カポックの育て方

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カポックカポックの基礎データ
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カポック
科名
ウコギ科
属名
セイバ属
学名
Schefflera arboricola
別名
ホンコンカポック
水やり
水を好む
場所
冬は室内 夏は外
難易度
初心者向け
カポックの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
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育て方:カポックってこんな植物です

カポック:育て方:カポックってこんな植物です参考画像
カポック:育て方:カポックってこんな植物です
シェフレラ(カポック)はウコギ科の常緑樹。本来は緑葉ですが黄色や白の斑入りがよく流通しています。

環境への順応性が高いことから育てやすく、観葉植物として便利であり人気がありますが、本当に昔からある植物なので、飽きてる人も多いかもしれません。非常に育てやすい観葉植物で超初心者向けの観葉です。斑入り品種があり、そちらの方が綺麗。

日当たりのいいところから急に日陰へと移動させると、シェフレラ(カポック)も傷んでしまいますが、徐々に日陰へと慣れさせてやると、日陰でも十分育ってくれます。販売されているシェフレラ(カポック)は薬で小さく育つよう矮小化処理をしている場合があります。その場合は育てているうちに大きくなります。

現在はカポックという名前よりシェフレラの方がかっこよく聞こえるからか、シェフレラで表記されることが多くなっています。
樹高5m…5mまで育つが、鉢植えにしていればそんなにならない。
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庭植え(地植え)の水やり

シェフレラ(カポック)は暖地であれば庭植え(地植え)も可能で、根が広がったら、あとは自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。他の植物に水をやるついでに水をやれば十分です。ただし、さすがに真夏に日照りが続くなら、水切れを起こしますので水をやってください。

鉢植えの水やり

シェフレラ(カポック)の鉢植えの土が乾いてたら水をしっかりとやってください。土が乾かないうちに水をやると根腐れの原因になります。しっかりというのは鉢底から水が染み出すくらいにやるって意味です。土が乾いたら、しっかりと鉢底から水が出るくらいにやる。このメリハリが大事です。受け皿に水が溜まっていたら捨ててください。

鉢植えの冬の水やり

冬は土が乾いてから数日たってから水をやる程度に乾かし気味に管理してください。水やりの量は春〜秋と変わらず、鉢底から水が出るまでしっかりとやり、受け皿の水は捨ててください。

シェフレラ(カポック)は他の観葉植物に比べると寒さに強い方で、昼間に暖房をかけているような部屋…リビングなどで管理していると、成長することもあるので、そうなると水を控えると水切れを起こします。その場合は、水やり頻度を上げましょう。

葉水

シェフレラ(カポック)は熱帯の植物で空気中の湿度が高い環境を好みます。室内はクーラー・暖房で乾燥しやすいので、葉っぱに霧吹きで水をかけてやります。これを葉水と呼びます。葉水は一年中しましょう。特に冬は葉水をします。葉水は1日一回でいいです。
葉っぱの裏に葉水をすることでハダニ予防になります。

肥料

シェフレラ(カポック)の生育期に液体肥料を月に一回か二回ほど与えるとよく育ちます。肥料があった方がいいがなかったからといって枯れるわけではないです。冬は成長が止まっているか、成長が鈍いので肥料をやると「肥料やけ」を起こしてしまいます。冬は肥料をやらないでください。

有機肥料だと臭いし、小蝿が発生しやすいので、化成肥料を1ヶ月に一回やるか、上記のように液体肥料をやります。固形の肥料はゆっくり溶け出してくれるので、一回で長期間効くから便利なんですが、調整が効かないので初心者には向いていません。液体肥料を使った方が便利です(ちょっと高いけど)。
販売されているシェフレラ(カポック)は薬で矮小化している場合があります。

植えかえ

時期

鉢底から根がワサワサとはみ出していたら植え替えを考えてください。根の張りが早く、ほぼ毎年植え替えをすることになります。ただし、毎年、どんどん大きな鉢に植え替えをすると、とても大きくなりますので、剪定して根も小さく切って管理した方がいいです。

シェフレラ(カポック)の植えかえは春以降。できれば5月〜7月がよい。8月は暑すぎる。9月以降は植え替えのダメージを取り返す前に冬が来がちなので避けた方がいい(根詰まりで緊急の場合は別ですが)。冬に植え替えすると傷みます。

用土

用土は観葉植物の土を利用します。観葉の専用土腐葉土が入っていないので室内で管理しても匂いません。もしくは観葉植物の土に赤玉土を2割か3割ほど足して水捌けをよくしてから植え付けます。
●一般の土…花と野菜の培養土は腐葉土が入っていて匂いますから、気をつけてください。
●観葉植物の土には腐葉土の代わりにピートモスが入っている場合が多いです。
●腐葉土や堆肥やピートモスなどの有機物がたくさん入った土はコバエが発生しやすいです。これを抑えるために、鉢の土の表面を化粧砂やバーグ・鹿沼土などで覆うと見た目も良く、コバエも抑えられます。

