ヨルガオの育て方

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ヨルガオヨルガオの基礎データ
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ヨルガオ
科名
ヒルガオ科
属名
サツマイモ属
学名
Ipomoea alba
別名
夜顔
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
ヨルガオの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
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育て方:ヨルガオってこんな植物です

夜顔(ヨルガオ)はヒルガオ科のツル性の多年草(日本では一年草扱い)。春に種を蒔いて夏に開花する。水切れに弱い。つる性で絡みつくための支柱やネットが必要など、育て方はアサガオと同じです。夕方から朝方に開花し、甘い香りがする。晩夏では夕方4時から開花します。
参考:良い香りがする花一覧

ヨルガオはユウガオ夕顔)という名前で流通していることがあります。これはヨルガオの品種に「白花夕顔」「赤花夕顔」などがあるため。カンピョウの材料にユウガオというウリ科の植物がありますが、ガーデニングでいうユウガオはヨルガオと同じと考えてください。ちなみに源氏物語の「夕顔」はカンピョウの方です。
草丈4m〜6m

まとめ

●夕方から朝にかけて開花し、甘い香りがする。
●春から秋にかけてよく生育して開花する。
●育て方は朝顔を同じ。
●日当たりで栽培する。
●開花している時期は肥料を追加する。
●鉢植えにするならできるだけ大きなものを。
●できるなら庭植えに。
●ネットなどに誘引する。
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水やり

土が乾いていたら水をしっかりとやります。土が濡れているうちは水やりは控えますが、ヨルガオは発芽するのも暖かくなってからですし、秋には枯れてしまう暖かい時期の植物ですから、水やりはほぼ毎日やります。

具体的な頻度で言うと、春と秋は晴れたら毎日、夏は雨じゃなかったら毎日朝と夕方の二回、水をやります。

管理場所・日当たりについて

必ず戸外の日当たりで管理します。日光が不足すると、生育が止まり、花がつかなくなります。半日陰でも枯れはしませんが、病害虫に弱くなります。

栽培スケジュール

種蒔き(5月)

発芽温度が20度以上と非常に高温を必要とします。あまりに寒い時期に蒔くと発芽しませんので注意してください。

種子の殻が硬いのでヤスリで擦って傷を付け、それを数時間水につけておきます。すると種子が水を吸って膨らんできます。これを種蒔きします。

小学校の時にアサガオの種蒔きでしたことと同じように種を蒔きます。市販されている花と野菜の土(培養土)と軽石を用意してプランターや鉢に植えこんで準備します。土に指で穴を開けます。指の第一関節くらいの深さの穴です。ここに種を三粒ほど入れます。万が一、発芽しなかった時の保険です。複数発芽した場合、元気のいいのを残して残りは「ハサミで切り」ます。抜くと他の株まで巻き込んでしまうので、必ず切りましょう。

水をたっぷりやって、鉢底から水がしみ出したらもうOK.日の当たる場所で管理していれば一週間で芽が出て、その後夏には大きな株になります。

鉢植えへの苗の植え付け(5月)

10号鉢に苗一つ
日光を好み、水を好むヨルガオはとにかく水切れしやすいです。初心者が思っているよりヨルガオは成長し沢山の栄養と水を求めます。
観葉植物が植わっている大きな鉢を10号鉢と言います。直径でいうと30センチのものにヨルガオの苗を一つ植えます。鉢底の穴を網で塞ぎ、軽石を2cm入れて、その上に用土を入れ、苗を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやります。

プランターは勧めません
プランターは横に長くなっていて、ここにヨルガオの苗を植えた場合、一個だけというのは格好が悪い。三つ植えてしまいます。するとどうしても、水が切れるのです。ヨルガオ+プランター+ネット=グリーンカーテンという計画はヨルガオ3つ+10号鉢3つ+ネットに変更してください。確かに土の金額が大きいですが(確実に培養土は3袋必要)、プランターで挑んだ人は水切れ・肥料不足などで失敗とはいかないまでも、「なんか違うなぁ」と思ったはずです。

