モンステラ・ミニマの育て方

モンステラ・ミニマの特徴は？
水やり
肥料
植え替え
管理場所・日当たり
病気・害虫
最後に…
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学名などの基礎データ

x最終更新2023-05-04

植物名: モンステラ・ミニマ
科名: サトイモ科
属名: ホウライショウ属
学名: Monstera minima
水やり: 水控え目
場所: 室内
難易度: 中級者向け

モンステラ・ミニマの特徴は？

モンステラ・ミニマはヒメモンステラとしてよく流通している植物。葉っぱが小さく、最初から葉っぱに切れ込みが入っていて、小さくまとまるので園芸植物として結構流通している。

モンステラ・ミニマは実はモンステラじゃないということになって、モンステラ属ではなくヒメハブカズラ属（ラフィドフォラ属）のラフィドフォラ・テトラスペルマと名前が変わっている（細かいことを言えばね）。分類上はそうだけど、消費者にとっては今でも「モンステラ・ミニマ」として流通していることが多い。

水やり

鉢植えの土が乾いていたら鉢底から水が出るくらいにしっかりと水をやります。土が乾くまでは水やりをしないようにします。

成長時期（5月〜9月）に吸い上げて余った水を葉先から排出して、鉢の周囲がビショビショになっていることがあります。病気じゃないので気にしないでいいのですが、畳・カーペット家具などが汚れるので、注意してください。

冬は寒さで活動が止まるので、土が乾いてから数日経って水をやります。土の表面が乾いていても、内部には水が残っていて、そのまま乾き切らずに水をやっていると冬に根腐れします。よくわからない場合は、土壌水分計で計測して判断すると失敗が減らせます。

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より詳細な水やりのコツは以下のページを参考にしてください。

モンステラの季節ごとの水やりのコツ

モンステラ栽培季節ごとの水やりについて

葉水

モンステラ・ミニマは湿度の高い環境を好みますので、年間を通して土への水やりとは別に、葉っぱに霧吹きで水をかけてやるといいです。これを葉水と言います。葉っぱに水をかけることで生育がよくなり、葉裏に水をかけることでハダニ予防にもなります。

肥料

5月〜10月あたりの生育する時期に肥料をやるとよく生育します。1ヶ月に一回化成肥料か、2週に1回液体肥料をやります。肥料をやると大きくなります。大きくなると邪魔なら控えましょう。

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植え替え

時期

生育の初期段階である5月から7月に植え替えを行います。根が鉢の底の穴から出ている場合は、根詰まりの可能性が高いため、植え替えを考えましょう。ただ、受け皿に水が溜まっていると、鉢底の穴から根がチョロっと出やすいので、総合的に判断するようにしましょう。

一般的に、2年から3年ごとに植え替えを行うのが良いでしょう。成長するにつれて根が広がり、鉢の容量が不足するため、定期的な植え替えが必要ですし、土が劣化して泥になって水切れ、根腐れしやすくなります。

用土

観葉植物の土で植え替えをします。一般的な培養土には腐葉土が入っていて、匂いがして、室内管理する場合は適さないので、観葉植物の土を利用しましょう。自作する場合は赤玉土6調整済みピートモス2パーライト2を混ぜたものを使います。

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鉢植え

鉢から出して、土を3分の1ほど落とし、古い傷んで変色した根を切って整理します。

新しい鉢の底の水が抜ける穴をネットで塞いで、その上に鉢底石（軽石）を3ｃｍ〜4ｃｍ入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れていきます。植え替え後に水をやらず、そのまま2週間は日陰で管理して養生させます。2週間後に普段の管理場所に戻して、水をやります。

植え替えの様子の詳細は以下のページを参考にしてください。

ユーザーさんによるモンステラ植え替えと挿し木の画像

投稿コラム

管理場所・日当たり

室内の明るいところで管理します。強い日光に当たると葉焼けしてしまいます。葉焼けとは強い日光で葉緑素が抜けることで、葉焼けした箇所は回復しません。窓辺でカーテン越しの日光に当てましょう。

ただし、夏はカーテンで遮光しても葉焼けするので、窓から離し、部屋の日光のあたらないけど「明るい場所」で管理します。もしくは戸外の日陰で管理します。

越冬

耐寒温度は5度。植物は水やりを控え、体液を濃くすることで寒さに強くなります。水やりを控えた状態で5度です。水やりを控え、必ず室内で管理します。霜に当たると枯れます。

5度というのは昼間に暖房がかかっている部屋だと、暖房が切っても下回らない温度です。リビングなどの昼間に人が生活する場所で管理します。

暖房の風による乾燥に非常に敏感です。暖房の風が直接当たると、乾燥して枯れてしまいます。そのため、暖房の風を避け、植物に直接当てないようにしましょう。

より詳細な越冬のコツについてはモンステラの置き場所と越冬のコツを参考にしてください。