エアープランツ(チランジア)の育て方…水やり・ソーキング・肥料や管理場所などまとめ

TOP > アナナス科 > …

エアープランツ(チランジア)

エアープランツ
科名アナナス科
属名チランジア属
学名Tillandsia
別名チランジア
みずやりたまにやる程度
場所室内
難易度中級者向け
画像の投稿のお願い
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
スポンサードリンク

栽培の特徴

文章の修正を申請する
概要
エアープランツはアナナス科のチランジアの仲間全般を指す。土に植える必要がないので「エアープランツ」と呼ばれる。残念なことですが非常に多くの人がエアープランツをミイラにしてしまっています。エアープランツは毎日水をやる必要はありませんが、定期的に水分補給をする必要があるにも関わらず、見た目に変化が薄いために、水やりを忘れがちだからです。
このページではエアープランツの育て方をまとめていますが、品種名が分かっている場合はその品種の育て方のページを参考にしてください。また水やりの頻度などは個人の環境によってかなり違うため「答え」はありません。あくまで「参考」としてください。
まとめ
●風通しの良い明るい日陰で育てると花が咲く。観賞価値は高い
●霧吹きで夜に水をやる。水のやりすぎ、やらなすぎに注意。
●古い葉っぱが葉先が茶色くなるもの。気にしない。
●株の根元は茶色いもの。気にしない。
●変な匂いがしたり、新芽が簡単に抜けるようであれば腐っている。
●日が当たらない古い葉っぱは茶色くなる。
●花の後に種子が出来る。種子が入っているものをシードポットと呼ぶ。

参考
エアープランツが枯れる理由
チランジア・イオナンタ・グアテマラ(ごく一般的に流通しているエアープランツはコレのこと)
スポンサードリンク

品種・仲間

文章の修正を申請する
仲間・品種
チランジア・イオナンタ・グアテマラ
チランジア・イオナンタ・ツートーン
チランジア・ブルボーサ
チランジア・ブッツィー
チランジア・フックシー
チランジア・キセログラフィカ
チランジア・ウスネオイデス
チランジア・レクリナータ
チランジア・ブラキフィラ
チランジア・チュルフォルミス
チランジア・カルミネア
チランジア・ルピコラ
チランジア・ロゼイフローラ
チランジア・リモネンシス
チランジア・ヘウベルゲリ
チランジア・イオナンタ・レモン
チランジア・ストリクタ
チランジア・アエラントス

ミトラエンシス、オルガネンシス、カウツキー、スプレンゲリアナ、クロカータ、カプトメデューサ、ドルイド、シュードベイレイ(単にベイレイとも)、ペイラノイ、ハリシー、ファシキュラータ、パウシフォリア、コットンキャンディー
●品種は多くあるが、交配と、個体差で境目は曖昧。育て方でも違う。
●純粋な○○種というのはなかなか見つからない(自然界でも交配するし)。専門的に栽培している人(ナントカ協会)に連絡をとってみては?
●輸入の過程で傷んでいることが多く(船で送るから!!)、購入はその点を考慮しましょう。希少種は非常に高価なので納得いくかは分かりませんが。

水やり

文章の修正を申請する
霧吹きで夜に水をやる
エアープランツが自生しているのは霧の立ち込めるような湿度の高い場所です。日本が湿度が高いといっても、そこまで湿度が高いわけではありませんので、霧吹きで水をやっていないと乾燥してミイラになります。エアープランツは昼は気孔を閉じて蒸発を防いでいて、昼に水をやってもなかなか吸収しません。夜になると気孔が開くので、水やりは夜にやってください。
●乾燥地帯のエアープランツと温帯のエアープランツもある。乾燥地帯のエアープランツはかなり乾燥に強い。品種による。
食虫植物の温室のような湿度の高い場所でも育つ。ビチャビチャでなければ大丈夫です。
●小さい毛が生えている銀葉系チランジア(エアープランツ)の場合、肥料や水をしっかりやるとトリコームが剥げ易いし、藻がついて緑色になる。

