パンジー・フレアーノの育て方
目次
パンジー・フレアーノの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- パンジー・フレアーノ
- 科名
- スミレ科
- 属名
- スミレ属
- 学名
- Viola
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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パンジー・フレアーノの特徴は?
パンジー・フレアーノは
スミレ科の
多年草の
パンジーの品種で、八重咲きです。花がよく開花し、八重咲きなので花粉ができづらく、開花すると比較的長期間、開花してくれます。
個体差があり、株によって開花する色合いがかなり違うので、株を店舗で確認してから買った方がいいかなと思います。
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水やり
鉢植えの際には、土が十分に乾いてから水を与えるようにしましょう。冬季でも成長する際には驚くほど水を吸収するため、水切れにはくれぐれも気をつけてください。
庭に植える場合は、通常は自然な雨水だけで十分ですが、日当たりが良い場合は庭植えでも、水切れになる可能性があるため、注意深く観察し、必要に応じて
水やりをしましょう。
肥料
開花時期は液体
肥料を週に一度、水の代わりにやるか、化成肥料を一ヶ月に一度施肥しましょう。
植え付けてから一ヶ月が経つと、土中の肥料が不足し、開花が停滞します。そのため、開花が続く期間中は、追肥を行うことが重要です。ただし、寒冷な時期には開花が停滞しやすいため、その際には肥料の供給を一時中断しましょう。
植え替え・植え付け
時期・頻度
植え付けは9月〜10月以降の涼しくなってから春までの間に植え付けます。気温が20度を切ってからにしましょう。気温が上昇すると徒長して、枯れることもあります。
一年草扱いなので植え替えることはありませんが、
夏越しして来年栽培することもできなくもないです。
用土
鉢植えにする場合は、一般的な花と野菜の
培養土か、パンジー
ビオラの土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土6
腐葉土4に化成肥料を加えたものを使います。庭植えの場合は庭土に土壌改良のために腐葉土か
堆肥を入れてフカフカにして、化成肥料を入れて植えましょう。
鉢の植え付け手順
8号の鉢に1つの苗を植えます。
鉢の底には、鉢底ネットを敷き、その上に
軽石(鉢底石)を約2cmほど敷くことで、
水はけが向上し、
根腐れを予防できます。その上に、十分な量の
用土を追加して、苗の地面が鉢の縁から約2cm下になるように調整します。これにより、水やり時に水がたまるウォータースペースが確保されます。
植え付ける際には、苗の株元が土に埋まらないように気をつけ、必要な分の用土を隙間に追加します。苗の根を優しくほぐすと、根が広がりやすくなります。最後に、植え付けた苗に十分な水を与えます。
庭植えの植え付けの手順は?
庭土を15cmから20cmほど深く掘り返して、元の土に対して2割の腐葉土か堆肥を混ぜ込み、化成肥料を説明書に示された適切な量を加え、土とよく混ぜ込みます。
用土をよく混ぜたら、その半分を穴に戻します。苗同士の間隔を20cm〜25cmほど開け、各位置に苗を配置します。苗の根元は優しく土をほぐし、根が広がりやすいように調整します。配置後、根元の茎が土に埋まらないように気をつけ、隙間に不足している用土を追加します。
最後に、十分な水を与えます。
管理場所
日当たりの良い場所で育てます。十分な日光がないと、開花が鈍くなります。
寒冷に強いので霜や凍結によって枯れる心配はありません。ただし、寒冷な環境では植物の活動が鈍くなり、回復に時間がかかることがあります。鉢植えであれば、移動が可能なので、寒風や霜を避けるように配置すると良いでしょう。通常はそこまで気にしなくても育ちますので、やらなくてもいいですが、やるといいですよ。
剪定・切り戻し
植え付けてから2月までは、脇枝を促進するために敵芯や適切な
切り戻しを数回行います。3月以降は、蒸れを防ぐために適切な切り戻しを実施します。
ビオラやパンジーの切り戻しについての詳細は、「
ビオラ・パンジーの切り戻し(摘芯)のコツまとめ」を参考にしてください。
花がしぼんだら、摘むことで次の花がより美しく咲きやすくなります。これを
花ガラ摘みと呼びます。花ガラ摘みをしっかり行えるようになったら、
初心者からは卒業です。
病害虫
秋と3月以降に気温が徐々に上昇すると、
アブラムシ、
ナメクジ、
ヨトウムシ、
コガネムシなどの
害虫や、
灰色カビ病などの
病気が発生することがあります。
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