スイカの育て方…初心者のための栽培解説
目次
スイカとは?特徴は?管理場所・日当たり植え付け水やり摘芯・仕立て受粉…9時までに受粉作業をその他の作業収穫病気・害虫より詳細な栽培は…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- スイカ
- 科名
- ウリ科
- 属名
- スイカ属
- 学名
- Citrullus lanatus
- 別名
- 西瓜・水瓜
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 上級者向け
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スイカとは?特徴は?
スイカは
ウリ科の
一年草。面積があれば
家庭菜園での栽培は可能。
メロンの方が栽培は簡単。
プランター栽培する場合はとにかく大きなもので栽培しましょう。基本的には畑栽培するものだと考えてください。
春に苗を植え、初夏に開花し、開花後40日で収穫することになる。
スイカは放置していると割れて、隙間から赤い果実が見えるため、赤を認識する鳥が食べ、糞と一緒に種を拡散するという戦略を植物としては取っています。
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管理場所・日当たり
とにかく日当たりで栽培する。乾燥・暑さに強いのでその点は問題はないです。
植え付け
時期
4月〜5月に
ホームセンターに苗が流通するのでこれを植える。種から育苗することもあるんですが、販売している苗は
接木苗が多く病
害虫に強いですし、一般家庭ではたくさんの苗は不要なので、これを植える方がよいです。
一年草なので植え替えることはないです。
苗の植え付け手順
土を深さ30cm、直径40cmの穴を掘り、掘り出した土に
苦土石灰を混ぜて中和させます。
弱酸性の土を好むので中和はしなくてもいいが、苦土(=マグネシウム)が不足すると葉が黄色くなるので、苦土石灰は入れておくといいです。
中和は1週間〜10日かかるので、待ってから
腐葉土か
堆肥を2割入れて、化成
肥料を元肥として規定量の3分の1程度入れてよく混ぜておきます。
この土で幅90cm高さ10cmの畝を作って、1m〜1.5m間隔で苗を植えていきます。マルチをしておくと地温保持・
雑草避けになり、シルバーマルチなら
アブラムシ避けになります。植えてから、しっかりと水をやります。
水やり
スイカは乾燥に強く、畑栽培では、植え付けのときと追肥の時以外に
水やりしない!なんて人も多いです。
摘芯・仕立て
最初のツルを親ヅルといい、ここに咲く花は雄花ばかりなので、5節ほどで
摘芯しておきます。ここから数本の子ヅルが出てきます。
この数本の子ヅルを2本〜4本残して、取り除いておきます。
子ヅルが出てきたら株の下にワラをしきます。また、株から40cm離れたところに化成肥料を1株あたり30gほどまいておきます。肥料は水に溶けて吸収されるので、必ず追肥時に水をやること。
子ヅルから孫ヅルが出てきます。この孫ツルは放置でもいいですし、多すぎる場合は間引いておきます。
受粉…9時までに受粉作業を
初夏から夏にかけて子ツルに開花します。子ツルに最初にできた花(第一雌花)は結実しても、皮が厚くておいしくないので、第二、第三雌花を結実させます。
順光受粉しなくても結実するなら、いいのですがしなかった場合、収穫がないこともあるので、一応人工授粉をしておきましょう。
開花は朝で、9時までにチェックして開花していたら、別の子ツルの雄花を摘んで、花粉を擦り付けて受粉させ、日付を書いたタグをつけておく。
その他の作業
摘果
結実したら、子ツル一本につき1個の実を残す。受粉したのは2個あるんですが、一個は取り除きます。
追肥
実が大きくなってきたら、追肥する。株から40cm離れ田ところに化成肥料を30gまいて、水をやる。これ以降、毎週、化成肥料をまく。でないと実が大きくならない。また、肥料は水に溶けて吸収されるので、必ず追肥時に水をやること。
玉直し
日光が当たっていない側の色が悪くなるので、回転させて満遍なく日光に当てます。
収穫
開花・受粉してから40日ほどで収穫になります。受粉させた時に付けたラベルから判断して収穫します。
病気・害虫
ツル割れ病・ウリハムシ・
炭そ病・ツル枯れ病・アブラムシ・
ウドンコ病・カラス・
害獣(タヌキ、アナグマ、ハクビシン、カラス、アライグマ、ハクビシン)。
より詳細な栽培は…
このページは
初心者向けに簡略化しています。より詳細は
を参考にしてください。
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