ウチョウランの育て方

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ウチョウラン

ウチョウラン
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科名ラン科
属名ハクサンチドリ属
学名Orchis graminifolia
みずやり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴

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ウチョウランは本州・四国・九州で湿った岩壁に僅かにたまった土やコケに根を張るラン科植物。地生ランです。種子は非常に細かく、しかもラン菌がいないと発芽・生育できないという特殊な性質です(ラン科植物は基本みんなそうだけど)。一般家庭ではなかなか生育→交配といったことは出来ませんが、愛好家が多く、サイトを検索すると沢山出てきますので詳細はそちらで。ここでは一般家庭向きに絞った内容にします。
草丈
20cm
まとめ
●土が乾いたら水をやる。水のやりすぎに注意。葉っぱにも霧吹きでやるといい。土へは水をそっと注ぐようにする。
●春から秋にかけて液肥をやる。
●直射日光には葉焼けする。
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水やりと肥料

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雨に当てない、水はそっと土に注ぐ
水を好むのですが、水をやりすぎると根が腐ってしまいます。土が乾くまでは水を控えます。他のランの場合だと葉っぱから水を吸収するので葉っぱにも水を掛けたり霧吹きで給水するのですが、ウチョウランはこれらの水が茎と葉の境目の窪みにたまると、腐って病気になってしまいますので、水は土にそっと注いでください。

季節による水やりの違い
冬は水をほとんどやりません。生育が止まり、水をやると水が腐ってしまうからです。しかし水を完全に止めると乾燥で枯れてしまいます。そこで大体、月に一回程度、鉢底から水が染み出す位にやります。
霜が降りなくなり気温が18度前後になったら、水をやりはじめます。土が乾いたら水をやります。
夏・秋土が乾いたら水をやります。乾燥が激しいので、水が切れないようにします。

ちょっと待って!!
ウチョウランの栽培のコツは水やりです。しかし水やりは環境や土の配合次第で全く違ってきます。基本は「土が乾いたら水をやる」なのですが、風通しが悪いとそれでも腐ってしまったり、配合次第では乾燥しすぎることもあります。水をやる前に土とウチョウランの状態をよく見てから判断しましょう。

肥料は春から秋にかけて
薄い液肥を二週間に一回か二回、真夏を除いた春から秋にかけてあげてください。

植え付け・植えかえ・種蒔き

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植え付け
毎年か一年おきに植え替えをします。株が活動し始める前の2月3月に植え替えをします。花が咲いているときは特に植え替えはしないでください。
鉢は小さめにする。大きいものだと用土に水が残って腐りやすい(特に冬)。2.5号鉢に3球から5球が目安。浅植えにする。球根の頂点が地表から5mmから1cm程度の浅植え。深く植えると腐りやすい。しかし浅すぎても新芽が出ない。
●新芽が折れると再生しないので、気をつける。

用土
ウチョウランの用土は鹿沼土赤玉土・ボラ土・ミズゴケのそれぞれを単用したものや、鹿沼土1 ボラ土1 バーミキュライト1や赤玉土3鹿沼土6川砂1を混ぜたものなど、それぞれの考えや感覚――というか個人の環境で変化します。どれが正解ということもありません。よく分からない場合はウチョウラン用土がネットで販売しているので取り寄せるのが吉。

増やす方法

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分球
球根を分けること。植え替えの時に球根を分けることで幾らでも増える。これが普通の方法。
種子
開花後に種子が取れる。種子は小さく、風に飛んでいくほど。これをラン植物の生える土に撒いていると発芽する(ウチョウランが発芽するには土壌にラン菌がないといけないため)。ただし、一般的ではない。普通は分球。

管理場所・日当たり

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直射日光に弱い
明るいところを好むのですが、強い直射日光に当たると葉焼けを起こします。年間を通して室内の日当たりで管理するか、春から秋は半日陰で冬は室内の日当たりで管理します。ただし真夏に室内で管理する場合は、窓越しであっても直射日光がきついのでカーテン越しにするか、日光が直に当たらないように取り込みます。

病害虫

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アブラムシハダニ
ウィルス病を媒介するので、見つけ次第、駆除する。
ウィルス病
一度感染すると、徐々に弱って枯れる。治療は不可能。ハサミは必ず消毒してから使うことで予防できる。他のウィルス感染株の葉っぱの先が当たるだけでも感染する。アブラムシなどからも感染する。
その他病気
軟腐病…腐ってくる病気。進行が早い。過湿にしていると感染する。
立ち枯れ病…腐ってしまう。これも水のやりすぎで発症する。

特徴・由来・伝承

特徴・由来・伝承
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山野草の一種で地生ラン。地生ランというのは土に生えるラン科植物のこと、なんて書くと植物が土に生えるのが当たり前なのに、わざわざ「地生ラン」って書くのはおかしい!と思った人もいるはず――そのとおりです。ラン科植物は大抵、木や岩などに着生して育つもので、土に根を生やすランの方が珍しいのです。

ウチョウランは日本に自生するランですが、開発による生育環境の変化や「山野草マニア」による乱獲などで野生種は絶滅危惧種です。しかし人工栽培によってかなり市場にも沢山流通していますので、他のラン(胡蝶蘭デンファレ・シンビジュウムなど)ほどではないですが、見かけるようになりました。
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