鉢の植え替え手順

古い鉢から取り出し、土を半分落とし、傷んで変色した根を取り除きます。

同じ大きさの鉢か、一回り大きな鉢を用意し、鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞ぎます。その上に鉢底石として軽石を2cm〜3cmほど入れ、その上に用土を入れていき、株を入れて、隙間に用土を入れていきます。最後に水をやって完成です。水が鉢底から出てくるのを確認しましょう。
●植え替えのときに地上部を三分の一ほど整理すると根の負担を減らせ、回復が早まります。そこまでしなくても枯れるような植物じゃないですけど。
●植え替えして1週間ほどは肥料もやらず日陰で管理して養生させるといいです。その後、通常の日当たりに移動させます。
参考ユーザーさんが植え替えの様子を画像投稿してくれていまして、それをまとめています。是非参考にしてください。

庭植え(地植え)の手順は?

深さ30cm〜40cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。

穴に半分ほど土を戻して、シェフレラの株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

管理場所・日当たり

一年中室内の日当たりで管理するのでもいいです。ですが、春から秋は戸外で日光に当てた方がよく育ちますし、株も強くなります。真夏の直射日光も徐々に慣らしてやった株であれば葉焼けも起こしません。逆に多少の日陰でも慣らせれば大丈夫です。
●春以降、いきなり戸外に出さず、徐々に慣らしてあげましょう。
●夏の直射日光に当たると葉焼けを起こすことがあります。葉焼けは葉っぱの葉緑素が強い日光で焼けて無くなり、白くなったり黒くなる現象で、変色すると元には戻りません。
●斑入りの方が葉焼けを起こしやすい。
●どうしても葉焼けをするのであれば遮光ネットで覆ってしまうか、半日陰か明るい日陰に移動させます。
●シェフレラ(カポック)は熱帯の植物で、暑さには非常に強いです。

冬の管理場所

観葉植物としては寒さに強く3度まで耐えられます。とはいえ霜に当たるとダメなので、戸外で管理しているのであれば霜が降りる前に…最低気温が10度以下になったら…室内に取り込んでやってください。

冬に寒さでしおれたり、落葉した場合は、そのまま春まで管理します。枯れていなければ芽吹きます。挿木して新株を作ることもできますが、真冬は挿木に適した時期ではないです。
●暖地であれば戸外での越冬も可能で数メートルに育っているもの見られますし、管理人が住む広島でも、関東でも地植えで育っているものは見られます。ただ、寒波が来て枯れたり、落葉することもありますので、基本的には鉢植えだと考えてください。

剪定

古い枝や邪魔な枝を落とし、樹形を整え、風通しよくなるように枝をすきます。強く剪定しても枯れるわけではないです。大きく育ってくると、脇芽が出やすくなり、放置しているとモサモサになります。適当に脇芽の時点で取ってしまってもいいです。
●剪定した枝を土に挿していると発根し、株を増やすことができます。

病害虫

シェフレラは強い植物で、病害虫も健康であればあまり発生しない。発生しても重篤な状態にはならない(なりにくい)。なので、一番の予防は健康であるように環境を見直すことです。

ハダニ

小さなダニで白い蜘蛛の糸のようなものが絡んでいたらハダニ。葉っぱの裏に潜んで汁を吸い、葉っぱの色が抜ける。乾燥すると発生しやすく、葉裏に霧吹きをかけてやることで予防できる。発生したら薬剤を散布して駆除しましょう。
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アブラムシ

葉っぱや茎の汁を吸う。一旦発生すると爆発的に増えるので、発見次第駆除する。どうにも大量になったら薬剤で駆除する。新芽にたかって汁を吸うため、新芽が黒く変色してダメになり、生育不良を起こすため、発見次第対処したい。
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カイガラムシ

葉や茎に白い動かない何かがくっついていたらカイガラムシ。見つけたら、歯ブラシやティッシュなどでこそぎ落とす。自力では動けないので、落とされるとそのまま死んでしまいます。

特徴・由来・伝承

シェフレラ(カポック)の実からとれる繊維ははっ水性に優れていて、ソフトボールの芯や枕の詰め物に使われる。第二次世界大戦中は救命胴衣にカポックの繊維が使われていたために現在でも競艇や海上自衛隊では救命胴衣のことをカポックを呼ぶ。

カポックとその別名であるパンヤはどちらも繊維という意味。
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