庭植えの手順(5月)

庭植えする場合は、前もって2週間前に深さ20cmの穴を掘って、苦土石灰を1平方またり150g入れて混ぜておきます。苦土石灰の「苦土」とはマグネシウムのことで、葉緑素の材料となります。繁殖力旺盛なヨルガオは生育するうちにマグネシウム不足になり、葉っぱが黄色くなりやすいので、混ぜておきましょう。

植え付けの1週間前に元の土に対して2割〜3割ほどの腐葉土堆肥を混ぜて、化成肥料を入れて用土とします。植え付けの日にそこに株と株の間を50センチほど空けて植えてください。
●1週間開けるのは、石灰と腐葉土や堆肥が化学反応を起こすからです。また、腐葉土や堆肥が土に馴染んでから植えたほうがよいからです。

ネットなどに誘引(5月〜8月)

ツル性植物で、なにかに絡んで登っていきます。放置していると4m以上になりますが、摘芯して脇枝を出させるので、2mくらいのネットでいいです。ネットを張り、そこにヨルガオのツルを誘引させます。剪定(摘芯)は誘引してからしましょう。
アサガオよりかなりツルが硬いので、多少乱暴に誘引しても大丈夫です。
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摘芯(5月〜8月)

ヨルガオのつるが30センチ以上に伸びたら、摘芯をします。摘芯とはつるの先を切ることで脇芽を出させ、結果的に株を大きく成長させ、花つきをよくすることです。最初だけでなく、定期的に摘芯を繰り返すことで、かなり大きな株へと成長します。

摘芯しなかったら、一本長く伸びるだけです。やるとやらないでは全然違います。

花ガラ摘み(5月〜10月)

花がしぼんだら、種が出来ます。ヨルガオは種を作るために栄養をそちらに回し、次の花が咲きづらくなります。そこで、種が出来ないようにマメに摘んであげてください。もちろん花ガラを摘まなかったら枯れるということはありませんし、採種(種を採ること)するのであれば、そのままにしておきます。

肥料を追肥(6月〜10月)

培養土で植えた場合、培養土にあらかじめ含まれている肥料でしばらくは大丈夫ですが、花が沢山咲くので必ず肥料が切れます。一カ月に一回緩効性肥料をやるか、液肥を一週間に一回やります。肥料が切れると花が咲かなくなるので、必ず肥料をやりましょう。

撤収(10月)

霜に当たると枯れる一年草扱いの植物です。気温が下がってきたら、生育が止まり、花も鈍くなります。ネットは来年のために取っておいて再利用しましょう。茎と葉は刻んでゴミに出し、空いたスペースには冬植物のビオラパンジーを植えるといいです。

特徴・由来・伝承

ヨルガオ:特徴・由来・伝承
ヨルガオはヒルガオ科の植物で広く言えばアサガオの仲間。顔がいっぱいでややこしいです。ヨルガオは夜に咲くとされますが、実際は夕方から朝にかけて咲く植物で、ホームセンターや花屋さんではユウガオ(夕顔)という名前で販売されています。

ところがユウガオという植物は別にある
カンピョウって分かりますか? 巻きずしに入っている細長い甘辛く煮込んだ食べ物です。あれはヒョウタンのような大きな実の外側を細く削ったものなのですが、その実を付けるのが「ユウガオ(ウリ科)」です。ここで語られるヨルガオ(ヒルガオ科、流通上ではユウガオ)とは全くの別種です。

カンピョウのユウガオは流通していないから
カンピョウのユウガオはホームセンターなどで見かけることはほとんどありません(今後は分からない)。ヨルガオがユウガオに化けたのはおそらく、販売する時にその名前の方が売りやすいからでしょう。夕顔というと源氏物語でも出て来ますので。
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