夏の水やり
30度を超えると生育が鈍くなり、水を吸収しづらくなります。すると水が葉っぱの隙間に溜まり、それが腐って病気になります。水が葉っぱの間にたまっているようならティッシュで「こより」を作って吸い出し、霧吹きの頻度を見直しましょう。クーラーがかかっている部屋では空気が乾燥しがちで逆に水を欲しがるかもしれない。
●戸外の風通しの良い日陰で管理するといいです。

冬の水やり
エアープランツは10度以下になると生育が止まるので冬の水やりはストップしてもいい。ただし暖房のかかっている部屋で管理している場合、生育は止まっておらず、なおかつ暖房で乾燥しやすいため、逆に霧吹きは多めにした方がいい。

ソーキング

文章の修正を申請する
ソーキング
霧吹きでは水が足りない場合(夏と梅雨を除く春から秋にかけて)は、ソーキングをします。ソーキングは1ヶ月に1回です。ですが、これはあくまで目安で、環境や種類によって適している頻度はかなり変化します。ソーキングの詳細は以下のリンクを参考にしてください。

肥料

文章の修正を申請する
肥料
春と秋の成長期には液肥を薄めたものを、水の代わりに葉っぱに霧吹きしてやってください。液肥入りの霧吹きも当然、夜にやる。肥料があった方が生育がよく健康だが、日光・温度・風通しが十分ではない状態で肥料をやると傷んでしまうので、よくわからない場合は肥料をやらないか、やってもごく薄いものから始める。
●大型になる品種は肥料をやると大きくなる。大きいとかわいくないかも。
●葉が伸びて深くなると、水が入り込んでも吸い出せず、水が腐って枯れやすい。なので風通しの良い環境であるべき。

植え付け・植えかえ・種蒔き

文章の修正を申請する
土に植えないで下さい。土に植えると蒸れて枯れやすくなります。ヘゴやコルクや流木につけたり、網棚に固定してもいいです。ヘゴや流木に固定すると環境が良ければ1年ほどで根が伸びてきます。ミズゴケに植える事も出来ますが、保水力が高いので水やりはミズゴケが乾いてから霧吹きで吹き付けましょう。方法は色々。室内なら固定する必要もなく、どこかに置くだけでもインテリアになります。
●銀葉系チランジア(エアプランツ)の場合、ヘゴやコルクなどに固定することで銀色に見えるトリコームがはげにくくなる。
●ヘゴもコルクも手に入りにくい。流木にワイヤーかボンドでくくりつけても良いです。
●ダイソーでもエアプランツは売っている。品質には問題ないが、店員が管理しないので、長期間売れ残っていると店頭でミイラになっているので、購入前にチェック。仕入れ当日が安心です。ダイソーの店員にエアプランツの知識なんてないですからしょうがないです。
●チランジア(エアープランツ)にハマってくると、新しい品種が欲しくなる。が、沢山扱っている店は無いので、品種を狙うとなると、ネットでの購入が一般的。ショップか、オークションか。どちらにしても結構高価。
●真冬に寒冷地の人がネットで買うと輸送中に枯れるかもしれないので、春まで待って購入する。

管理場所・日当たり

文章の修正を申請する
室内で管理する場合は、年間を通じて明るい日陰が適しています。例としてはカーテン越しの窓や戸外の陽だまりや雨の当たらない軒下の明るい日陰です。直射日光がバリバリと当たると枯れてしまいますが、あまりに暗いのもNG。室内で管理する場合は日光が必要なので明るい窓辺で管理しましょう。
葉っぱが白いタイプは銀葉系とされ、一般に緑のチランジア(エアープランツ)よりも日光を好みます。詳細はトリコームを参考にしてください。
●直射日光はとにかく厳禁。
●風通しが良いことが大事。人によってはエアープランツ用のサーキュレーター(扇風機)を持っている。
●エアープランツの自生地域は高山地域で涼しく、風通しが良くて霧が立ち込めるような地域の木や岩にへばりついて育ちます。冷暖房の風は極端に乾燥しています。この風に当たっているとすぐにカラカラのミイラになるので、直接当たらないようにしてください。

