コデマリ(小手毬・手毬花)

科名 | バラ科 |
属名 | シモツケ属 |
学名 | Spiraea cantoniensis |
別名 | 小手毬・手毬花 |
みずやり | 水を好む |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
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開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
コデマリの育て方


コデマリはバラ科シモツケ属の落葉低木。鉢植えには適さず、庭植えにする。日当りのいい場所が好ましいのですが、半日陰の場所でも、花を咲かせてくれます。また、乾燥に弱いということを考えると、西日が当たる日当りのいい場所に植えるよりも、半日陰が適していると思います。
ただしあまり日当りが悪いとカイガラムシが発生しやすくなります。
秋に翌年の花芽が出来ます。なので、秋以降に枝の剪定をすると、翌年全く花が付かなくなります。花の終わる5月~6月から夏までには剪定をしてください。
樹高150cm
まとめ
●コデマリはバラ科シモツケ属の落葉低木。
●必ず日当たりで栽培する。
●庭植えにするもので、庭植えにしたら自然雨で十分。ただし乾燥時期は水切れに注意。植え付け一年目の夏は水切れしやすいので注意。
●冬に肥料をやる。開花後に肥料をやる。
●剪定は開花後から7月までに行う。
●暑さ・寒さには強い。
●古い枝は開花しなくなるので、古い枝を落とし、新しい枝を残す。
●コデマリはバラ科シモツケ属の落葉低木。
●必ず日当たりで栽培する。
●庭植えにするもので、庭植えにしたら自然雨で十分。ただし乾燥時期は水切れに注意。植え付け一年目の夏は水切れしやすいので注意。
●冬に肥料をやる。開花後に肥料をやる。
●剪定は開花後から7月までに行う。
●暑さ・寒さには強い。
●古い枝は開花しなくなるので、古い枝を落とし、新しい枝を残す。
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コデマリの水やり

●植え付けした一年目のコデマリは根が広がり切っていないので水切れしやすい。気をつけて水をやってください。
コデマリの肥料
植え付け
植えつけ手順
株の増やし方

植え付け時期と同じ2月3月か、10月11月のどちらかに株を掘り出し株分けが可能です。ナイフで適当に割って、株を二つか三つにしてそれぞれ別に植えつけます。
●1株に枝が4本以上になるようにする。株が小さいと開花がしなかったり、鈍くなる。
●掘り返すのはかなり大変。挿木の方が楽。
●掘り返すのはかなり大変。挿木の方が楽。
株の増やし方②挿木
新しい枝を10cmほど切って、赤玉土小粒単用の苗床に挿木して日陰で乾燥しないように水やりしていると、一ヶ月か二ヶ月ほどで発根します。
管理場所
剪定(5月から7月)
剪定の時期

コデマリは秋(9月10月)に翌年の花芽ができます。なので剪定は開花後の5月から7月の間に行います。できれば開花直後に済ましてしまいましょう。秋以降に剪定(切り戻し)をするとその枝には春の開花はないです。
●花芽は植物の内部にできるもので目には見えない。
●コデマリは切り花としても流通しているので早めに切って切り花として楽しんでもいい。ただ枝を切って水をつけるだけでは水揚げできないので、枝をハンマーで砕いてから水につけるとよいです。
●一般的な樹木の剪定は落葉時期にするものだがコデマリは5月から7月の間。
●コデマリは切り花としても流通しているので早めに切って切り花として楽しんでもいい。ただ枝を切って水をつけるだけでは水揚げできないので、枝をハンマーで砕いてから水につけるとよいです。
●一般的な樹木の剪定は落葉時期にするものだがコデマリは5月から7月の間。
剪定手順

コデマリは開花後3年以上の枝は開花が鈍くなります。その代わりに株元から新しい枝が伸びてきます。剪定の目的の一つは古い枝を落とし、新しい枝を残すことです。古い枝は株元からバッサリと切ってしまいます。
剪定のもう一つの目的は樹形を整えること。邪魔なほどに伸びた枝を切ってしまいます。また、長く育った太い枝は上へと伸びてしまうため、そのままだと樹形が乱れがちです。太い枝は枝分かれしているところで切ってしまうと、新しく細い枝が出てきて全体が枝垂れたかっこいい樹形になります。もしくは長く育った枝は株元から切ってしまいます。
●根の量と枝の量は比例するため、古い枝を剪定することで新しい枝が出やすくなる。
●数年に一回、開花直後に全ての枝をバッサリと地際で切ってしまうといいですが、これをすると株全体が乱れやすい。
●数年に一回、開花直後に全ての枝をバッサリと地際で切ってしまうといいですが、これをすると株全体が乱れやすい。
病害虫

ウドンコ病が発生します。ウドンコ病は白い粉が吹く病気で、原因はカビ。原因菌はそこらへんに常在している。株が弱っていると発症しやすい。見つけ次第、病気の箇所を切除し、薬をまくが、株が元気だと発症しても回復する。
アブラムシ
アブラムシは枝葉について汁を吸う虫。特に新芽を狙う。枝が密生すると発生しやすいので剪定して風通しをよくするといい。数が少ないなら補殺する(テデトール)。大量に発生したら薬剤を散布して駆除する。
カイガラムシ
カイガラムシは枝葉にくっついて汁を吸う虫。成虫は動かず、ブラシなどで引き剥がすと落ちてそのまま死ぬ。成虫は殻に覆われていて薬剤が効きにくい(幼虫には効く)ので、期間を置いて何度も薬剤を散布する必要がある。枝が密生すると発生しやすいので剪定して風通しをよくするといい。
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