メロンの育て方

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メロン

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科名ウリ科
属名キュウリ属
学名Cucumis melo L
みずやり水控え目
場所外の日なた
難易度上級者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴

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育て方の概要
メロンは水分管理・温度管理などが難しく、収穫できるかどうかは結構厳しい。初心者は「ころたん」からどうぞ。ある程度コツを掴むと複数の株を管理して大量に作ることも可能で、結構美味しい。スーパーの商品ともいい勝負(品種によるけど)。なのでガーデナーの性で大量に作り、食べきれないから近所におすそ分けすることになる。食べるより育てるのが目的になる。
まとめ
連作障害が起きる。露骨な生育不良というよりはいろんな病気にかかりやすくなる。同じ土・同じ場所に植えない。
●根が浅いので、浅植えにする。
水やりは乾燥気味に。8月でも鉢植えの場合5日から7日に一回程度。
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水やり

水やり
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根が浅い
メロンは根が浅く、地表近くにしか根を張っておりません。地表近くに根をはることで空気中の酸素を取り込んでいます。よって長く土が濡れているようだと窒息してしまいます。乾燥気味に管理するのが大事なコツ。
鉢植えの水やり
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。乾き気味の水やりがコツ。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。比較的、乾燥に強く、過湿に弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。
●鉢植えで8月の水やりが5日か7日に一回程度。ただし環境や株の健康などによってぜんぜん違うので注意。
●毎日水をやっても水切れするのは根腐れして根が活動していないか、ウリハムシの幼虫が根を食べているか。その他の病気か…ともかく、なにか根に問題がある。

地植えの水やり
地植えの場合は根が張るまでは水をやりますが、あとは自然に降る雨でほぼ間に合う。ただし乾燥する夏は水をやる。
●毎日水をやっても水切れするのは根腐れして根が活動していないか、ウリハムシの幼虫が根を食べているか。なにか病害虫にかかっている。
●乾燥を好む。露地植えにしていると、梅雨時期に根が腐り、梅雨あけに水をやってもやっても葉っぱがしおれる。根が腐っている。トンネルで雨除けすると良い。もしくは畝をしっかりと高く作ることで予防できる。

肥料

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肥料
植え付け時に肥料をやったあとは、植え付けしてから二週間から三週間後に緩効性化成肥料をひとつかみやる。肥料がないと生育が悪く、生育が悪いと実が大きくならず甘くならない。
●葉っぱが下葉から黄色く変色していくのはマグネシウム不足。苦土石灰(苦土はマグネシウムのこと)を撒いて補充すると徐々に回復する。マグネシウムは葉緑素の生成に必要で不足すると下葉のマグネシウムを上の葉に移動させるために下葉が黄色くなる。規定の量を植え付けのときに撒いていても足りなくなる。
●肥料をやるタイミングは本や人によって結構違う。別の本では植え付けしてかあら次に肥料をやるのは実がついた後。その次は実が大きくなってきたとき…という場合も。

植え付け・植えかえ

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メロンは根が浅い土の部分に広がり、そこで酸素を吸収する。そのため浅く植えないと窒息しやすい。また水はけが悪いと窒息する。
植え替え時期
5月に植える。植え付けは晴れた日の午前中にする。
用土
一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。連作障害が地味に起きるので、過去2年、ウリ科の植物を育てていない場所に植えること。鉢やプランターの場合は新しい土で植えること。
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鉢植えの場合は、できるだけ大きな鉢を用意する。10号鉢(直径30cm)に1苗を植える。プランターなら二株。プランターでも鉢植えでも出来るだけ「深い」ものを用意するといい。
鉢・プランター植え手順
鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。苗は浅植えにする。苗の地表が鉢植えの地表より1cmほど出るように植える。
●プランターは苗を二つにする。三つでは実が多くならない。
●植え付けのときに根は崩さず、土もほぐさない。根を傷つけると生育不良を起こす。傷つけずに丁寧に植えても、植え付けてからしばらくは生育しないくらいなので、とにかく傷つけないようにする。

地植え手順
庭植えの場合は、植え付ける二週間前に苦土石灰をまいて中和させておく。植え付けは最低気温14度以上になってから。掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜ、緩効性化成肥料を足して混ぜて、高さ10cmの畝を作り、プリマルチを貼ります。それから一週間後に、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。地植えの場合は株間は90cmほど空ける。できればトンネルして雨除けしたほうが美味しいメロンが出来る。
●5月初旬に植えた場合、メロンにはまだ寒いし、根が張り切っていないため、生育不良を起こすというか、ちょっと元気がないので、ペットボトルを半分に切ったものを苗に被せて「ミニミニ温室」を作って保護するといいです。ガードする「苗ガードマン」ってのがある。
●植え付け後にしっかりと水をやる。水をやることで根と土が密着して根が広がる。
●トンネルはいいが、トンネルをかけっぱなしだと蒸れて腐ってしまう。
●どう丁寧に管理していても植え付けして一週間ほどは元気がない。根が活着していないため。生理現象です。
●大事なのは気温より「地温」。土中の温度。マルチをしたほうが良い理由の一つが地温を上げるため。

