キュウリ(胡瓜)の育て方

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キュウリ(胡瓜)

キュウリ
科名ウリ科
属名キュウリ属
学名Cucumis sativus L
別名胡瓜
水やり水を好む
場所外の日なた
難易度初心者向け
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開花
植え
肥料

目次

  1. キュウリの育て方
  2. キュウリの管理場所
  3. キュウリの栽培計画
  4. キュウリの栽培スケジュール
  5. キュウリの病害虫
  6. キュウリの品種・仲間
  7. 特徴・由来・伝承
  8. SNSボタン・関連記事
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キュウリの育て方

キュウリの育て方
文章の修正キュウリはウリ科一年草。夜の気温が10度以上、15度前後になったらプランターや庭に植えつけます。水を切らさないように肥料が切れないようにしておくと、6月7月には収穫できます。キュウリの実がなっているのを大きくなるからといって放置しておくとウリみたいに大きくなり、最後は黄色く熟して、(気分的に)食べにくくなります。家庭菜園で栽培できるコスパの良い野菜です。
まとめ
●日当たりで。
●根が浅く、水切れしやすい。
●肥料と苦土石灰をやらないと、生育が悪くなり、病気にかかりやすい。
●5月〜6月に春まき品種を定植。春まき品種は7月以降は生育しても実がならない(なっても小さい)。
●7月以降は夏まき品種を定植。継続して収穫するなら春まき種と夏まき種をズラして植える。
家庭菜園では3株程度で十分。3株でもあまる。
参考:キュウリの病害虫とトラブル
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キュウリの管理場所

文章の修正日当たりを好みます。日光が不足すると成長・花つき・実つきが悪くなりますので、必ず日当たりのいい場所に植えてください。ベランダで育つかどうかは日当たり次第。

キュウリの栽培計画

文章の修正キュウリは発芽・定植して2ヶ月から2ヶ月半くらいまでが収穫期でその後は寿命もあって収量が減る…実が短くなり、曲がりやすくなる。4月5月の定植だと7月〜8月までに収穫が終わるので、継続して収穫するには、7月前後にまた苗を植える。夏の高温時期は植え付け2ヶ月ほどで株の寿命で弱っていく。寿命の場合は水やりや追肥ではどうしようもない。夏に植えるキュウリは「夏植え」の品種を選ぶ。春植え品種を7月以降に植えると茂るがほとんど収穫できない。
●家庭菜園で作るなら1苗で十分。でも、1苗の栽培が絶対うまくいくとも限らないので、予備(保険)として2苗植える程度にしておく。3苗がまっとうに育つと手に余って近所に配りまくることになる。
コンパニオンプランツとしてネギ・ニラ・マリーゴールドバジルを。ネギ類は立ち枯れ病・ツル割れ病・ウリハムシなどを予防・忌避するとされます。コンパニオンプランツを参考に。
●きゅうりは変な苗・変な品種を掴むとうまくいかない。これは運もあるので、ある程度は仕方ないと諦める。でも上手くいくと出荷できるような実が収穫できる
●キュウリは簡単な部類ですが、土や日当たり、その他環境の理由で上手く育たないこともよくある。失敗した人はコマツナベビーリーフナスオクラシシトウなどをどうぞ。

キュウリの栽培スケジュール

植え付け(4月〜7月)

文章の修正一般的には5月前後にホームセンターで苗を買って植え付ける。プランターなら横に2つ。鉢植えなら直径30cmの鉢に苗1つ。用土は一般的な培養土を使います。連作障害を起こすので、古い土は使わらないでください。

庭植えの場合は過去3年ほどウリ科植物を植えていない場所で植え付けます。
植え付け手順の詳細は
キュウリ
ウリ科キュウリ属Cucumis sativus L
のプランター植え付けと畑植え付けと種まきのまとめ
を参考に。

防寒・虫除け(5月)

文章の修正キュウリは夏野菜
キュウリは寒さに弱く、5月の気温では低温障害が起きます(葉っぱが縮んだり、双葉が左右で色が違う、生育が鈍いなど)。それに、幼苗の方はダンゴムシナメクジなどに食べられるため、防護のためにペットボトルの下を切って、苗の上に被せて、ミニミニ温室にしましょう。
●農家ならビニールトンネルにするが、家庭菜園なら3株で十分なんで、ペットボトル温室で十分。
オルトランは収穫1ヶ月前までなら使えるので、苗のうちに使用して虫除けに使うといい。

水やり(5月から6月)

文章の修正鉢植えでも庭植えでも土が乾いたら水をやる。5月前後はまだ生育が鈍く、水をやりすぎると根腐れを起こしがち。特に苗が幼い時期は土の様子を見つつ、水をやる。

ネット・支柱を建てる(5月から8月)

