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バージニアストックの育て方

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バージニアストック
目次
バージニアストックの特徴は?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ・種蒔き
管理場所・日当たり
病気・害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
バージニアストックの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
バージニアストック
科名
アブラナ科
属名
マルコルミア属
学名
Malcolmia maritima
別名
ヒメアラセイトウ
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
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バージニアストックの特徴は?

バージニアストック:バージニアストックの特徴は?
バージニアストックはアブラナ科一年草。寒冷地以外では秋に種を撒き、春に花を咲かせ、花がしぼんだら枯れてしまいます。寒冷地では春に種を撒いて夏を越して秋に花を咲かせます。

秋まきの場合は4月〜5月に開花して、6月に種子が取れます。春まきの場合は9月〜10月に開花して11月に種子が取れます。取っておいてまた翌シーズンに種子を撒くか、種子を取らずに放置しておくと、環境が合えば、こぼれダネから翌シーズンに芽を出し、花を咲かせます。
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水やり

水は通常の植物同様に土が乾いたら水をやります。春以降気温が高くなってくると、高温多湿に弱いので、水を頻繁にやると蒸れて葉っぱが枯れこんできます。水やりを少し控え、葉っぱをむしって風通しをよくしましょう。

肥料

植え付けの際に培養土を使っていれば、すでに肥料が含まれているので、これで十分。追肥は必要ありません。

植え付け・植えかえ・種蒔き

時期

春か秋に種まきするか、同時期に苗が流通するのでこれを植え付けます。タネだと大量に苗ができるので、普通は苗を植えます。

バージニアストックは高温多湿に弱く、寒さに強いのですが土が凍るほどならば枯れてしまいます。土が凍るほど寒い地域で夏が涼しいならば春まきの方が楽です。土が凍るほど寒いのに夏も30度以上になって暑いなら、秋に撒いて土が凍らないようにワラを強いたり腐葉土を被せて防寒して冬越しさせましょう。

用土

水はけのよい土を好みます。市販の花と野菜の土(培養土)で植え付けをします。多湿が苦手なので培養土に1割ほどパーライトか川砂か軽石小粒を加えるといいです。

自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものに化成肥料を加えたものを使ってください。

種から育苗する

気温が15度〜20度になる4月前後か、10月前後に種まきをします。ビニールポットに栽培用土を入れ、タネをまき、その上に土をうっすら被せます。土が分厚いと発芽しないので、分厚くしないようにします。うっすら被せるのは、土に密着させ乾燥させないようにするためです。

あとは水をやって、明るい日陰で管理していると1週間〜2週間で発芽します。発芽したら間引いて、1ポットに1本だけにして、栽培します。

秋にまいた場合、本葉が4枚以下の幼苗のうちは霜にあたると枯れることもありますので、霜に当てないようにし、葉っぱが4枚以上になったら鉢や庭に植え付けて、日当たりでしっかりと育てていきましょう。
こぼれだねでも増えるくらいなので、神経質にすることはないです。

鉢植えの植え付けの手順は?

鉢なら5号〜6号に1苗、7号〜8号なら3苗を基準に植えます。プランターなら横に3つか4つの苗を植えます。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れます。苗の土は崩さず、根をいじらないで植えてください。隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。

庭植え・地植えの手順は?

深さ20cm〜30cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して3割か4割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。

穴に半分ほど土を戻して、株を入れます。苗の土は落とさず、根はいじらないで植えてください。隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
バージニアストックは根が横へと広がらず株も横に広がらないので、株間を空けていると花が咲いたときに疎(まば)らになります。植えるときは株との間をあまり空けないように…株間は15cmとします。

管理場所・日当たり

日光にしっかりと当てます。日光が少ないと花が少なくなります。

マイナス5度以下になり土が凍結すると枯れてしまいますので、凍結する地域は株元にマルチングをして凍結を防ぐか、室内に取り込んで凍結を防ぎます。もしくは、秋まきせず、春にタネをまくか、春に苗を植えるといいです。

夏の高温多湿が苦手で暖地では夏に枯れます。寒冷地で涼しいなら夏越ししますが、その他の地域は基本的には夏までは枯れるものです。とはいえ、暖地と中間地では春に開花してすでに種子を作って一年草としての役割を終えて、秋にこぼれダネが芽吹くものなので気にしないでいいです。

病気・害虫

灰色かび病
灰色のカビが生える病気。湿度が高いと発生しやすいので、風通しの良いところで管理するといいです。これが発生する頃(梅雨以降)には基本的にはバージニアストックの時期は終わっていると考えた方がいいです。
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アブラムシ
アブラムシが発生することがあります。前もってオルトランオンコルを使っておくといいです。
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コナガ
コナガの幼虫が食害することがあります。アファーム乳剤・オルトラン水和剤・オンコル粒剤1といった薬剤を使っておくといいです。

ハイマダラノメイガ
ハイマッダラノメイガが食害することがあります。オルトラン水和剤・モスビラン粒剤などで駆除しましょう。

特徴・由来・伝承

バージニアストック:特徴・由来・伝承
ストックに似ているのでストックと言う名前が付いていますが、ストックとは別属の別種。マルコミアという属名はイギリス種苗商マルコムから。
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アブラナ科

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