ヒメノカリス(細蟹百合)の育て方

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ヒメノカリス(細蟹百合・スパイダーリリー)

ヒメノカリス
科名ヒガンバナ科
属名ヒメノカリス属
学名Hymenocallis
別名細蟹百合・スパイダーリリー
水やり水控え目
場所外の半日蔭
難易度上級者向け
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開花
植え
肥料

目次

  1. ヒメノカリスの育て方
  2. ヒメノカリスの仲間
  3. 水やり
  4. 肥料
  5. 植え替え・植え付け
  6. 管理場所
  7. 病害虫
  8. 花ガラ摘み
  9. SNSボタン・関連記事
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ヒメノカリスの育て方

文章の修正ヒメノカリスはヒガンバナ科球根植物のグループ。花の形状からスパイダーリリーと呼ばれます。和名の「細蟹百合(ササガニユリ・笹蟹百合)」の細蟹も蜘蛛のこと。ちなみにクリナム属・ヒガンバナ属(リコリス)もスパイダーリリーと呼ばれます。春に植え付けて、春に葉が出て(春出葉)、夏に開花します。秋以降は常緑のタイプと落葉タイプがあり、常緑のタイプは冬の寒さに弱くて冬は室内の日当たりで管理します。落葉するものは戸外で土が凍結しないならば地域によっては栽培可能。ヒガンバナ系の植物の中では栽培の難易度が高めです。
大きさ・草丈・樹高20cm〜100cm
まとめ
水やりは控えめに。
●春と秋は戸外の日当たりで。
●葉っぱがあるときは肥料を少量やる。
●常緑と落葉タイプがあり、常緑は寒さに弱い。
●夏の直射日光に葉焼けすることがある。遮光するか半日陰に。
●寒さには基本的には弱い。
●花が咲いてしぼんだら、種子ができる前に花茎の根元から切る。

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ヒメノカリスの仲間

文章の修正ヒメノカリス・スペキオサ(Hymenocallis speciosa)…常緑タイプで、一番流通している種類。花には香りがある。
ヒメノカリス・リトラーリス(Hymenocallis littorallis・リットラリスとも)…落葉タイプ。斑入り品種も流通しています。
ヒメノカリス・ハルシアナ(Hymenocallis harrisiana)…常緑タイプ。
ヒメノカリス・ナルキッシフローラ(Hymenocallis narcissiflora・カラティナ)
ヒメノカリス・カリバエア(Hymenocallis caribaea)…多分、常緑だと思う。

水やり

文章の修正鉢植えの場合は土が乾いていたら水をやります。水をやる時は鉢底から水が染み出すくらいにやります。乾燥気味の水やりにしますが、葉っぱがある時期は水を欲しがるので水をしっかりとやってください。水切れすると球根が太らず、生育せず、翌年の開花がなかったり、鈍くなります。
地上部がない時期は基本的には水やりをストップ(断水)します。

肥料

文章の修正葉っぱがあるうちは2週間に一回薄い液体肥料をやるか、1ヶ月に一回緩効性化成肥料を少量やります。肥料が多いと球根が腐りやすくなるので、様子を見て調節してください。

植え替え・植え付け

時期

文章の修正球根に地上部がない3月〜5月の最低気温が8度以上になったら植え付け・植え替えをします。植え替えの時に分球して株分けします。ヒメノカリスは多少、ギュウギュウの方が開花しやすく、植え替えると開花しづらくなります(根をいじると機嫌が悪くなる)。そこで植え替えは4年か5年に一回程度。庭植えの場合は基本的に植えっぱなしが理想だけど、冬の寒さで枯れるのであれば花と葉が枯れたあとに掘り上げて保存して、また春に植え付けます。

用土

文章の修正水はけの良い土を好みます。水はけの悪い土の場合は、赤玉土、川砂、日向土パーライトなどを混ぜて水はけをよくしてから植え付けます。
鉢植えの場合は一般的な培養土か、この培養土に軽石やパーライトを1割ほど足して使用するか、赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。

鉢植え

文章の修正ヒメノカリスは根が深いので、できるだけ深い鉢を用意します。7号鉢8号鉢に球根一個を植えます。鉢底に軽石を2cmほど入れて、用土を入れて、球根を中心に配置して、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。鉢植えの場合は球根の首が少し出るくらいの深さに植え、冬は室内に取り込みます。

庭植え

文章の修正庭植えの場合は、植え付けの2週間前に深さ20cm〜30cm掘り返して、苦土石灰を混ぜておきます。植え付けの1週間前に元の土に対して腐葉土を2割ほど足して用土とします。土が水はけが悪いと球根が腐ってしまうので、水はけが悪いなら軽石・日向土・川砂などを足して、水はけをよくしてから植えます。
株間は20cm〜30cm。5cm〜10cmの深さに植えます(寒さ対策のため)。

管理場所

文章の修正日当たりを好みます。半日陰でも育ちますが、日当たりの方が開花しやすいです。ただし真夏の直射日光には葉焼けしてしまいますので、夏は半日陰に移動させるか、寒冷紗などで遮光します。ヒメノカリスは葉っぱが次々と出てくるものではなく、葉っぱが葉焼けするとその分だけ球根が太りにくくなり、翌年の開花が鈍くなります。

常緑のタイプの耐寒温度は5度〜10度。暖地でも室内で管理した方がいい。落葉タイプは0度〜5度と少し寒さに強く、暖地であれば戸外で越冬可能。冬に腐葉土やワラを被せて霜が当たらないようにして、土が凍結しないようにして防寒すれば、中間地でも暖かいところでは越冬も可能です…が、強い寒波が来るとまずいので鉢植えで室内管理が無難。

病害虫

文章の修正毒性がありあんまり病害虫は発生しないんですが、ハマオモトヨトウスイセンハナアブが発生します。この虫たちは葉っぱの隙間から入って球根を食害します。地上に葉っぱがあると発生する可能性があるので、春から秋は特に注意します。

発生したら取り除くか、薬剤を散布して駆除します。前もってオルトランを散布しておくといいです。

花ガラ摘み

文章の修正来年の開花のために花は摘みましょう
花が終わったら花茎の根元から切ってしまいます。ヒメノカリスは花が萎んだ後は種子をつくろうとして、球根の栄養がそちらに取られます。すると球根が痩せて、翌年の開花が鈍くなります。

花を放置してると種子ができて、種子が発芽して新株ができることがあります。種子から開花まで4年前後かかります。
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