雲南百薬草(オカワカメ)の育て方

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雲南百薬草(オカワカメ)(アカザカズラ・ヌルッパ)

雲南百薬草(オカワカメ)
科名ツルムラサキ科
属名アカザカズラ属
学名Anredera cordifolia
別名アカザカズラ・ヌルッパ
みずやり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴


軽く湯がいて食べる
生でも食べられなくもないですが生臭いので10秒ほど湯通しして冷水で締め、ポン酢やドレッシングで食べます。スーパーで売っていますが、庭で育てることも可能、かつ「宿根多年草」です。つまりゴーヤなどとは違って、毎年収穫ができるのです。その上、病害虫にも強い。一般家庭でも十分に問題なく、というか簡単に栽培可能です。日本の地域によっては雑草化しています。

収穫は夏
秋になると花が咲き、花が咲くと生育が止まり、収穫が出来なくなります。花が咲く前に除去すれば葉っぱの生育が続くんですが、大きく育ったオカワカメの花を全て除去するのは大変。株が小さいならやってもいいと思います。

まとめ
⚫︎まっすぐ上へと伸びて、横へは広がらない。
⚫︎爆発的に茂るので、摘芯・誘引などの手間が絶対に必要。
⚫︎ネットや支柱が必要で、弱い支柱だと雲南百薬の重みで倒れるので、ガッチリしたものを作るべき。
⚫︎関西では雑草になるほど強い植物。軽い気持ちで植えるのは避けるべき。
●土が凍結すると越冬できず枯れる。
⚫︎育てるのは非常に簡単。

水やりと肥料

土が乾いていたら水をしっかりとやってください。庭植えにしている場合は、真夏の乾燥時期以外は降雨だけで十分です。
プランターの水やりについて
プランターの場合は、土が乾いていたら水をやります。プランターの底から水がでるようにやってください。これは春でも冬でも夏でも同様です。鉢底から水が出るように水をやるのは、土の中の菌の排泄物を洗い流す目的もあります。

土が濡れている場合は水をやらないようにします。真夏は非常に乾燥しますので、朝と夕方の二回、しっかりとプランターの底から水がしみ出すくらいにやってください。
⚫︎乾燥に強いですが、苗が小さいうちは水が切れると危険なので、水が切れないようにします。

冬は?
冬は寒さで活動が鈍くなっているので、水を控えてください。寒さで地上部が枯れてしまっても春にはまた芽が出ます。しかし、冬に地上部がないからって水をやっていないと、そのままカラカラになって枯れてしまいますので、冬に地上部がなくっても、一ヶ月に一回は水をやるようにしてください。

肥料
肥料が切れると生育が止まり、葉っぱが枯れてきます。春から秋までは、液肥でも緩効性固形肥料でも施しておきます。
肥料が切れた時は葉っぱに赤い斑点がつきます。これは葉緑素が抜けているためです。肥料をやれば健康な葉っぱが増えます。
⚫︎肥料食いです。
⚫︎水か肥料が切れると生育が止まります。でも補給するとすぐに復活します。
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植え付け・植えかえ・種蒔き


苗はホームセンターで売っていることもありますが、まだ一般的ではないので、近所のホームセンターで売っていないならネットショップで買う方が早い。多年草で来年も芽がでるので、多少値が張っても問題無いでしょう。

土は一般的な花と野菜の培養土。庭に植える場合は一般的な水はけが確保できれば問題ありません。庭に植える一週間前までに苦土石灰を混ぜこんでおき、堆肥を混ぜます。株間は20センチか30センチ開けるようにします。
⚫︎一旦根付くと、ムカゴ、種子で爆発的に広がることがあります。近所の庭を侵食することがあるので、植える前によく検討しましょう。関西以西では雑草です。
⚫︎土が少ないと生育が鈍くなり、小さくなってしまいます。雲南百薬(オカワカメ)をちゃんと育てるならば、できるだけ大きな鉢で植えるか、庭植え。庭植えがもっとも良い。