文章の修正つる性の植物なので、巻きつくものを用意しなくてはいけません。つる性植物用のネットがホームセンターで販売されていますのでこれを利用しましょう。

狭いなら支柱を立てて、子ツル・孫ツルを切り戻す。面積があるなら子ツル・孫ツルを伸ばしてネットに絡ませる。支柱を1mから1.5mを3本三角錐に組んで天辺を紐で結ぶだけでいいです。支柱同士・株同士を60cm以上離し、葉っぱが干渉しないように誘引して日光に当てる。
●U型アーチ支柱が便利。
●地這いキュウリは地面を這わせる種だが、実が土にまみれるし面倒なので初心者は普通のを。

摘芯・芽かき(5月から9月)

文章の修正芽かき・花芽かき
5節までは脇芽かき・花芽かきをします。脇芽は葉っぱの根元に出てくる新芽で、花芽は花のつぼみのこと。花も咲かせず、脇芽を出しません。5節までは栄養繁殖(単純に生育させること)に集中させます。

摘芯
脇芽かきをしていない6節以降から先には子ツルが出てきます。
このツルのうち、
下位節(地面から60cm程度)では本葉1枚
中位節(~120cm程度)では本葉2枚
上位節(120cm~)は本葉1枚

で摘芯します。子ツルを伸ばし放題にすると、そちらに栄養が回って実が小さくなったり、結果しにくくなります。子ツルを摘芯すると、子ツルから孫ツルが出てきます。この孫ツルも本葉1枚か2枚で適当に摘芯します。節なり種は親ツルの節ごとと子ツルに実がなります(主に親ツルにできます)。とび節なり種は子ツル・孫ツルにもでき、親ツルにもできますが主ではないです。

15〜20節(1m〜1.5mくらいで)のときに摘芯します。他の脇芽を適宜とって調節する人もいるが、全ての子ツル・孫ツルを伸ばす人もいる。
●このやり方にするのはスペースを確保して株を増やし、面積あたりの収量を増やすためのもので、畑が広いなら、株を減らしてネットを張って広がり放題にすればいい。
●芽かきをして、子ツル・孫ツルを伸ばさない方が実の成長が早く、収量が増える。
●細かいことを書いているが、そこまで厳密じゃなくても実はなる。一度はよくわからないままにやってみて、徐々に…年々、修正すればいいです。そうしてより美味しいきゅうりが収穫できるようになる、くらいに考えましょう。

追肥(5月から9月)

文章の修正開花が始まったら2週間ごとに化成肥料を40gか毎週20gやる。肥料をやったあとは必ず水をやる(水に溶けて浸透するため)。肥料とは別に苦土石灰をやる。苦土とはマグネシウムのこと、葉緑素の材料になる。葉っぱが増えるとマグネシウムが不足して下葉から枯れ込んでくる。

キュウリは肥料喰いで、気温が高い時期は尚更、肥料・苦土石灰を欲しがる。肥料が少ないと病気にかかりやすくなる。ベト病ウドンコ病、その他の害虫が発生しても、追肥+苦土石灰をやるだけで回復することもあるくらい。
●肥料の例…草木灰入り発酵油かす…緩効性化成肥料など。化成肥料が匂いが実に残るので、リンが多い鶏糞がよい。
●肥料を欲しがるが、多肥料には弱い。何事もほどほど。
●リンが少ない肥料をやるとツルボケを起こす。
●肥料不足で不健康になり、病気になりやすくなる。
●キュウリの根は浅いところに伸び、そこで空気を取り込んでいる。追肥のときに土寄せをしても、軽くにする。
●苦土石灰はかなり大事。週に一回、くらいやってもいい。
●8月の高温時期は肥料を切らせない。

ツル下げ(6月から8月)

文章の修正ツル下ろし(ツル下げ)を行うことで、収穫しやすくなる。支柱のてっぺんまで登ったら、株元の下葉をとって、下のツルを地面の上にトグロを巻くように起き、結実する位置を下げる。一回につき50cmほど下げるくらい。紐で固定するといいが、茎止めクリップってのもあるので、それでもいい。
●ツル下げすると実が大きくなる(なんでだろう?)。水を吸い上げやすくなるから??。どうも植物は上へ伸びる時は成長にエネルギーを注ぎ、横になると実をつけるホルモンが分泌される。そのためではないかなと。
●ネットならツル下げ栽培は不要だが、ネットは場所をとるため、ツル下ろし(ツル下げ)栽培の方が面積の効率が良い。
●成長点(=ツルの先)から花がついているところまでの距離が長いほど「勢いがある」状態で、短いなら何か問題がある。毎日観察して、変化を見て、勢いがおちたら石灰散布・薬剤散布・水やり頻度の見直しを行う。

水やり(7月〜8月)

文章の修正水切れしやすい
土が乾いていたら水をしっかりとやってください。キュウリは根が浅く、水切れが起きやすいです。水が切れるとすぐに葉っぱがシオシオになります。シオシオになったくらいならば復活可能なので、すぐに水をやってください。夏になると乾燥しやすくなりますので、朝と夕方の二回しっかりと水をやりましょう。昼間に水をやると、日で水が沸騰して根を傷めます。
●畑なら畝の外側の通路の下まで根が伸びているので、通路まで水をやる。
●夏は水を葉っぱにかけることで、水分補給にもなるし、ウドンコ病・ハダニ予防になる。