冬の管理場所の注意点

文章の修正を申請する

種類によっては冬はマイナス五度まで耐えられますが、それは「枯れない」だけなので、霜に当たれば傷みます。ベランダで育てられる地域もありますが、基本的に室内に取り込んでください。できれば5度以上の環境で育てましょう。昼間に人がいて暖房をかけている部屋なら暖房を切った真夜中でも5度以下にはならないので、リビングの出窓などの明るい窓辺で管理しましょう。
●冬に出窓に置いていて、寒波が来ると出窓は外気に近く温度が下がり、枯れてしまいます。寒波が来るようならば出窓に置かないようにします。
●寒さに当たると赤くなります。凍死の前兆と捉えましょう。暖かい場所に移動させます。

その他

文章の修正を申請する
チランジアのいいところ
100円ショップにも売っている(高い品種もあるが格安品種もある)ので、枯らしても再購入が簡単で、失敗しがちな初心者は安い品種からコツを掴んでいくべき。
形状が非常に多様。カーテンのようなウスネオイデスを飾るのはなかなかカッコイイ!。高価だがエアプランツ愛好家が一度は買うキセログラフィカなど。
土が不要で小さいので置き場所の選択肢は多い。観葉植物のように移動させるときに腰を痛めるなんてこともない。もちろん環境(日光・湿度)は整えないといけないが他の観葉植物より難易度が高いとは言えない。また場所を取らないので複数のエアプランツをコレクションできる。
花が咲く!のも楽しい。観葉植物や多肉の中ではかなり「派手」な花が咲く。どうも葉っぱに目が行きがちだけど花もかなり美しく、また「独特」な色合いと印象がある。花が咲くと種子ができる。複数の品種を掛け合わせて種子をつくり、新たな品種を作ることもできる!かもしれない。
●本気のマニアはメキシコにチランジアを探しにいく。仮にそこで珍しいものを採取できても検疫があるので持ち込みは難しいが。手荷物に突っ込んで持って帰る人もいるが当然違法。
●ブラジルの山で採取して日本に輸入する業者も。
●エアプランツ(チランジア)は状態が悪くなってすぐには変化が表れないため、店は「早く売りたい」と思い、安く販売し、それを初心者と半端な中級者が価格に惹かれて購入し枯らす。

花について
株が充実していると2年か3年に一回花をつけます。花を咲かせるために必要なのは日光と肥料と水。特にエアープランツはインテリアとして飾られることが多く、日光は不足しがちです。安い100円均一のエアプランツでも花が咲くくらいに管理できれば、もう少し高い希少種に手を出していいでしょう。

●日本ブロメリア協会(ブロメリア科のチランジア(エアプランツ)・フリーセア・ネオレゲリアグズマニア・ビルベルギア・ホヘンベルギア・エクメア・ディッキア・プヤ・クリプタンサス)がある。
●イオナンタ協会…変わったチランジア・イオナンタを専門にオークションにたくさん出品している。
●蘭展などで業者が珍しい株を販売しているが、知識が乏しいなら行っても無駄。

特徴・由来・伝承

特徴・由来・伝承
文章の修正を申請する
根を張らず、空気中の水分を吸収して成長することから「エアープランツ」と呼ばれる植物。アナナス科なのでパイナップルやグズマニアなどの仲間です。
100円ショップでも販売しているので「モノ」という感覚を持ちがちですが、あくまで生き物。生き物なので、本当にほったらかしにしていると枯れます。

枯らしても落ち込まない
どうも「ほったらかしで大丈夫」というのを売りにして売っているのでエアープランツを枯らすと「エアープランツすら枯らしてしまった私って……」と落ち込むことになりますが、エアープランツは水分の管理が意外と難しい植物です。難しいというのは「水やり」が難しいという意味ではなく、「極端に水やりを気にして腐らせる」か、「水やりをすっかり忘れてミイラになる」という難しさです。
管理用リンク
管理用