ユーフォルビア・ダイアモンドフロストの育て方

科名 | トウダイグサ科 |
属名 | ユーフォルビア属 |
学名 | Euphorbia hypericifolia ‘Inneuphe’ |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
スポンサーリンク
ユーフォルビア・ダイアモンドフロストとは?

茎が折れると白い汁が出て、コレに触れるとカブれ人が多いので、手入れをする場合は手袋をしてください。
冬は基本的には室内に取り込んでください。耐寒温度が5度なので、霜にあたらなければ戸外で越冬も可能です。
草丈30cm〜40cm
ダイアモンドフロストの八重品種のダイアモンドフィズやダイアモンドスターもあります。派手で存在感があります。
スポンサーリンク
水やり

ユーフォルビアなので見た目よりも乾燥に強く、多湿に弱いので、水をやりすぎると根が腐ったり、葉っぱがグズグズになったりします。
冬の水やり
冬に室内に取り込んで越冬させる場合、土が乾いて数日してから水をやります。土の表面が乾いてても土中に水が残っていることがあるので、できれば土壌水分計で計測してから水やりの判断をすると失敗が減ります。肥料

植え付け・植えかえ
時期・頻度
越冬したら春から秋に、ひとまわり大きな鉢に植え替えをします。可能であれば土を落とさないでひとまわり大きな鉢に植え替えますが、もう大きくできない場合は土を落として、同じ大きさの鉢に植え替えます。植え替えは毎年行うことになります。
用土

鉢植えの植え替え手順

新しく植え替える鉢の底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石(軽石)を3cmほど入れ、用土をその上に入れ、株を入れて、隙間に用土を詰めていって、最後にしっかりと水をやります。これで完成です。
挿木

発根したら鉢植えにしましょう。10月に挿木で保険をかけて、越冬させるといいです。

水揚げ…挿し穂の葉の先まで水を行き渡らせる作業
園芸用語

挿し木でなんでも増やせるけど、種苗法に注意!
園芸用語繁殖技術・コツと知識
管理場所・日当たり
ダイアモンドフロストは日光を好みますので、日当りのいい場所で管理します。春と秋は日当たりで管理します。見た目は繊細ですが、実は乾燥に強く頑健。秋は霜が降りる前に…最低気温が10度を切ったら早めに室内に取り込むか軒下に移動させましょう。
夏越し

猛暑になると「直射日光に強く、暑さに強い」はずのこのダイアモンドフロストも暖地では暑さに耐えられなかったという報告もあります。あまりに暑い場合は半日陰に移動させてください。
越冬
霜の降りない暖地であれば戸外で越冬可能です。霜が降りる地域ならば、室内で管理するか軒下で管理すれば越冬して春からまた花を咲かせてくれますが「絶対」ではなく、寒さで枯れることも多いですので、暖地以外では室内管理が無難です。基本的には寒さで枯れる一年草扱いにすることが多いです。開花時期を考えるとペチュニア系と同じ扱いですね。花ガラ摘み
花を絶え間なく咲かせたい場合は、しぼんだ花をコマメに摘んであげてください。花が終わると植物は種を作ろうとそちらに栄養を回し、次の花が咲きづらくなります。ユーフォルビアは切り口から白い汁が出ます。これに触れるとかぶれる人もいますので、作業の際は手袋を着用しましょう。
剪定・切り戻し

また、ダイアモンドフロストは切り戻しをしなくても枝分かれするのですが、ヒョロヒョロと伸びてしまうので、伸びすぎないように梅雨前か夏前に半分の高さに切り戻すと、蒸れ避けにもなりますし、小さくまとまって綺麗です。
病気・害虫
アブラムシ・ハダニが発生することがあります。薬剤を散布して駆除しましょう。対応の薬剤は以下のページを参考にしてください。
アブラムシの生態と防除と薬剤のまとめ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ

ハダニ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
特徴・由来・伝承
