トウテイラン(洞庭藍/ベロニカ・オルナータ)の育て方…増やし方は挿し木で

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トウテイラン
最終更新
植物名
トウテイラン
科名
ゴマノハグサ科
属名
ルリトラノオ属
学名
Veronica ornata
別名
洞庭藍、ベロニカ・オルナータ、秋咲きベロニカ
耐寒
マイナス20度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
トウテイランの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。
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トウテイランの特徴は?

トウテイラン(洞庭藍)は日本の近畿〜山陰に自生するゴマノハグサ科クワガタソウ属ベロニカ属)の耐寒性宿根草。自生地は京都、兵庫、鳥取の各県の日本海側の海岸地帯と隠岐島。鳥取県の日本海側海岸と言うと相当寒い場所です。豪雪地帯です。そういうところでも育つ植物です。珍しいので乱獲と土地開発で自生地は減っています。

秋に咲くベロニカ。葉っぱには小さな毛が生えていて銀色に見えるのが特徴。シルバーリーフと花との兼ね合いが美しいです。花だけでなくカラーリーフとしても優秀。

冬は地上部が枯れますが、寒さにも暑さにも強い育てやすい植物です。寒さに強くて毎年咲く、となると市場に流通しません。ネットショップで買ったほうが確実です。
草丈最大で50cm
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庭植えの水やり

トウテイラン:庭植えの水やり
庭植えの場合は自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。夏にあまりに乾燥するようならば水をやってください。

鉢植えの水やり

トウテイラン:鉢植えの水やり
過湿に弱いというほどではないですが、乾燥には強い方ですから、水は控えめにしましょう。土が乾いてから水をやるという一般的な植物への水やりで十分です。ずっと土が濡れている状態が続くと根腐れしまうので注意。鉢植えにした場合は水やりの前に土を触ってみて、濡れているようなら水やりはしません。

冬の水やり

冬は地上部がなくなり、生育が止まります。冬の鉢植えの水やりは控えめにしてください。土が乾いてから数日たって水やりをします。でも完全に水やりを切らないように。鉢植えにしていると地上部が一切ないので水やりは忘れがち。

肥料

春(3月4月)と花後(10月11月)に緩効性化成肥料を株元にパラパラまいて、水をやります。水をやらないと肥料は溶け出さず、吸収されません。

植え付け・植えかえ

時期

植え付け・植え替えは活動が鈍い冬(10月〜3月)に行う。

鉢植えの場合は二年に一回は植え替えをします。鉢底から根っこが出ていたら植え替えをしましょう。
成長している春から秋に植え付けをすると生育不良を起こすが、土を落とさず、根をいじらないで植え替えをすれば、その時期でも植え替えも可能。

用土

トウテイラン:用土
土は一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土小粒7腐葉土3を混ぜたものを使います。

庭植えにする場合は、土に堆肥か腐葉土を3割ほど混ぜておくと生育が良いです。水はけが悪いと夏に消えてしまいます。土が粘土質だったり、水はけが悪いなら、鹿沼土小粒、川砂、軽石小粒を入れて水はけをよくしてから植えるといいです。

鉢植え

植え替えは新芽が動き始める冬の間にします。このときなら株分けも可能です。

鉢底の穴に鉢底ネット(鉢底網)をしいて、その上に鉢底石(軽石)を2cmか3cmほど敷いて、用土を入れて株を入れて、隙間に土を詰めていき、最後に水をやって完成です。網も軽石もホームセンターで売ってます。

植え替えは、冬の間であれば土を落としてもいいですが、新芽が動き始める春以降にどうにも植え替えをするのであれば、根をいじらないように、土を崩さないようにして植え替えをします。

庭植え・地植え

トウテイラン:庭植え・地植え
庭に深さ30cm、直径30cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥のどちらかを庭土に対して3割ほど足して、緩効性化成肥料も説明書きの規定量を足して混ぜまて用土とします。穴に半分の用土を戻し、株を入れて、隙間に土を入れて、植え付けていきます。最後に水をしっかりとやって完成です。

複数の株を植える場合は株同士は30cm〜40cm空けて植えましょう。

植え付けは根が動く前がベター。春以降に植え付けるならば根を崩さず、土を落とさないようにする。
水はけが悪いなら鹿沼土小粒、川砂、軽石小粒を入れて水はけをよくするか、レイズドベッドにします。レイズドベッドといってもレンガや板で、10cm〜15cmほど上げておくだけで十分、夏越しの確率が上がります。

管理場所・日当たり

日当たりを好み、日当たりの良いところに植えます。半日陰でも育ち、開花する。鉢植えの場合も日当たりで管理します。冬の寒さには強い。

夏越し

逆に夏の暑さに若干弱いです。中間地では問題ないですが、暖地だと暑さで枯れるかもしれません。夏は半日陰に移動させてください。もしくは最初から半日陰で育てるといいです。

越冬

耐寒温度はマイナス20度とかなり、寒さに強い。地上部は枯れます。防寒は不要です。

摘芯

5月に新芽を摘んで摘芯してやると、脇芽が出て、夏以降の花の量が多くなるので是非やってください。

摘芯をしなくても花がしっかりと咲きますが、摘芯しないと草丈が大きくなり、台風の時に折れてしまいます。摘芯することで花数も増えるので、しておいて損はありません。摘芯は五月中にすると、花数が増えます。

挿し木で増やす

トウテイランは頑健な植物であまり保険をかける意味はありませんが、複数株欲しいこともありますし、夏に消えることもあります。

摘芯した枝を5cm〜8cmほど取って、切り口側の葉っぱを取り除き、2枚か3枚残し、切り口に発根剤を塗って、ポットに挿し木用土を入れて、その土に挿して、乾燥しないように明るい日影で管理していると2週間〜4週間ほどで発根し、株を増やすことは可能です。
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冬の剪定

冬に入って地上部が枯れたら、地際から地上部を刈り取ります。

病害虫

ハダニカイガラムシアブラムシが発生します。オルトランを撒いておけば予防できます。

特徴・由来・伝承

花のトウテイランの「トウテイ」は中国の洞庭湖の湖面の色が由来。「ラン」とありますが、蘭ではなくゴマハグサ科――というかこの「ラン」は「藍」と書きます。「藍色(アイイロ)」というようにこの「ラン」は「青い」という意味合いです。

最後に…

トウテイランは育てやすい宿根草なので、あんまり店舗(花屋・ホームセンター)には流通しにくい植物です。購入するならネットショップで買った方がいいです。
流通しない理由については毎年咲く花は花屋さんが売らない?を参考にしてください。

ぱっと見は全然違いますが、ベロニカの仲間です。他のベロニカについてはベロニカ属を参考にしてください。
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寒さに強い宿根草シルバーリーフ

ゴマノハグサ科

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