよい土を好みます。鉢植えでも問題ありません。鉢植えの場合は赤土(小粒)5腐葉土3鹿沼土2を混ぜたものを使います。鉢底の穴に網を敷いて、その上に軽石を2センチか3センチ敷きます。その上に土を入れてキンカンの株を入れて隙間に土を入れます。鉢を揺すると隙間ができるので、隙間に土を入れていきます。最後に水をやり、鉢底から水が出るのを確認してください。

庭植えの場合
深さ50センチ直径50センチの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土を3割ほど混ぜて、半分戻して、キンカンの苗を入れて隙間に土を入れていき、最後に水をやって完成です。

種なし品種を
食用にするのであれば、タネ無し品種の苗を買いましょう。タネアリの実は種が多くて食べにくいです。

管理場所・日当たり

耐寒温度はマイナス5度。霜に当たったくらいでは枯れません。関東以西で栽培できます。

日当たりのいい場所
日当たりのいい場所で、風通しのよいところを好みます。出来れば冬は寒風が当たらない場所で、日当たりが良くても西日は避けたいですが、最優先は日当たりです。西日や寒風が当たっても枯れるほどではないです。

自家受粉出来ます
他家受粉の必要がありませんから、一本だけでも果実がなります。

風通しが悪いとカイガラムシハダニが発生したり、黒点病にもなります。

剪定は3月から5月

剪定の時期は果実がなってるとき
花が咲くのは夏。その夏がその後冬から春にかけて果実になります。剪定は果実がなっている時に行います。

花は枝の先につく
花は太い枝から出た短い枝の先につきます。剪定は、中側に出た枝をさばいて、風通しをよくして内部まで日光が入るようにするためにします。あまり強く剪定すると、花が減りますので注意してください。

剪定は軽めで
剪定は混み合った枝をさばく程度にしておきます。成長が遅いですので、その方が果実がよくなります。よく伸びて邪魔になったときは太い枝も切ります。太い枝を切った時は、切り口に殺菌剤を塗っておきます。ホームセンターにも売っていますが、量が多い上に使い切りで勿体ないので、木工用ボンドで代用してもOK。

アゲハ蝶の幼虫が
かんきつ類の葉っぱにはアゲハ蝶の幼虫がつきます。将来アゲハ蝶になると思うとなんですが、猛スピードで葉っぱを食べまくりますので、駆除しましょう。
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特徴・由来・伝承

キンカンというと食べる、薬用といったイメージですが、キンカンは庭樹としても非常に優秀です。剪定にも強く、他のミカン科の樹木のように、たくさん実がなったら翌年は実がならないか、実が極端に少なくなる隔年結実という症状が起きにくく、毎年黄色い実が大量になる。庭木にしたときだけではなく、鉢植えでも実がなるところが有難いです。盆栽にも。秋の季語。

原産地は中国長江とされます。

1828年に清の船が清水港付近で難破、船体修理で寄港した際にお礼として砂糖漬けのキンカンが贈られました。その種子を植えたのが日本の栽培の始まりとされていますが、それ以前からあったとも言われていてハッキリしません。
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