コーカサスキリンソウの育て方

科名 | ベンケイソウ科 |
属名 | セダム属 |
学名 | Sedum spurium 'Tricolor' |
耐寒 | マイナス5度 |
水やり | 乾かし気味に |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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コーカサスキリンソウの特徴は?
コーカサスキリンソウはベンケイソウ科セダム属(キリンソウ属)のコーカサス原産の多肉植物。赤と白の斑入りのトリカラー、斑入りのバリエガータがあります。カーペット状に広がり、生育は遅いが、暑さ・寒さに強くて、土質を選ばず、乾燥に強く、丈夫でローメンテナンスなのでグランドカバー・屋根の緑化・ロックガーデンによく利用されています。秋になると紅葉します。大きく育ってくると、蒸れやすくなり、根本から腐ってきます。大きく育ったら、株分けしたり、切り戻しをして小さくまとまるようにしましょう。
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庭植えの水やり

鉢植えの水やり

多肉植物系・サボテン系の水やりは初心者には意外と難しい…ムツカシイと言うよりはピンと来ないらしいです。水をやり忘れて枯れるということはほとんどないですから、葉っぱにシワがよってから水をやるという感じでも構いません。
夏の水やり
コーカサスキリンソウは夏の多湿に弱く、暑さで生育が止まります。夏に水をやりすぎると蒸れて腐ってきます。土がカラカラに乾いてから水をやります。少し水を控えるか、切り戻しをしてムレを防ぎます。葉っぱに水をかけないようにすると蒸れはかなり防げます。
冬の水やり

肥料
肥料はあまり必要としていません。肥料が多いと根腐れする原因となったり、徒長することもあります。あまりに生育が悪かったり、肥料成分が不足して葉っぱが黄色くなるようなら、薄い液体肥料を春(4月〜5月)と秋(9月〜10月)に2週間に一回やります。植え付け・植え替え
時期・頻度
生育する時期の春(3月〜4月)か秋(9月〜10月)に植え替えをします。根詰まりをしたら植え替えをします。毎年植え替えることになります。用土

植え替えの手順

このときに株分も可能で、大株になると夏に蒸れやすいので、株分して小さくまとめるといいです。
ひとまわり大きな鉢か同じ大きさの鉢を用意し、鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、鉢底石(軽石)を3cm〜4cmほど入れて、用土を入れて、株を入れます。必ず新しい土で植え替えてください。そのまま水をやらずに1週間ほど日陰で養生してから、水やりを再開し、徐々に日当たりに戻します。
挿木
挿し木で簡単に増えます。生育時期の春(4月前後)か秋(9月〜10月)に、切った枝の切り口を日陰で乾燥させてから土に挿して、水やらずに明るい日陰で管理します。すると根が出てきていくらでも増えます。そこまで神経質にならなくても、切ってすぐに土に挿していても何本かは根付きます。挿木の用土はバーミキュライトがいいです。
管理場所・日当たり
コーカサスキリンソウは春・秋に生育するので春と秋は戸外の日当たりで、しっかりと日光に当てましょう。春・秋に日光に当てて肥料をやって、しっかりと生育させることで、冬越しの確率があがります。夏越し
高温には強いのですが、日本の夏の特徴である「多湿」には弱いです。夏は切り戻しをして風通しをよくし、水やりを控えるなどして多湿対策が必要です。越冬
コーカサスキリンソウは寒さに強く、霜や雪に当たっても枯れません。あまりに寒いと落葉し地上部がなくなりますが春にはまた芽吹きます。土が凍結するほどだと根が枯死することがあります。剪定・切り戻し
徒長したり、伸びすぎたら、半分ほどに切り戻すといいです。できれば春(3月〜5月)、秋(9月〜10月)の生育時期に切り戻すと、回復しやすいです。コーカサスキリンソウは強いのですがグランドカバーとしては生育が遅いので、この切った枝で、挿木して株を増やすといいです。病気・害虫
コナジラミ・アブラムシなどが発生。コナジラミで枯れるというよりは二次被害のスス病で黒くなってしまうので、早めにコナジラミ・アブラムシを駆除しましょう。前もってオルトランを使っておくと大体は発生しないです。特徴・由来・伝承