種子の取りまき・食べまきについて

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種子の取りまき・食べまき
種子の取りまきってのは、メロンを栽培して出来た種子をまいて苗をつくること。食べまきは、スーパーなどで買ったメロンの種子をまいて苗をつくること。

で、よくあるのが「取りまき・食べまき」はうまくいくのか?ってこと。結論から言うと「やらないほうが良い」。
よく流通しているメロンはAとBをかけ合わせて両者の性質を持った品種Cを作って苗を売っているんだけど、このCとCをかけ合わせるとAとBの性質をツギハギに持ったメロンが出来る。ツギハギだから運良くCと全く同じ性質のメロンが出来ることもある。その割合は四分の一くらい。
それならやったろーじゃん!って人も中にはいるんだけど、冷静になって考えてほしい。5月から8月までメロン栽培して四分の三の確率で「ハズレ」ってことです。その労力がもったいないと思いませんか??
●取りまきを繰り返しているとマクワウリになる?らしい。
●ただし固定種という掛け合わせても同じ性質のメロンが出来るものもある。そういうのは何回取りまきしても同じメロンが出来る。

管理場所・日当たり

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戸外の日当たりで育てる。雨が当たらないところで育てる。雨に当たると病気になりやすく、果実が雨に当たると実が割れやすい。地植えの場合はトンネルをして雨よけをする。鉢植えの場合は軒下など雨の当たらない場所で管理する。
寒さについて
気温が18度以上ほしい。特に植え付け直後の5月あたりは気温の確保のためにもマルチ・トンネルがあるといい。寒冷地だと5月はまだ霜が降りるのでマルチ・トンネルがあるといい(暖かい地域なら不要)。気温が高いと生育するが寒いと生育が止まる(もしくは鈍くなる)。霜が降りれば枯れる。

摘芯

摘芯
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メロンを育てるときにツルの先を切って、脇芽を出します。摘芯しないと葉っぱが少なくなり、葉っぱが少ないと実が大きくならないので摘芯はしましょう。最初のツルを「親ヅル」。親ツルを摘芯して出したツルを「子ヅル」。子ヅルを摘芯して出したものを「孫ヅル」といいます。
最初の摘芯
本葉が3枚から5枚あたりでツルの先を切ります。葉っぱの根元から新しいツルが出てきます。
子ヅルの間引き
最初の摘芯から、二週間ほど経って、新しく出た子ヅルの葉っぱが3枚から4枚になったら子ヅルの先を摘芯して、また脇芽を出します。このとき、元気のいい子ヅルを2本か3本残して、元気が無いのは切ってしまいます。
●鉢植え・プランターの場合は1本か2本の子ヅルを残す。
●地植えの場合は3本を残す。
●子ヅルの11節から15節くらいに出来る孫ツルにメロンをつけるとよい。10節以下だと形が悪くて小さくなり、16節以上だと大きく育っても甘くない。あくまで理想論ね。目安としてください。
●子ヅル1本につき二個のメロンを付けるようにする。

三番目の摘芯
子ヅルから孫ヅルが出てきます。花を咲かせて実をつけるのは孫ヅルです。

病気

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ウドンコ病
葉っぱに白い粉を吹いたようなものが出来る。原因は「カビ」。ウドンコ病は乾燥すると発生するため、乾燥気味に水をやっていると発生しやすい。メロンは乾燥気味に管理するので発生はほぼ避けられない。株が弱っていると発生しやすい。病変部分を取り除き、薬剤を散布する。株が健康だと発症しても回復する。ダコニールで予防する。
ベト病
葉っぱに黄・茶色の病変部分が出てくる。水はけが悪いと発生しやすい。原因はカビ。
つる枯れ病
茎にシミが出て、葉っぱが茶色く枯れていく。原因はカビ。高温多湿だと発生しやすいので、水を控えるといい。地植えだと雨が降った跡に発生しやすい。連作すると起きやすい。
菌核病
すべての部位で発生する。果実も腐っていく。連作すると発生しやすい。雨が降ると発生しやすい。連作せず、雨が当たらないところで管理する。
炭そ病
葉っぱや茎に茶色い病変が出て、葉っぱには穴が空く。果実にも発生する。気温が22度から24度のときに雨が降ると発生する。連作すると発生しやすい。水はけが悪いと発生しやすい。窒素肥料が多いと発生しやすい。
灰色かび病
葉っぱに褐色の病変が出る。原因はカビ。多湿のときに発生しやすい。
ツル割れ病
原因は根っこの病変。水が吸い上げられなくなり、葉っぱがしおれる。下の葉っぱから黄色くなって枯れていく。連作すると発生しやすい。酸性土だと発生しやすい。
黒星病
葉っぱや茎に黄色い斑点が出る。症状が進むと葉っぱが縮む。気温が低い時期に発生し、気温が上がると症状は消える。
キュウリモザイクウィルス病
ウィルスが原因の病気。モザイク状の模様が出て葉っぱが縮む。果実にも出る。アブラムシが他の植物から感染させる。アブラムシが発生すると、ウィルス病も発生しやすい。治療法はない。発症次第、廃棄しないと別の株にも感染する。
剪定のハサミから感染するので、消毒してから剪定する。消毒はハサミの刃をガスで炙るか、消毒剤につける。