プランター・鉢の場合
プランターの場合は65センチのプランターに2株が3株。大きくなるので2株がいいかと思います。鉢に植える場合は直径30センチの鉢に1株植えます。
●鉢・プランターだと葉っぱが小さくなる。
●鉢・プランターにすると冬は室内に取り込めば越冬が楽。

必ず支柱かネットを
ツル性で上へ上へと伸びるので、支柱かネットが無いといけません。ツルは3m以上、8mまでになるので、支柱やネットではカバーできないなら、収穫を兼ねてまめに切りもどすようにします。
⚫︎半端なく茂るので、支柱やネットは丈夫なものを用意する。適当に貼ると倒壊する。それだけ繁茂がすごいです。

増やし方
種子から増やすこともできますし、挿し木でも、ムカゴという茎についたボコっとしたところを、春に土においているだけで発根して株が増えます。いくらでも増えます。
⚫︎ムカゴは少し土に埋めて、水を切らさないようにしていると発根しやすいです。
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管理場所・日当たり

日当たりのいいところで
日当たりのいいところで管理します。真夏の直射日光にも負けません。
冬は霜が当たると枯れますが、根塊が生きていればまた春には芽を出します。根塊が成長していれば、二年目の方が勢い良く生育します。
⚫︎真夏の非常に暑い時期は生育が鈍くなることがありますが、枯れることはありません。
⚫︎多少日差しが弱くても生育はします。

関東でも越冬可能?
関東なら戸外で越冬は可能とされます。関東以西では雑草化していますから、「熱帯植物で寒さに弱い」と言われてはいますが、結構寒さに強いはずです。関東でも南では地上部が枯れなかったという話もあります。でも、関東では基本的にプランター植えして室内に取り込む方が確実。何年かに一回来る、強い寒波で枯れます。
●土が凍結すると根まで枯れるので寒冷地は越冬できないとされる。ただし腐葉土などでマルチングして凍結を防げば問題ないのではないかと。一般的には寒冷地では冬は掘り上げて越冬させて、春に植える。
●土が凍結しなければ、雑草化する。
●株・球根を廃棄して「ムカゴ」で、来年育てることも出来る。

その他

収穫のコツ
ツルの先を摘芯して、脇芽を出させてやります。その脇芽の先の柔らかいところを積んで収穫します。
雑記
⚫︎まずは根から成長するので最初は勢いが無いが、一旦、茂り出すと勢いがすごい。よって二年目以降がすごい。
⚫︎すごい勢いで茂るので、収穫・摘芯・ツルの誘引が絶対に必要。
⚫︎つるの先を切っても、すぐ下から新芽ができて、横へとは広がらない。
⚫︎病気にはかからない。
⚫︎害虫にも強い。
⚫︎といっても多少は食べられる。あくまで食べられにくいよ、ということ。アブラムシも発生するし、青虫に食べられることもある。ただ他においしそうな葉があるとそちらを優先して食べる傾向が強い。
⚫︎茎やムカゴや根塊を食べることもできるが、「おいしい」のは葉。
⚫︎葉の収穫は葉っぱが肉厚になってウネウネとした状態になってからが良い。それ以前の若い葉はイマイチ。
⚫︎食感を楽しむもので、味は無い。
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特徴・由来・伝承


ツルムラサキの仲間。沖縄の野菜として知られています。別名がオカワカメ。オカワカメと呼ばれるのは食感がワカメに似ているから。ミネラルが豊富で葉っぱだけでなくツルや根も食べることもできる。またグリーンカーテンにも利用可能という話も。雲南という名前がついていますが、原産地は熱帯アメリカか熱帯アジア。
グリーンカーテンにはちょっと不足
雲南百薬は他のグリーンカーテン植物のようには脇芽が出ず、ただ上へ上へと登っていきます。また、葉っぱが小さいです。よって「日差しを避ける」というのはちょっと役不足。
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