台風(7月〜9月)

文章の修正台風
塩害には弱い。台風の風に葉が破れて枯れることもあるが、塩で枯れることが多い。
台風で折れなくても、風で揺れてダメージがある。キュウリ株にダメージがあるので台風後は実が短くなったり、形状がおかしくなる。台風後は殺菌剤・液体肥料・微量要素の葉面散布をした方がいい。

キュウリの収穫(6月〜9月)

文章の修正開花後二週間で収穫できます。花がたくさん咲きすぎたら、花を間引いて栄養が分散しないようにしましょう。放置しておくとドンドン大きくなりヘチマのようになり、食べられなくなりますし、太らせると株の栄養が取られてしまいますので、ほどほどの大きさで収穫しましょう。
一日か二日ほどチェックをさぼっているだけで大きくなって収穫適期を逃すことは多い。6月あたりは生育が早いので注意する。
●花が咲いても、水不足、肥料不足、日光不足などの理由で花が落ちたり、実がついても落ちてしまうことがあります。
●春まき品種は7月に気温が上がってくると、実がなりづらくなる。夏まき品種に切り替えましょう。
●花の全てが結実するわけじゃない。品種によっては確率が非常に悪いものもある。よって花がしぼんでも気にしない。キュウリは単一結果で雌花だけで結実するが、人工授粉してみると結実するので、ためしにやってみる(キュウリの花は数が多いのでやるのは面倒)。普通は蜂や蝶が受粉する。
●料理方法はいくらでもあるが、それでも追いつかないし飽きる。キュウチャン漬けする。古漬けにすると長期間食べられる。それでも食べ切れないなら近所にお裾分けする。でも近所の人も作ってるなら廃棄するしかないです。

キュウリの病害虫

文章の修正ウリハムシ、コガネムシの幼虫、ナメクジ・カタツムリアブラムシ・ハダニ・ツル枯れ病・ツル割れ病・ウドンコ病、褐斑病(カッパンビョウ)、炭そ病、ベト病が発生します。健康に育っていればそんなに大変なことにはならないです。
詳細は以下のページにまとめました。参考にしてください。
キュウリの病害虫とトラブル
キュウリの管理

キュウリの品種・仲間

文章の修正節なり種ととび節なり種
「節なり型」…親づるの各節に果実がつく。「飛び節なり型」…子づるの節に飛び飛びに雌花がつく。節なりが狭いスペースで収穫できるので一般的。
節なりは短期集中収穫型。短期集中なので水と肥料が切れてしまいやすい。切れると味がボケる。とび節なりは長期収穫型で初心者向けで家庭菜園向き。

地這いキュウリ
地這いキュウリは地を這う品種。
地這いキュウリもネットを登る。地面に這わせると実が葉っぱに隠れて、見落とすし、土にまみれるし、ナメクジに食べられ、食欲が削がれる。ツルボケにもなる。ツルボケになるとただただジャングルになる。初心者は素直に節なりキュウリにしておきましょう。地這いは親ツルに雌花はできないので子ツル・孫ツルを出す。なので広い範囲が必要となる。
地這いキュウリより、普通の節なりの方が収量は多い。節なり種を地這い種のように育てると収量は少ないので、普通は支柱やネットで立てて栽培する。
●シャキット…病気に強い。
●半白キュウリ
●四葉きゅうり…飛び節なり型でトゲがすごいが美味しい種。低温には強くないが、最低気温10度までは育つ。ながく収穫できるタイプ。
●四葉きゅうりや地這いきゅうりは安い。ブランドきゅうりは高い。味の違いは好みによる。品種による味の違いというよりは、採れたてならそんなに変わらない。
●加賀節成きゅうり
●聖護院節なり
●夏すずみ…GWに植えてお盆過ぎにおしまい。
●かっぱめし…GWに植えて8月9月まで収穫が続く。
●うどんこつよし
●なるなるZUTTO
●地這い品種の方が寒さに強く、地を這うから台風にも強い。実が短い。
●ときわ地這
●つよっしー…病気に耐性がある。デルモンテのスーパーきゅうり。

特徴・由来・伝承

特徴・由来・伝承
文章の修正キュウリというと、緑のものが当然と考えがちですが、あれは未熟なもので、熟すと黄色く変色します。それで黄色い瓜→黄瓜→キュウリとなりました。
単為結果で実をつけます
雄花と雌花がありますが、受粉しなくても単為結果(受粉・受精をなしに果実を作る…結果、種子ができない)で果実を作るので、受粉は必要ありません。高層マンションのベランダで受粉の手間もなしに収穫が可能です。

キュウリの実は90%以上が水。ビタミンやカロチン、カリウムも含まれるものの栄養価は少なく、「世界一栄養が無い野菜」としてギネスに乗るほど。

輪切りの断面図が徳川の家紋(葵の紋)に似ていることから、江戸時代ではキュウリの輪切りは不敬とされた。
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