害虫・害獣

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ウリハムシ
ウリハムシはメロンの天敵。ウリ科植物によく発生するが、中でもメロンはなぜかよく発生する。苗を植える5月から収穫する7月まで発生する。オレンジ色のてんとう虫のような外見の成虫が葉っぱを食べて、卵を生み、卵からかえった幼虫が根を食べる。少量ならテデトールする。マラソン乳剤を散布します。
ウリキンウワバ
成虫は蛾。幼虫は芋虫。芋虫が葉っぱを食べる。春から夏に欠けて発生する。防虫ネットを掛けるのが一番いい。ウリハムシと並んでよく発生する。
ハダニ
小さな虫で目視は難しい。葉っぱの裏から汁を吸う。葉っぱがカスリのように色が抜ける。乾燥すると発生しやすい。
アブラムシ
ワタアブラムシが発生する。メロンの汁を吸い、株を弱めてしまう。ツルの先を食べて成長点がなくなると、ツルが伸びなくなる。発生次第駆除する。また、放置するとメロンをウィルス病に感染させる。
ハモグリバエ
葉っぱに卵を産み付けて、幼虫が葉っぱの中を食べる。食べた部分が白い部分となり、それが絵を書いたように見える。葉っぱの中に虫がいるので、指でつぶす。
ハクビシン
地域によってはハクビシンが食べに来る。

受粉・摘果

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受粉
基本的にはミツバチがやってくれるが、確実に収穫したいならば人工授粉するとよい。雌花には子房(=果実になる膨らみ)がある。膨らみのない雄花を取り、雄しべの花粉を雌花の柱頭にこすりつければ受粉する。乱暴に受粉すると柱頭が折れて失敗する。軽く受粉する。受粉は晴れた日で、その後も雨や曇の予定のない日に行う。受粉後に低温(13度以下)に会うと失敗するので、気温がしっかりと高い(最低気温20度以上)時期に行うようにするとよい。
●メロンの収穫の目安が「受粉して何日」となっているので人工授粉したほうが分かりやすい。
●株の生育が悪いと開花しても結実しにくい。その時は人工授粉しても失敗する。
トマトーンを使うと成功しやすい。
●20度以上で24時間経過しないと受粉がうまくいかない。問題は夜に冷え込む場合。温室じゃない限りはどうにもならないから、ま、参考知識です。

摘果
子ヅル・孫ヅルの葉っぱの下にゴロゴロとメロンがなっている。葉っぱで隠れて見えないので注意。1株あたり4個が目安。品種によって違う。小さなミニメロンは多く作ることも可能。

収穫

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収穫の目安
メロンの果実と茎の境目に「離層(ネットの上がり)」というのが出る。果実につながっている茎にヒビが入るのもサイン。また果実の一番近くの葉っぱが枯れ込んで来るのも目安。甘い匂いがしたら収穫する、でもいい。
ネットメロンは収穫してから一週間前後の追熟をすることで甘くなる。
実割れ
実がバックリと割れること。実が割れると商品価値は無いが、多少のことなら食べられる。種子が見えるくらいに割れたら駄目だけど、そこまでじゃなくて家庭用なら問題になしに食べる(美味しいかどうかは別)。適当にカットして問題のある部分は捨てて食べる。
5月に植えて収穫は7月8月の高温多湿気なので割れたところにはスグにカビが生える。決断(収穫か廃棄か)は早めに。

種類

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マスクメロン
ネットメロン(バンナ・レノン・サンライズ)
ノーネットメロン(アリス)
ミニメロン(かわいーな)
エリカ
プリンスメロン
実割れしやすい。固定種で取りまき・食べまきしても同じプリンスメロンが出来る。
ネットメロン・ころたん
かつて「ほっとけころたん」と呼ばれていたほどに手間がかからないメロン。皮がオレンジで果肉は緑。小ぶりだが育てやすい。交配してから50日で収穫。ころたんとサンライズが初心者向け。見た目がメロンぽくない。プリンスメロン・アンデスメロンを開発した会社が開発した。
ネットメロン・サンライズ
露地植えのネットメロン苗。ウドンコ病・さび病に耐性があり、育てやすい。摘芯しなくても、放置で枝分かれして果実がなる。交配してから収穫までは43日。ころたんとサンライズが初心者向け。

特徴・由来・伝承

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ウリ科キュウリ族の果物。果物って本来は木になるものなので、メロンは野菜って言う人もいるけどどう考えても果物。マクワウリもかなり近い。メロンの品種から種子を取り、毎年育てていくとほとんど「マクワウリ」になる。
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