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ニイタカビャクシン・ブルーカーペットの育て方

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ニイタカビャクシン・ブルーカーペット
目次
ブルーカーペットの特徴
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
栽培可能地域
管理場所・日当たり
病害虫
剪定
注意するところ
特徴・由来・伝承
関連記事
学名などの基礎データ
ニイタカビャクシン・ブルーカーペットの植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ニイタカビャクシン・ブルーカーペット
科名
ヒノキ科
属名
ビャクシン属
学名
Juniperus squamata 'Blue Carpet'
水やり
たまにやる程度
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
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ブルーカーペットの特徴

ニイタカビャクシン・ブルーカーペット:ブルーカーペットの特徴
ニイタカビャクシン・ブルーカーペットはヒノキ科ビャクシン属の常緑低木針葉樹コニファー)のニイタカビャクシンの園芸品種。匍匐性で、横へ横へと伸びていきます。かなりポピュラーなガーデニング材です。

春夏は葉っぱが灰青色か青緑、冬は褐色を帯びる。グランドカバーに使われることが多いです。とはいっても踏んづけるところには適していませんので気をつけてください。
春になると新芽が吹くのですが、これが鮮やかでとてもキレイ。生育は早く、一年で50cmほど伸びる。

ブルーカーペットはビャクシン属で、ビャクシン属の植物は赤星病の中間宿主になるため、自治体によっては栽培を禁じています。自治体HPをよくチェックしてから植え付けてください。
樹高1m横幅2m
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水やり

庭植えの水やり

庭植えした場合は、根付いてしまえば降雨だけで十分育ちます。あまりに日照りが続く場合は、水やりをしてください。植え付けして一年か二年は根が広がっていないために、水を吸い上げる力が弱く、庭植えにしてみ水切れすることがあります。植えて二年以内は様子を見て水やりをしてください。特に一年目の夏は水切れに注意します。

鉢植えの水やり

土が乾いたら水をやります。

夏に水切れしないように注意してください。

肥料

肥料がないからといって枯れないので肥料はなくてもいいが、あるとよく生育し、葉色もよくなります。肥料をやる場合は春と秋に株元に緩効性化成肥料をやります。
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植え付け・植えかえ

時期

春から梅雨までに植え付け・植え替えをします。

用土

鉢植えにするならば、市販の花と野菜の土(培養土)を利用します。自作する場合は赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使います。

庭植えの場合は庭土に3割ほど腐葉土を足して用土にします。

庭の土が水はけが悪いならば、川砂を混ぜることで水はけをよくしてから植え付けをします。土を掘り返したときに水が染み出すような場所ならば植えるのには適していません。

庭植え・地植え

深さ40cm直径40cmほどの穴を堀り、穴の底に緩効性化成肥料か油粕を埋めます。掘り出した庭土に腐葉土か堆肥を3割ほど追加してよく混ぜて用土とします。穴の底に入れた化成肥料に根が当たらないように、用土を穴に戻し、株を入れて、隙間に用土を入れていきます。最後に水をやって完成です。

鉢植え

鉢の底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2センチ入れて、用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れていきます。最後に水をやって完成です。
一般的には庭植えにする。

栽培可能地域

九州南部・九州北部・中国・四国・関西・中部・関東南部・関東北部・東北南部・東北北部

寒い地域でも栽培可能ですが、北海道は無理。逆に暖地でも栽培が可能で、生育が早いので、グランドカバーで早く地面を覆いたい場合は有力な選択肢となります。

管理場所・日当たり

日当たりを好みますが、半日陰の方が、青白い特徴的な葉色になりやすいですし、夏の暑さが若干苦手て真夏の高温多湿に枯れこむことがあります。夏を考えると、耐陰性もありますので、年間を通して、日当たりではなく半日陰で管理しましょう。

越冬

寒さには強い、のですが、寒さに当たると葉っぱが茶色く変色してきます。少々ならば回復しますが、北海道ならば防寒が必要になります。

コンクリートの照り返しに注意

鉢植えにしていて、コンクリの照り返しや西日がモロに当たったり、庭植えしていて伸びていってコンクリート面にせり出していたら、枯れてきます。鉢植えの場合は場所を移動させてください。

病害虫

ハダニアブラムシカイガラムシスギドクガなど。

剪定

時期

3月から5月に剪定をすることで脇芽を増やし株が大きくなります。

剪定

枝がよく伸び、放置していると徒長して樹形が乱れる。毎年、適切な大きさに剪定してやると枝分かれして葉っぱが密になる。

剪定に若干弱いところがあって、強い剪定をすると枯れこむことがありますが、成長が早く、旺盛に茂る為に密生して夏に蒸れてしまったり、日光が内部まで届かなくなって中心部が枯れてしまうことがあり、そちらの方が問題。

風通しをよくするために、密生しているならば枝をさばいてください。

注意するところ

ドロ跳ねで枯れこむことが

ブルーカーペットはドロが雨が降ってドロが跳ねるとその泥が掛かった部分が枯れこみます。土の表面に腐葉土をかぶせてドロ跳ねを防ぐ(マルチング)をするとよいです。枯れるといっても、その部分だけなので気にしないでもOK。

皮膚が弱い人は一考

ブルーカーペットはコニファーとしてはチクチクしないのですが、それでも多少はチクチクするので防犯目的に植えることがあります。それはそれでいいのですが、チクチクするので剪定や作業がやりづらいです。成長が早く、剪定は頻繁になりますので皮膚が弱い人は植える前に一考を。

特徴・由来・伝承

グランドカバーに適しているコニファーの一種。コンボルブルスにもブルーカーペットという品種がありますが、ここで扱っているのはコニファー。コンボルブルスブルーカーペットの育て方はコンボルブルスを参考にしてください。

ニイタカビャクシンの栽培品種。葉っぱの色合いがシックで美しいです。
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